四輪駆動車/HIACE/Jimny

2023年8月25日 (金)

ハイエースで車中泊

わたしのクルマ選びのポイントは「四駆であること」と共に「クルマの中で寝られること」で50年間過ごしてきた。もちろんテント泊も大好きなのだが、登山口駐車場に夜着いてそれからテントを張る気も起きず、雨の心配があったり獣の気配がしたりで、キャンプ場で数日以上滞在する時を除けば車中泊で過ごすのが当たり前となってしまった。
最近は道の駅で車中泊して旅行するのが流行になっているが、わたしの場合はそんな旅行は想定外でもっと遙かに野趣あふるるものである。(もっとも4月の北海道北部の旅行はあたりには雪が残り、除雪してあるのは道の駅位しかなかった)
さて、近年はというといろんな情報が入ってきているのでマイナーなキャンプ場に行くことがほとんどだ。具体的には「8月の土日でも他に誰も利用客がいないキャンプ場」という静けさこの上ないひなびたキャンプ場のこと。
さらに、わたしたちはこのようなキャンプ場に入るがキャンプが目的ではなくあくまでも他に目的を持ってそれの地に便利なキャンプ場である必要がある。たとえば近くに豊富な山野草が咲く山があるとかが条件となる。
今回は毎年この時季開催される[木曽音楽祭]を聞きに来たこと(もう10年以上もコロナ禍以外毎年通っている)。Img_3413 Img_3414 Img_3367
白樺林のなか、キャンプ場貸し切りでアマティは放し飼い。こんな好条件は全国探してもなかなかない!...
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この区割りの隣が元はテニスコートが6面あったのだが、その半分を潰してドッグランになっている。この広大なドッグランも貸し切り。たまに村の飼い犬や別荘地の飼い犬が利用にやってくる。
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この夏、日本は異常な暑さに襲われ熱中症が多発していた。その中、わたしは羽毛のジャケットを着て寒さをしのいでいる。晩夜朝の冷え込みはやっと暑さに順応してきたわが身には堪える。
その次の写真は木々が生い茂りせっかくの日光が地表まで届かない。もちろん月の光も星の光も届かないのも残念だが・・・Img_3404Img_3424

金曜日に着いたキャンプ場は夕方管理人さんも帰り貸し切りだった。でも「明日の土曜日は混むだろうな」と思っていたのだが実は翌土曜日の夜になっても同じく貸し切りとなった。
以前は予約無しでくるなんて考えられないほど混んでいたこのキャンプ場。ここでテント泊して木曽音楽祭に通っていた人も何人か居た。それを思うとさみしいが、わたし達にとってはなんと好都合なことか!...
するとある情報がもたらされた。近所に無料のキャンプ場がオープンしたというのだ。ここからクルマで20分程登るとスキー場跡があるのだが、その前の駐車場(いくつもある)にぎっしりキャンパーがひしめいていた。
当初は無料だからこんなに混んでいるんだと考えた。しかし、それを言うなら富士宮市麓の「ふもとっぱらキャンプ場」は有料なのにあれだけ人もクルマも集まる説明が付かない(富士山という付加価値はあるものの、こちらもすばらしい景色だし標高も高いから涼しい)。もしかしたら若者たちは人が集まる所に行きたがる習性があるのやもしれぬ・・・ (写真は土曜の朝撮ったもの。日曜の朝はさらに増えたと思われる) なんとも不思議な光景を見たものだ!
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2023年8月18日 (金)

自動車免許証更新用認知機能検査と実技試験

さて、自動車運転免許証の書き換えのために認知症検査と実技試験を受けねばならなかった。
わたしは認知症検査は幾度となく受けたことがあるが、この検査、およそ実りの無い腹が立つ検査ばかりである。
周りの人は普段のわたしの言動を知ってかさかんに予備学習を進めるが、こういう実りの無い勉強はどうも性に合わないから始末が悪い。たとえこの試験に落ちたとしても、わたしは専門医の診察を受け認知症では無いことを確認しているので、いざというときはこの手があると思うのである。しかしそれでもわたしを認知症だというならしかたない、免許証を返納するしかないが不便だろ〜な〜・・・

さて、結果は個人的に封筒が渡され次のような書類が入っていた。[「認知症のおそれがある」基準には該当しません]が結果なのだが、わたしにはこの文章は理解できない。受かったのか落ちたのかはっきり書いてくれないと意味が分からない。さらに四角の中には[今回の結果は,記憶力、判断力の低下がないことを意味するものではありません]???なんだ⁈Img_20230818_0001_20230818184901

受からなかった人は別室に連れて行かれたので、どうやらわたしは合格になったようだ。すると、次は実技検査。なぜかわたしはいきなりトップバッターとなってしまったがこれはいつも通りやれば問題ない。なぜか試験官は最初から最後までわたしの運転を誉めっぱなしで「チェックの入れようがない」と何度もつぶやいていた。なんでも車線を変更するときにサイドミラーを覗いていたのをえらく誉められたが「えっ、そんなことしない人が居るの?」「それヤバいじゃん!・・・」 段差乗り超え?はわたしの得意とする所で、誉められても「当然でしょ」って感じ。
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とにかくこれで認知症も実技もクリアしたようなので、あとは視力だ‼ さて、これはすんなりは行かないかもしれない。困ったものだ、どうしよう!最後は眼鏡という手が残っているが・・・

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2023年7月28日 (金)

涼しい所で一息...

毎年1年でもっとも暑いこの時期、南志賀のキャンプ場に訪れて涼を楽しむのがわが家族のルーティーンとなって10年以上となっている。
それにはこのひなびたキャンプ場が必要で、わたし達はこの丘の一番テッペンに陣取る(四駆でないと登れない)。標高1500m。
案の定土曜日こそキャンパーが押し寄せたものの、他の日は誰もいない貸し切り状態。
わたし達のキャンプの流儀はスクリーンテント(屋根だけあって四方は網戸のテント)に生活空間を移し、寝るのはテントでは無く車中泊(1週間以上滞在または熊や野生動物の危険の無い場所ではテント泊)で過ごす。この場所もほとんど熊の巣の中と言ってもいい。Img_3068 Img_3025 Img_3112 Img_3072
コンビニもスーパーも無い所なので食事は極めて質素でバーベキューなど一切やらない。氷も買えない所なのでクーラーボックスも空である。ただし、この辺りは秋は松茸の産地なので地産物売店で手に入った場合はフライパンで焼いたりするが・・・このときが唯一の贅沢!...

夕食を食べ終わると急に暗くなり寒くなる。昼間でも23~4℃なのが20℃まで冷えるから長袖長ズボンに着替えて火をおこしたき火の準備。Img_9810-2

アマティはリードを放たれ好き勝手に走り回っている。
よく見ると四肢浮いてるように見える。この瞬間が撮れたのは初めてだ!...
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久しぶりに完全に四肢浮いた写真が撮れたぞ・・・最近なかなかこんな写真が撮れなかったが11歳半のアマティではこれが見納めかもしれない位きれいに浮いている! アマティもそれほど心が弾んでいるんだろうな!
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2023年6月13日 (火)

泥エース

スキー以外でこんなにクルマが汚れたのは初めてかも・・・
雨は降っていたけど普通はこんなには汚れないですよね...
甲斐犬の故郷川上村のレタス畑の中の道をどこまでもどこまでも走っているとき、ちょっとイヤは気はしました。舗装道路なんだけど大型のトラクターがアチコチへと移動していたので、土が舗装路上に流れ込んでいたのです。
したら案の定ホワイトパールの愛車はご覧の通り。
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翌日は伊東に行くので忙しい中洗車に行ってきました。したらまた雨です。新東名・伊豆縦貫道・麓路場峠など走ってきましたけど、全然汚れていません。

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2023年4月25日 (火)

車中泊仕様

最近、近所に出かけるときはジムニーで済ませているので,ハイエースは旅行の時にしか使わなくなった。
今回も7時間以上かかる行程なのでいつどこでも寝られる体勢を作って出発。ベットの下はいつものように生活用品一式収まる。支度中、アマティはすでに自分の座席を占拠しているのが見える。
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ちょうど寒波が来たこともあり極寒用の寝袋を用意した。安眠温度は-15℃という優れもの。もちろん熱いときはチャックを開ければ涼しくなるので困ることはない。
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アマティは自分の指定席ですでに寝ている。かのように思えたが右目を微かに開けわたし達を観察している。Photo_20230427163801

どこかのSAで車中泊するつもりだったのだが、以外と早く着きそうなことと、上越で一旦下車して寿司を食べしっかり休んで再び新潟に向けて走り出したので途中で寝る機会を失い7時半に新潟港に着いてしまった。すでに最終便は出航した後だったので,港の駐車場で寝ることになった。

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2023年2月11日 (土)

雪上ジムニー

ジムニーに乗り出して2年経つのに,未だに雪の上をまともに走ったことがない。昨日から静岡の山間部に雪が降り続いたとのニュースから、シメタ、雪上ドライブだ!...と飛び出した。
ハイエースはスタッドレスを履きLSDを装備しているがノーマルタイヤのジムニーはこんな機会がなかったのだ。しかし、考えてみれば50年近い4WD生活でスタッドレスタイヤを履いたのはハイエースに乗り出した15年に過ぎない。以前はスノードライブはよくやったがノーマルにチェンで走り回っていた。スキー場まではほとんどというか一度もチェンは必要としなかった。そんなテクニックを身につけていた。反面雪中キャンプの折、4輪にチェンをまいてもクリアできなかった場所も何カ所か記憶に残っている。
だからこのジムニーもチェンを持参して出かけた。
しかし、念のため時間を遅めにし、雪が緩むこと・除雪作業が終わっていることを狙っての出発。
富士見峠まではまあまあの雪だったが、井川湖側はかなりの積雪だった。主要道路はもくろみ通り除雪は完了していた。目的地は笹山だったが、ひょんなことからある男の隠れ家に行くことになったがこれもラッキーな出来事だった。

写真は傘張峠。実は朝はかなり積雪があったのだが写真が撮れず、帰りに撮ったらほとんどなくなっていた。しかし、誰かが走った後はなかった。Img_1019 Img_1026 Img_1021
写真は富士見峠からの南アルプス。左が聖岳で右が赤石岳。
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除雪していない林道に入ったのだが、登り坂はさすがに難儀した。このクルマは電子制御のLSDが付いているはずだがそれがまったく作動しない。こんな坂道が上れないとはおかしいなおかしいなと思いながら家に帰ってマニュアルを見たらなんだ、H4WDでは作動せずL4WDにしなければならなかったのだ。これだから電子制御のクルマはキライだ。機械式ならこんなとこは登れぬはずがないのに。
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除雪が済み雪が緩んだ林道は快適に走ることが出来る。
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2023年1月22日 (日)

三菱・ランサーエボリューション

今のクルマはどのクルマも個性がなくなり面白くない。今から30年前は色々なクルマがありそれはそれは見ているだけでも楽しかったものだ。わたしはスピードの世界に憧れつつも,こんなクルマに乗ったらわたしの性格ではきっと事故死すると思って45年前から四駆の世界にどっぷり浸かりディーゼルエンジンの面白さにうつつを抜かして富士山の林道を走り回っていたものだ(その後富士山の林道は全てゲートが出来てしまった)。
そんな四駆ライフが今も続いているのだが、今日、急に友人の17年前から大事にしているランサーエボルーションワゴンを運転することになった。バリバリにチューンナップされいつでもレースに出られる状態になっているランエボワゴンはとんでもないクルマだった。アクセルを踏むとヴァウーと走り出しブレーキを踏むとヒューと減速する。こうなると車線変更は波乗りするように軽快に走る。やいやい、これはヤバイ!...デモデモ、ヒィエ〜面白い。四十数年前方向を誤ったかな?と一瞬思ったが,やはりわたしには鈍くさいディーゼルエンジン車の方が似合うわい。
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こんなモンスターマシンを運転できた友達に感謝。2度とない記念にインパネを撮らせて貰った。
ところで、スポーツカーは皆そうなんだが、乗り降りがバカ大変。わたしと同じレカロのシートなのだが、車高が低い分足の出し入れがとてつもなく大変。特に神経痛で足を病んでいるわたしには乗り降りの作業は地獄だ。その点ハイエースのレカロは車高が高いので足を伸ばしたまま乗り降りできるからなんの不便もない。あぁ、やはりこの世界でよかった・・・

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2022年11月 3日 (木)

ウチのジムニー

キネティックイエローのJimnyが「ステキなところを走っているなぁ」と思って見ていたらなんと我が家のJimnyだった。11/3大谷崩れに行ったときの後ろ姿を仲間に撮られていたのだ。
本来はこの色のJimnyを「新緑のど真ん中に乗って行ったら似合うだろうなぁ」と思いつつ3月末に契約したのだったが、1年半経過の10月に納車され「あれれ?紅葉の方が似合うかもしれない」と思い直したものだった。
そんな訳でもう丸2年経つが、写真のような自分が乗っている姿は初めて見るものである。大変気に入った写真なのでさっそく頂いてブログにアップしておく。
しいて言うなら「この林道が未舗装のデコボコ道だったならな〜」さらにこのジムニーは生き生きするだろうにな!...20221106-220521

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2022年10月22日 (土)

駿河湾フェリー

駿河湾フェリーは現在利用者が少なく財政危機に陥り、無くなってしまうかもしれません。わたしら老人にとっては大変助かる交通手段なので、ぜひ皆さんにも利用して頂きたいな。
今はクルマもヒトも半額セールを行っています。
半額で乗れたときは朝のお弁当を食べやすいので特等席のオーシャンビュー(500円)に向かいます。ところがどうでしょう、利用者はわたし達以外は0で貸し切りでした。
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オーシャンビューの真ん中の特別シートからは富士山が見えています。
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航行中も左の窓から富士山が・・・
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始発の朝7時45分に出航し、最終便の17:40出航。帰りには富士山も見えないしお弁当もないので一般席で充分。
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オマケは西伊豆をドライブ中に見た富士山。
この富士山の角度はすばらしいですねぇ!
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2022年10月16日 (日)

エンジンがかからない‼

昨夜、友達に「オレのクルマのバッテリーは8年間15万キロ走ってもまだ元気だよ」と自慢していた。所が今朝、出かけようとしてエンジンをかけたらカタカタカタと音がしてエンジンがかからない。「エッ」と思ってクラクションを鳴らしたら「フワ〜ン」と情けない響きしかない。「やられた、バッテリー上がりだ」
わたしはクルマのバッテリー(クルマに限らず)には普段から並々ならぬ注意を払っており,今までエンジンがかからなくなるような不始末は50年来したことがない。すなわり、押しかけ時代にはバッテリーが上がっても家族でなんとかなったのでさほど気にもしていなかったが、ランクルのディーゼルエンジンになって以来バッテリー管理はそれなりに気を使っているからだ(バッテリーケーブルは今でもクルマに入っている)。毎年の車検の際、バッテリー診断もして貰っている。
そんな訳で、クルマのバッテリー上がりはほぼ体験したことがないからバッテリー交換の経験もあまりない。直近のバッテリー交換は9年前(2013)1代目ハイエース(II)6年目走行距離15万キロオーバー時点でバッテリー機能が低下して交換。そして今回(ハイエースIV)8年目15万キロ5千オーバーでバッテリーが死んだ。
先代ハイエースは月に2000キロ年に2.5万キロ走っていたが、現ハイエースはコロナ禍以来走行距離がめっきり減り体調も思わしくなく長距離乗ることも無くなった。また、新ジムニーが楽しくて近距離はほとんどジムニーで済ませていた。したがって、今回は2週間ぶりにハイエースを引っ張り出そうとしての矢先の出来事なのだ。
いきなり出鼻をくじかれたが、甥にバッテリーの注文をお願いしジムニーで高速道路を忍野村に向かい山登りをした後、家に帰える。夜になって甥がバッテリーを調達してくれその場で交換作業。わたしは手伝いというか懐中電灯で照明係。なんせ、ハイエースのバッテリーはバカ大きくバカ重い。持ち上げて据え付けるなんて作業は腰痛持ちのわたしには到底出来ない。写真①のようにエンジンルームの一番奥の手が届かないところに設置する。
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ハイエースのディーゼルは同じ大きさのバッテリーを2台並列につないでいる。2台目バッテリーは運転席の座席の下側で、これも手が入りにくい不便なところにあるから、大変な作業となる。
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2014/12に納車された2代目ハイエースは8年、走行距離155287kmでバッテリー交換
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バッテリーの設置を終えエンジンキーを回すとセルモーターが力強く回りディーゼルのたくましいエンジン音が響く。「ヤッター」と安堵。やれやれと思ったところで時計が狂ってる。これは想定済みだが、あれ?カーナビが作動しない。パスワードを入力するよう指示される。「エッ、そんなこと聞いてない」と思いながらも8年前の控えを探すがカーナビのPWはどこにも記していない。何度も挑戦するとロックがかかってしまうのが怖くて翌日ディーラーに連絡してセキュリティーの解除を申し出、処理して貰うことになった。
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【教訓】
①バッテリーは完全に放電させてはいけない ②1週間以上クルマを放置してはいけない ③カーナビの暗証番号は控えておくこと
でも、2台ともそうだが、6〜8年間しかも15万キロ以上バッテリーを持たせたことは自慢に値することだろう。

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