“こだわり”特集

2023年12月 6日 (水)

今日の富士山 ー谷津山ー

お昼を食べておなか一杯になり、コタツでウトウトしてハッと目が覚めたら「こんなお天気がいいのにコタツでグタグタしていてはいけない」と天の声が聞こえてきた。

妻とアマティをたたき起こして「谷津山に富士山を見に行くぞ〜」と出かけたのが14時。16時半には来客があるのであまりのんびりはできない。
今日は周遊コースを取らないで直登コースのピストンとする。
慌てて家を飛び出したので着の身着のまま、ヒートテックの極暖シャツを着ていたのがいけなかった、暑い暑い!... 結局自宅から40分で山頂に立った。

古墳神社大権現でアマティには狛犬になって貰って直で富士山のビューポイントに・・・ 見事な富士山だ!Dsc04998

うれしいですね、祠前の広場(柚木登山道口)は落ち葉がきれいに掃き清められていた。ご苦労様。Dsc04991

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2023年12月 2日 (土)

年度末

職を失った喜びから毎日毎日朝起きてお天気の具合を確認して一日の行動を決めて飛び回っていた自分が、80を目前にしてそれができないでイライラしている。
それもそのはずこの2〜3ヶ月、分刻みとは言わないが時間刻みで行動しているのが予定表を見て驚いた。このあいだまで「毎日日曜日」とうそぶいていたわたしはどこに行ったの?
毎日楽しみにしている[相棒]のビデオを見る暇もなくHDの中にたまってしまった。疲れた日はたっぷりお昼寝してさらに夜もしっかり寝ていたあの頃はどこに行ってしまったの?この時季は各地の蓄積した紅葉見頃データから殆ど毎週行き先が決まっていた時間的余裕はどこに行ってしまったの?

この予定表を見ると面白いことに気付く。土、日、月に殆ど予定が入ってないことだ。
日曜日に用事を入れないのは小学校入学(1950)以来の習慣、もっと遡れば教師をしていた父が日曜日にわたしと遊んでくれた習慣以来のことだろう。
では土曜日はどうだろう。土曜日が休日になった(1990)のは(週休2日)わたしの在職中は18年間だけである。だからそんなに昔のことではない。しかし今ではわたしの体内時計は週休2日が染みついてしまった。それが「毎日日曜日」となった今でも「土日には何も入れない」ことが原則になってしまったようだ。
さらに月曜日はなぜだろうか?これは単に土日だけでは行動範囲に適応しきれなくなりもう一日増やさざるを得なくなったからである。この3連休が今のわたしの精一杯の自由になる時間なのである。
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すでに12月に入ってしまった。12月のカレンダーはすでにこんなに埋まってしまった。まだ日を追って書き込まれていくはずである。まぁ、やることがなくて一日ゴロゴロしてビデオを見ているよりいいとは思うが、最近も座骨神経痛であちこちが痛く寝ているのも痛く動き回るのも痛い。1220231201-175220_20231202190301

ところで今年も後少しで新年を迎える。1年は早いものである。
が、わたしの体内時計の1年の締めくくり、新しい年の幕開けはこの1月先ではなく3月末が締めくくりであることが小学校入学以来の習慣として染みついている。年度末・学年末の捉え方だ。だからわたしのいう「来年こそはこうしよう」というのは来春のことなのである。長いこと学生や教師をやってきた後遺症かな・・・

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2023年11月29日 (水)

1ヶ月半にわたる不便

ねずみによる漏電・ガス漏れ騒動は本日をもって一応終了とします。
10/7に停電以来およそ1ヶ月半オーバーの不便な生活でした。
全ての原因はねずみ害によるもので、システムキッチンのビルトインガスコンロ内の配線をかじられショートしたこと及び同じくビルトインの電子レンジ+ガスオーブンコンビ内の配線をショートさせたことでした。これらを元通りに直すことは莫大な金額がかかり、わたしたちの寿命からはあと10年も使うことはないだろうとの判断で極力お金をかけない方法で対処しました。
その結果、電子レンジ・ガスオーブンは使用取りやめ(食洗機は被害を受けていない)、壊れたビルトインコンロを取り外しその上にコンロ台(2穴)を置くことで解決しました。
ただ、これが大不評だったのはコンロ台が高く、背の低い妻には大変使いにくいものになってしまいましたが、これだけは改良の方法がありません。
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2ヶ月近くの間カセットコンロで全てをまかないました。魚焼きはパン焼き用のオーブンを代用。カセットコンロはキャンプには欠かせないので何台も持っていてよかった!...
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このガスボンベがアチコチにイヤと言うほど転がっています。静岡市は不燃物に出すとき、ガスボンベは穴を開けないで出せるので助かります。 Img_4328

なお、別荘に使っている山小屋は以前はプロパンでしたが、プロパンガスボンベの点検が義務化されて以来使用できなくなってしまったのでカセットコンロで調理をしていたので、今回のトラブルには抵抗なくカセットコンロが通用できました。

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2023年11月28日 (火)

今日の富士山

島田市の"かしわっぱら"からの富士山。
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2023年11月25日 (土)

今度は風呂釜(ガス給湯器)の故障

ネズミ害による幾多の困難をなんとか乗り越えたと思ったら今度は風呂の給湯器が壊れた。すでに16年も使用していることだし、変な音がし出しているので見積もりを取っている矢先だった。と言うのも最初の会社の見積もりは30万だったので、たび重なる出費+あと10年も使うことはないんだからこの金額は無駄すぎる。かと言って風呂だけはないと困る。
わたしの希望は①オートで42度のお湯が一定量たまること(これは当たり前か)②追い焚きできること の2つが条件で3社から合い見積もりを取ったりしている間にバタリと給水器が壊れウンともスンとも言わなくなってしまった。さいわい見積もりが出そろっていたので、最も安い業者(半額以下だった)に依頼し最速でお願いし、結局先週の日曜日に故障し土曜日の今日1週間で設置完了。
この間汗をかくこともなく身体が冷えて眠れる夜もなく、今晩から真冬の気候となる日に設置できたことはラッキーとしか言えない。これが2年前だと半導体が輸入できなくて給水器が作れずひどいときには1年、もしくは半年待たされたことがあると言うからこれもラッキー、さらに通常の給水器の寿命は10年というのに16年間も毎晩頑張ってくれたこともラッキーだった。
写真は新しい給湯器とトラックに運ばれて廃棄される給湯器。
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2023年11月16日 (木)

怖いねずみ害

最近ねずみ害に悩まされているのだがその最たるものは漏電騒ぎよりもガス漏れ騒ぎだろう。なんとなくガス臭いと思っていたが、ねずみのオシッコの匂いかと思ってまさかガスが漏れているとは思わなかった。そんなことから3日目、漏電関係でガス関係の方が来てガス漏れだと言われガス救急車(緊急車)が呼ばれた。その時にはガス栓を閉めただけで帰ってしまったが、後日再び来ていただき天井裏に登ってガス漏れの管を見つけ、その部分を切断・継ぎ合わせをしてガスは開通した。
1回目の時は「ガス管をねずみがかじってガス漏れした前例はあります」、「人為的にガス管を引っかけて破損した可能性の方が高い」とのことでしたが、2回目ガス漏れ箇所を特定できた所から「ねずみが原因です」とのことだった。「話には聞いていたが見たのは初めてです」と言っていた。あのガス管を食い破るねずみにはあきれてしまう。おそらくおいしくはないだろうに・・・
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もちろん漏電にしてもガス漏れにしてもまずはねずみ退治が急がれるわけだが、業者から見積もりを取ったら「27万で保証無し」とのことでとても依頼はできなかった。そこで息子や娘にも手伝って貰い殺鼠剤や穴塞ぎ、煙幕(ねずみバルサン)、嫌煙スプレー等で対策は進んでいる。

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2023年11月13日 (月)

負のスパイラル

人生に何度か訪れる[負のスパイラル]、この年になってこんな大々的なスパイラルに巻き込まれるとは思ってもいなかった。
ことの始まりは昨年、座骨神経痛で歩くのがツラくなり医者から処方されたクスリを飲んでいたのだが、恐らくこのクスリは痛み止めで神経や感覚を鈍らせる働きがあるのではないかと思う。頭の回転がただでさえワルイのに一日中眠いようなボーッとした日を過ごしていた。認知症の検査を受けなければならないと判断したほどヒドイものだった。案の定、まさか自分は引っかからないと思っていたフィッシングにあってID、PWを作り直す大作業を強いられていた。
今年に入ってもスパイラルは続き、わたしの体調は優れず妻の症状も思わしくなく「まぁ、散々楽しんだ人生だからこんなこともあるさ」と思っていた所にアマティの体調が急変し入院や通院や投薬が続き、無理矢理貰った病名は[重度喉頭気管支炎](昨年の今頃は「重度慢性胃腸炎」)。
そんなことで飛び回っているウチになんと漏電ブレーカが作動し、ウチだけが長期停電となる。さらにその原因がシステムキッチンのガス台と電子レンジ配線をネズミがショートさせたものという2重ショック。さらにさらにネズミなのか人的ミスなのか天井裏に走っていたガス管が破損しガス漏れ事故。ネズミ駆除の見積もりは27万(保証無し)というのもオドロキ!...
ネズミの被害がアチコチに表出する為鼠穴を探しながらの大掃除が始まり、まずはその前に大規模な断捨離をやむなくされ市の清掃センターに通うことに・・・などなど、少しずつではあるが改善しながら日々を送っていたが次なる問題は風呂のガス釜のトラブル。ガス釜は16年も使っているのでネズミは関係なく経年劣化のようだが、ちょうどガス屋さんが来ていたので聞いてみたら30万もするらしい。「おいおい、わたしの寿命はあと2〜3年なのにそんなにかけられるか!」と言ったものの風呂のない生活など考えられないからなんとかしなければならない。
こんなわたしたちの生活に見かねて先日は岡崎に住む息子が鼠穴を埋めに来てくれ、静岡に住む娘は各修理のアイミツ取りに奔放してくれだした。
とても老いた両親を見ていられなくなっただろうが、嬉しいような淋しいようななんとも言えない無力感に苛まれている。

さて、今回の重大事となったのがこのコンロのトラブル。この下にガスレンジと電子レンジの一体化したものが組み込まれている。ガスレンジの電気配線は乾電池だが配線はチュー害にあって使えなくなっているので、カートリッジコンロを上に載せて代用はじめて1ヶ月を過ぎる。
電気の復旧工事は済んだので後は写真のコンロの問題、2室のガスストーブの問題、風呂釜の問題、最も重要なネズミ駆除の問題、あぁ、どうしてクリアしていこうか!?
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2023年11月 5日 (日)

別荘のイエダニ退治

7月に山小屋に行った際、イエダニに食い付かれて静岡に帰っても数週間痒みに悩まされて以来、いくら酷暑でももう行きたくなかった。
しかし、紅葉シーズンとなりさらに雪遊びシーズンとなるとどうしても利用しざるを得なくなるので、一念発起ダニ退治とカビ退治だけは済ませておこうと日帰りで働いてきた。
お昼頃小屋に着いて窓を開ける前に(真っ白にカビが浮いていたが)いきなりバルサンを焚いて、最低2時間はどこかで時間を潰さねばならない。

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2023年10月31日 (火)

終活 第7次断捨離

断捨離も段々回が進み今朝は6袋までに減ってきた。
今回の主な内容はわたしのGパンなのだ。Gパンには多くの思い入れがあってなかなか捨てられず沢山たまってしまった。
Gパンが流行りだしたのはわたしが中学生の頃からで、高校生の頃はもう誰もが履いていたがわたしは頑としてアレは受け入れなかった。
当時わたしは遊び着など必要なかったしましてや作業着など全くの不要物で、時間が許せばチェロを弾いていたのだった。
が、30代に入ってアウトドアに興味を持つようになって初めてGパンを履いて「あぁ、いいものだなぁ」と思ったのを覚えている。それ以降何本もGパンを集めたが36歳でランクルを買うために禁煙したら瞬く間に太ってしまい履けなくなった全てのGパンを捨てた以来今日まで捨てたことはなかった。
Gパン自体作業着とは言うもののとてもスタイリッシュなものでボクは大好きになっていた。通勤も出張も時にはコンサートもGパンを履いていた(講義・会議だけはGパンで行ったことはない)。南アルプスのど真ん中の二軒小屋(山小屋)でピアノトリオのコンサートを行ったときは3人共Gパンに揃えた思い出がある。
さて、今日はそれを始末しなくては・・・
あるわあるわ、いっぱい出てきた。お腹がはまらず履けないものもあるが、一生懸命減量に努めいつか履けるときが来ることを信じて取ってあったものもいままだ頑張れば履けるものも含め全てのGパンを回収袋に入れた。
現在わたしは窮屈なGパンに見切りを付けカーゴパンツに転向。夏用はチャックで半ズボンになるカーゴパンツ、冬用は内側に二重になっている暖パンカーゴ、春秋はフツーのカーゴ。なぜカーゴになったかというとクルマを運転中、免許証入り財布をお尻のポケットに入れられないから、股の外側にあるポッケが大変便利だからである。スマホもコンデジも簡単に取り出すことができる。それにゆったりした着心地は何よりも変えられない。
Gパンで登山したことはないがカーゴパンツは登山にも向いている万能パンツと言ってもいい。
わたしはこのパンツだけで1年を通している。ちなみにシャツはラガーシャツオンリー。夏は半袖ラガー。暑ければ下に来ているTシャツで過ごす。寒ければ下に長袖Tシャツを着る。そうしてもう一つのこだわりはジャケットであるアノラックパーカー。防水・防風・防寒を防いでくれるパーカーは必需品。わたしのアノラックは前に大きなカンガルーポケットがあり何でも入る。またハンドウォーマー付きで中で左右が通じているので自分の手でもう片方と握手したり温め合ったり出来るという優れもの。冬用は中綿入りなので温かい。
さて、これで1年間の服装を述べたが局これ以外の服は全て断捨離の対象となり、きょうはその仕上げのGパンになった。(極寒用の羽毛のジャケットはもちろん確保してある)
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さて、ここでまたまた話がそれるが、ゴミの山の横にアマティを座らせてみた。アマティは非常に不満そうな顔をしている。もう少しゴミに近づけようと努力したがこれで精一杯。これ以上は頑として動かなかった。彼にしてみればゴミは汚いものであって、そんなものには近づきたくないという主張だろう。たしかにいつものゴミ袋はいい匂いはしないからそう思うのも無理はない。ちなみに彼は自分のウンチを汚いものだと認識していて決して近寄らない。お散歩時の💩の始末をしていてもリードを1番伸ばした所でイヤな顔をして待っているヒドイ奴なのだ。

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2023年10月29日 (日)

文化財の土間で"栗粉餅" を作りながら食べる会

わたしは甘い物好きなのだが中でも取りわけ好きなのが栗菓子で、その中でも栗粉餅はもっとも大好きな菓子だ。
たぶん2000年以前からこの時期中津川に通って冷凍ではない栗粉餅を探して食べ歩いていた。
そんな時、岐阜市に住む卒業生の母上(元栗粉餅職人)から「栗粉餅がそんなに好きならこちらに食べに来なさい」とのお誘いを受けたのが忘れもしない2009年11月3日だった。それ以来毎年母上の指導の下、栗粉餅を造りながら食べる会を行ってきたが数年前に母上が亡くなり、それからは追悼する会を兼ねながら教えていただいたノウハウを思い出してなんとかあの頃の味に近づけるよう頑張ってきた。

ことしもその時期が訪れ、栗粉餅を食べる会が催された。
朝7時に自宅を出て岐阜市の古民家に11時頃着くとすでに栗は茹でられ実は剥かれ餅つきは終わっている。あとはクライマックスの"裏ごし"。実はこの裏ごし器が重要なのであって、もちろん馬の尻尾の毛を極キメ細く編んだもので万一これが壊れた場合入手困難かもしれない。
この裏ごし器に栗を乗せてヘラで擦り付け下に落としたものが写真の美しい富士山である。これを栗粉と呼ぶ。Img_4008

次なる作業は餅を小さく丸め、箸を使って栗粉の中に入れまとわせる。わたしはこれを「栗粉を着せる」と言っている。そしてここからが本番、着せると即座に手渡され栗粉餅を口に放り込む。すると栗粉は「しゅっ」と解け消えてなくなり、栗の香りと甘みと餅だけが喉に残る。あぁ、この快感や何事にも例えられないおいしさ!!
3人で3つずつ立て続けに食べるのに60秒。ここで栗粉の神通力は朽ちもはやこの後は普通の栗粉なので、ここからお土産用の栗粉餅の制作に入る。裏ごしは計5回するのでこの快感は15個分は味わえる。このためにわたしは静岡からやってくると言ってもいい。Img_4011

これが土産用の完成品。「しゅわッ」は無いが充分いける。
帰る途中、岡崎にいる息子家族に手渡し翌日早朝に娘家族に渡す。例年行事となっているのでマゴたちも首を長くしてこれを待っていてくれる。
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詳しいレシピは企業秘密なので書けないがこの作業場がスゴイので記しておきたい。場所は岐阜市の伊奈波神社近くの文化財となっている町家の土間。最近土間を見ることもめっきり少なくなってきたが大変便利な作業部屋である。Img_4003 Img_4004

今年も「栗が口の中で解ける」というすばらしい体験を喜びながら終えることができた。十数年続けてきたこの機会も寄る年波には勝てない。片道4時間のドライブも昔なら何のことはなかったが、魔法のレカロシートをしても腰痛から逃れられなく翌日も痛さを堪えてへっぴり腰でしか歩けなくなっている。加齢はこんな喜びまでもわたしから奪うのか?

 

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