“こだわり”特集

2025年4月27日 (日)

ワサビ田小屋跡地

わたしは各地に別荘を持っている。クルマを停めればそこは別荘地、テントを張れば豪邸別荘へと早変わり。その中でも格別の“別荘”が、愛知県の山中、鳳来峡のそばにある。

屋根も畳も風呂も電気もテレビも揃っていて、不足しているのはエアコンだけという、3LDKの小屋だ。もともとは妻の祖父がわさびを栽培していた家だったが、今ではわたしたちしか使わなくなり、わたしが管理人のような形で住み着いた。

家の前にはわさび棚があり、沢の音が常に聞こえてくる。蛍の時期には無数の光が舞い、わさび田を覆うように森が茂っているので、夏は蝉が賑やかだ。気温は静岡よりも2〜3度低く、夏はエアコンが不要だが、冬は極寒となり大型の石油ストーブが欠かせない。

この小屋で一番気に入っているのは、2階の和室の音響が素晴らしいこと。チェロの音がとても美しく響く。
さらに、この地には野生ランをはじめとする多種多様な草花が自生しており、時間を持て余すどころか、観察や手入れに追われて忙しいほどだ。
五右衛門風呂も格別で、わたしが今までに体験したどんな温泉よりも心地よい湯加減だった。また、国道はあるものの、山中の一軒家ゆえ、楽器をどれだけ奏でても誰の迷惑にもならない。

いつ頃から住み着いたのだろうか。子どもが生まれてから度々訪れるようになり(庭でカニが取れるので大喜びだった)、かれこれ50年ほどになる。特に、山野草を求めて写真を撮ったり、犬を飼い始めた30年前からは頻繁に通うようになり、多い年には年間60日も滞在した。
かつては3〜4時間かけてやって来ていたが、新東名と三遠南信道路が開通してからは、70分ほどで到着するようになった。

そして——その小屋はとうとう取り壊されることになった。できればその現場を見届けたかったが、それも叶わず、今日は跡地を訪れた。
いや、正確には、庭にあった山椒の花芽を摘みに来たのだったのだったが、残念かな花は終わっていた。

家のあった場所が平地になっているのを目の当たりにし、胸にぽっかりと穴があいたような悲しさがこみ上げてきた。妻はぽつりと「見たくなかった」とつぶやく。そこは、わたしたちと、2世代の犬とが50年楽しんだ、家の跡だった。Img_1302 Img_1305

アマティも先代のHanaもここにくると毎回宇連川に飛び込む。
写真はすぐ近くの「東洋のナイアガラ」と呼んでいる場所。もうここにも簡単に来るのは難しい。
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アマティ、13歳だけどなかなか見事な泳ぎっぷり。
川の流れが早いが流されながらもしっかりわたしの元に帰ってくる。
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2025年4月26日 (土)

佐渡旅2025:SUN ROADとわたしの小さな恋人たち

この時期になると毎年、佐渡に渡って雪解けとともに咲き出す小さな花を見に行くのが恒例となっていた。しかし昨年は、妻の体調が思わしくなく、何十年ぶりかに諦めざるを得なかった。

それでも、頭に焼き付いているあの「天国のような光景」をもう一度見たくなり、「これが最後」と自分に言い聞かせて悩みながらも計画を立てているとムスメが「私も行く」と申し出てくれた。これは大変心強く、早速日程を決めることになった。

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問題は、金北山にかかる大佐渡スカイラインとドンデンの道路がいつ開通するかということだったが、その情報がまったく入ってこない。例年なら第3土曜日に開通するので、やむなく第3月曜日の730分のフェリーを予約し、コテージもギリギリで押さえた。これ以上遅れるとゴールデンウィークにかかるのでそれは避けたかった。結局、420日(日)の昼過ぎに静岡を出発。上越の期待の「富寿し」で夕飯をいただいたが……あれ?うまくない!以前の富寿しは一体どこへ行ってしまったのか。

失意のまま近くのスーパーで買い物を済ませ、直江津港の駐車場で車中泊をすることに。ところが、我が家の寝台付きハイエース、3人と1匹で寝たことがなかったので困った。今までは縦に寝ていたが、思い切って横に寝てみたら……おやおや、意外と全員寝られるではないか!(ナローハイエースなのに!)

夜通し降っていた雨も止み、21日の朝。港の食堂は早朝から営業していたので、搭乗手続きを終えて、以前「とても美味しい」と思った海苔の朝ラーメンを注文。しかしこれも……あれれ、美味しくない。私だけでなく、ムスメまで「もうお父さんの言うことは信じない」と言い出す始末。寿司もラーメンも連続で外したので、わたしの口が壊れたのかと思った。

フェリーは7:10発、9:50に小木港着。「小木には『七右衛門』という美味しい蕎麦があるよ」と誘ってみたが、相手にされず、両津の「田中餅店」の栃餅をお弁当にしてドンデン山へ向かうことになった。

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道すがらの海岸からの金北山 

ところが、両津に向かう途中で佐渡スカイラインの入口に「雪のため通行止め」の表示があり、もしやと予期していたものの最大の期待が崩れた。さらになんと、田中餅店は定休日。仕方なくお菓子やせんべいで腹ごしらえをしてドンデン山へ向かったが、こちらも「大雪のため通行止め」。なんという最悪の展開。

そこで行動を切り替え、「アオネバ渓谷でも登るか」となったが、途中雪で通行が困難との情報があり、気軽なハイキング程度にしておくことに。道すがら、カタクリをはじめ、フクジュソウ、ヒトリシズカ、ニリンソウ、そしてオオミスミソウ(雪割草)等も姿を見せた。が、「これからがメインだな」と思ったあたりで渡渉に。前日の大雨で水かさが増しており、アマティ(犬)は大喜びで水に入っていくが、私たちは装備がなく(車には長靴があったのに)ここで断念。
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一旦アオネバ登山口まで戻り、ドンデン山に通じる通行止めの林道を歩いて登ってみると、対岸の山桜がとても綺麗!まさに今が一番の見頃だった。
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ただ、林道歩きを嫌がるムスメに合わせて早々にクルマに戻る。まだ時間があったので、コゴミ(山菜)を採りに行くことに。林道はまだ整備されておらず大きな落石がゴロゴロと荒れていたが、四駆のハイエースで強引に登り、秘密の採取スポットへ。コゴミがちょうど良い状態で生えており、こういうことには娘も夢中になる。
写真はコゴミの天ぷらとおひたしに佐渡わらび
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さて、コテージに到着。[Ruby Tuesday]という一戸建ての貸別荘。今回は3LDKの部屋しか空いていなかった(昨年もここだったが、最近は2LDKのコテージが予約しづらい)。中は至れり尽くせりの最新式の別荘と言って良い。犬連れの宿としては最高級である。Wi-Fi完備なのもありがたい。
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コテージで一休みしたあと、みんなで海岸をお散歩に行く 途中で🎶この木なんの木不思議な木🎶 神社の裏の巨木Img_0997_20250426135201

夕方の海岸は波もなく、静かな夕暮れ。木製の桟橋に足を放り出して座っていると――

「あ〜、あれだあれあれ! MOON ROADではなくSUN ROADだ!」

MOON ROADは伊豆で見たことがあるから、思わずSUN ROADという言葉が口をついて出た。今日一日ついていなかったけれど、このSUN ROADに会えただけでヨシとする。こんなのが見られただけでもラッキーだったんだから……S__16760859

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夕食は自炊もできるのだが、安くておいしい食事を用意してもらえるので、本館に移動。安い値段なのにこれがすごい・・・
一日目はカニと刺身がメイン。他にもたくさん並んでいて食いきれない
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2日目のメイン料理がすごかった!「鯛の石窯焼き」とでも言おうか、一匹のぶった斬った鯛を塩焼きにしてある。頭、目玉まであるので骨の髄までしゃぶって吸い出す食い方が正解。わたしとムスメはこういう料理が大好きだが妻はダメだなので2人で食い荒らした。Img_1140

宿の居心地・寝心地は大変よく、ムスメなんぞは十数時間寝っぱなしだったとか……
わたしも、トイレに起きなかったほどよく眠れた。

翌22日も最高のお天気。金北山に行きたいところだったが、スカイラインはまだ開通しておらず、まずは田中餅店に直行……ところが、なんと今日もお休みとは。

そこで、粟ヶ沢登山道を登ることにする。ここは佐渡に来るたびほぼ毎回登っている馴染みのルートなので、どこに何が咲いているか頭に入っている。
まぼろしの水芭蕉池はことしは花数が少なかったのが残念。カタクリも終わっているものが多かった。
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このカタクリの向こう側がカタクリ池だが、花数が少ない
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以前は水芭蕉池を一回りする踏み跡があったのだが今回は全く見つからなかった。本当にバラや藪を漕いで久々に苦戦した。ムスメからの苦情は絶えない。
写真は疲れてと不安でヘナヘナと座り込む二人
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この先に[縦池ノ清水]という湧き水がある。実は13年前、ここに先代黒ラブの"Hana"の散骨をしてある。ここに差し掛かると「お〜い、はなちゃ〜ん、トーさんもかーさんもアマちゃんもきたぞ〜」と声をかけ、帰りには「またくるからな〜」と声をかける。
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が、今回ばかりは「またくるからな〜」とはいえず「もう来れないかもしれない、最後かもしっれないぞ〜!しっかり花たちを見守っててくれよな〜」と声をかけた。

登山道はたしかに雪は普段より多かったが、花たちは雪にめげることなく、みんな顔を出していた。そしてここで、やっとわたしの小さな恋人・オオミスミソウたちに会うことができた。

アマティは久々に見る雪に大はしゃぎ
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あれま、アマティ" ゆき倒れ"
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こんな山道を走った犬は他にいない
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もう少し先まで行きたかったが、ムスメが文句たらたら。仕方なく引き返し、宿に戻る。その頃から雨がポツポツと降り始め、やがて本降りとなって明け方まで続いた。滞在中の2日間はお天気に恵まれその前後は猛烈な雨だったからラッキーな旅だった。

アマティとの散歩はカッパを着て出かけたが、近所をチョコっと歩くつもりだったが、アマティはどうしても海岸に行かないと気が済まないようだ。これで今日は3回もウ◯チ。そういえば昨日も3回だった。こういう自然に触れると新陳代謝が良くなるんだろうな! そういえばボクも……

24日、朝から土砂降り。少し早めに宿を出たので、観光地嫌いのわたしたちだが、娘に観光させたいと思い宿根木の村を訪れた。すっかり感心した様子だった。
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10:35、小木港を出港。直江津港着13:15。そこから静岡まで直行し、食事をとってから帰宅。自宅に着いたのは20時過ぎだった。

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トラブルばかり起こった旅行で、雪のため通行止めのためオオミスミソウが咲く誰も知らないヒミツの場所に行けなかったのは返す返すも心残りだったが、一応、目当ての花は見られたし、SUN ROADも見られたし、大満足の楽しい旅だった。

あ、一つ追加が……
念願の田中餅店の栃餅・栃まんじゅうは食べられなかったが、実は宿近くのスーパーで買った「佐渡のとち餅」(しまや)がとてもおいしかったをとおり越した美味しさ。田中商店よりもトチの実の味と香りが数段よい。田中商店の漉し餡は捨て難いが・・・

佐渡旅行は、妻もアマティも、そしてわたしも――これが最後かなと、うすうす感じている。
でも、もしまた来られることがあるなら、迷わずスーパーに行って栃の実大福を買おう!

以上、ChatGPTが校正した文章です。なお、次のような評価が下されました。

ChatGPT より
とても素敵な旅行記ですね!情景が目に浮かぶようで、自然への愛情や旅の温もりが伝わってきます。全体的に流れもよく、読みやすいです。
元の雰囲気をなるべく残しつつ、読みやすく整えた修正版をお送りします。

おいおい、ほんとかいな! ChatGPTすごい! わたしの文章を流し込んで数秒も経たないうちに校正された文章が流れてきたぞ・・・

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2025年4月 6日 (日)

ChatGPT

ChatGPTなんて何に使うんだ?と思っていましたが、前文「竜爪山で"ズーミーズ"」を書いている時、ふと「ビッコ」という言葉がかわいいなと思って使ったけど「まてよ?これは差別用語かもしれない」と思ってChatGPTに聞いて見たんですよ!そしたら案の定

はい、「ビッコ(びっこ)」という言葉は、現代では 差別用語 とされています。
詳しく説明すると:

  • 「びっこをひく」という表現は、かつては「足を引きずる」「足を悪くしている」という意味で日常的に使われていました。
  • しかし、現在ではこの言葉は 身体障害のある方を揶揄したり、からかったりする表現として使われることが多くなり、差別的・侮蔑的な意味合いを持つと認識されています。
  • そのため、放送や出版の業界では 「放送禁止用語」や「不適切表現」 に指定され、使われないように注意されています。

現代ではどう言い換える?

  • 「足を引きずる」
  • 「足を痛めている」
  • 「足をかばって歩いている」

といった表現が、より適切で配慮のある言い方とされています。

とのことだった。そこで「「自分がビッコを弾いている」という表現なら問題ないですか?」と質問したら

とても良い質問です。「自分がビッコをひいている(弾いている)」というように、自分自身の状態を表現する場合でも、現在では避けた方が良いとされています。

なぜかというと:

  • 差別語・不快語は「誰に対して使うか」ではなく、「言葉自体が持つ歴史的背景や社会的なニュアンス」が問題視されるためです。
  • たとえ自分に対して使ったとしても、周囲の人にとっては 不快に感じられる可能性 があり、特に公の場では慎重に扱うべきです。

代わりに使える表現例:

  • 「足を引きずって歩いている」
  • 「足を痛めていて歩き方が不自然だ」
  • 「足にけがをしてうまく歩けない」
  • 「片足をかばうように歩いている」

など、具体的な状況を表す言い方の方が伝わりやすく、誤解も少ないです。

もちろん、創作や文学、詩などではあえて使う表現もあるかもしれませんが、その場合も文脈や読者への配慮は大切になります。

必要があれば、その言い換えを一緒に考えることもできますよ!

 

そこで、「「うちの犬がビッコを引いている」という表現もやめた方がいいですか」と再度質問すると

はい、「うちの犬がビッコを引いている」という表現も、現在では避けたほうが望ましいとされています。

理由:

  • 「ビッコ」は本来、人間に対して使われてきた言葉で、身体障害を表す差別語としての歴史的背景があります。
  • 動物に対して使ったとしても、その言葉自体が持つ差別的ニュアンスを完全には切り離せず、聞いた人が不快に感じる可能性があります

より配慮ある言い換え表現:

  • 「うちの犬が足を引きずって歩いている」
  • 「足を痛めているみたいで歩き方が変」
  • 「足をかばうようにして歩いている」

などが、自然で伝わりやすく、なおかつ差別的な表現になりません。

 

質問を変えて本文中「こんな春のいい日にジッとしているほど呑気な人生を過ごす気はない」他にいい表現はありませんか?

すごく味のある表現ですね。「こんな春のいい日に じっとしているほど呑気な人生を過ごす気はない」という一文は、情景も気持ちもよく伝わってきます。ただ、少し言い回しを変えることで、さらに洗練されたり、リズムが良くなったりもします。

いくつかニュアンス別に提案してみますね:

① 柔らかく文学的に:

「こんな穏やかな春の日に、じっとしていられるほど気楽な生き方をするつもりはない。」
「春の陽気に包まれて、ただのんびりしていられるほどの人生なんて、僕には似合わない。」

② 少し皮肉っぽく・テンポよく:

「こんな上天気の日に、じっとなんかしてられるか。そんな呑気な人生はごめんだ。」
「春うららの昼下がりに、何もせずボーッとしてるほど暇じゃない。」

③ 現代的・カジュアルなトーンで:

「こんな気持ちいい春の日に、家でゴロゴロなんてしてられない。そんなぬるい人生じゃ物足りない。」
「ポカポカ陽気に身を任せてジッとしてるなんて、そんな悠長な人生は遠慮したい。」

 

だとさ、おもしろい、なかなか使えるじゃん。

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2025年2月28日 (金)

[iPhone 16]設定完了

昨秋からわたしの[iPhone SE2]が暴走しだしなんとも困っていた所に[iPhoneSE4]が発売されるとの情報が流れ出した。それまでなんとか現SE2を持たせなければならないと"気"を送り続けていた結果ついに新機種発表そして本日発売を迎えた。
予約開始日の22時からの予約受付に即座に申し込みやれやれと一安心。
しかし、それは[iPhoneSE4]ではなく[iPhone16e]だった。日を追うに付け10万円もするんなんてひどいじゃないか・・・
そんな折、わたしはデジタル一眼をやめポケットに入るコンパクトデジカメSONY Cyber-shot RX100VIIを使っているのだが、これが故障の多いカメラでしかも修理費が5万とか7万も請求してくる。今後もこんな故障が続発するかと思うと、いま25,000円足して憧れの[iPhone16]にしたらどうか?迷いに迷った挙げ句ついに16eをキャンセルし16を発注し直す。勇気いりましたよ〜、だって半年待ちわびた機種だったから...
そんなわけで発売日1日前の27日に16が届き、キャンセルはしたもののすでに発送準備に入っていた16eが発売日28日朝届き、これは受け取り拒否をして2台買わずに事なきを得た。
さて、話しはそれでは終わらない。ボクは格安SIM(月額1300円台)を使っているので当然設定はお店ではやって貰えない。ネットで調べながらプロバイダーやiPhoneサポートに電話をしながら最後には娘を呼んで手伝ってもらいながらやっと先ほど設定が完了。と思いきやカーナビとの接続がまだできていない・・・ まぁオイオイやるきゃないな!...
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2025年2月22日 (土)

ヘッドランプ

夜の公園お散歩に欠かせないのがヘッドランプ。なぜヘッドランプかというとかというと💩したとき両手が必要だからである。
さらに、毎晩1時間ほど歩くので充電式で軽量なのが求められる。いままでいろんなヘッドランプを使ってきたがそれはキャップのヒサシに取り付けるものだった。が、軽量化を求めるためにヒサシへの取り付けクリップがすぐに壊れる、また軽いとは言ってもヒサシの先に付けると帽子が徐々に深くなりヒサシが下がってくる欠点がある。
そこで、最近手に入れたヘッドランプが優れものなのだ!
まず、オドロクほど軽いからキャップだけでなくどんな帽子にも取り付く。いや、帽子がなくとも直接頭に乗せても何ら違和感はない。LEDで1つは右耳辺りに設置できる2段階スポットライト、もう一つは正面を広く照らす同じく2段階LED管(チューブ)。
実はこのLEDチューブ管が大変便利。明るすぎず照射範囲が極端に広いことだ。LED電球は大変明るくいや、言い換えれば眩しい、眩しすぎる。ライトをあげたままの対向車に照射するには便利だが、愛犬の目には入れさせたくない。さらに愛犬の動きを見守るのに広く照射するし影も作りにくい。
右横のスポットライトは今のところ公園のアベックを照らす位しか利用価値はなさそうだ。45度で上下に振れるのだが、これは首を上下させることで用は足りる。すぐ後に[電波マーク]がある。これはサッと手をかざすとon-off切り替えスイッチになるもので、大変便利で使いやすい。
写真はLEDチューブが点灯している。
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帽子無しでも設置できる。重量は150g(充電式電池はスイッチボックス内)なので重さは感じない。
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夜の公園、21時を過ぎると大変寒いので完全防備姿。
1枚目はチューブ管、2枚目はスポットライト。
照度はどちらも弱
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充電式でバッテリーは小さいはずだが充電は使い方にもよるだろうが2週間以上(USB Type-C)

欠点はスイッチを右手で操作することになるが、この位置では見ることができないので手探りの作業となる。このランプは防水仕様なのでスイッチに凹凸がなく1ヶ月以上毎日使っていてもわかりづらい。
また、手かざしスイッチは寒さのためジャケットの襟を立てていたりすると誤作動する

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2025年2月18日 (火)

マイナンバーカード読み取り機

わたしは内科、整形外科、泌尿器科、整形外科、眼科、歯科など毎月〜半年毎の間隔で通院している。で、その度に保険証の代わりにマイナンバーカードでの自動認証をおこわなければならない。その際わたしは毎回"イタズラごころ"が疼き、マスクは病院だから当然としても眩しさ対策の薄いサングラス、そして外出時は必ず着用するキャップ、この3点のままでマイナンバーカード読み取り機の前に進む。
すると毎回「認定できませんでした」といって機械が諦めるか「マスクを取ってください」と言って病院内にもかかわらずマスクをずらすされるか「帽子を取ってください」というか「帽子とメガネを取ってください」と言われて認定を拒否される。
1枚目の写真が3点揃った通常パターン。2枚目の写真はナンバーカードに貼ってある素の写真(数年前に市役所で撮った顔写真)。
これではまるで指名手配犯が変装しているようなもので、これでこの2枚が同じ人物と見極めるのはかなり難しいだろう。当然拒否されていた。
ところがである、某内科医院に行ってまたイタズラ心にこの出で立ちで機械の前に立ったらなんと「認証しました」としゃべった。「エーッ」といって看護師さんに「ねえねえ、これで通ったよ」と言ったらその看護師さんも驚いて「え〜、そんな人、はじめてですぅ」とキャーキャーやらかした。
これではいくら変相しても機械にかければ人物が特定できるということで、機会って人間の目以上だね!
(1枚目は機械が認証直後に病院内で撮った階写真)
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実はわたしは半年前に同じ経験をしている。わたしは年中帽子とメガネは手放せない。マスクは病院内ではイヤイヤする。そんなわたしのナンバーカード読み取り機が認証してくれたことがあったから今回で2回目である。
これは県総のコバンザメ薬局の認証機だったが、「ん?こいつ故障してるんじゃないか?」位で軽く流していた。しかしその後はしつこく拒否されていたので、半年後の今回の出来事に驚いたわけである。
そういえば、わたしのおぼつかない記憶では、この読み取りマシーンは珍しい機種でこの2回とも同じだったような気がする・・・

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2025年2月 5日 (水)

今日の富士山

用事があって静岡市役所15階を訪ねたら窓からこんな景色が飛び込んできた。「こんな富士山を見ながら毎日仕事するなんていいなぁ」と感動して写真を撮ったら「職務内容が含まれるので」と怒られてしまった。市役所にはお願いに来た身なので即座に写真を削除したら「17階からもっとよく見えます」といわれ、用件が済むなり17階に登ったらすばらしい、確かによく見える!...
昨日積もった雪は強風にあおられ雪煙となって煙り雲も湧き出しているダイナミック富士山だ。
ただね、わたしは窓越しに富士山を見ながらお仕事している空気を撮りたかったんだけどね・・・17img_9419_20250205181101

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2025年1月25日 (土)

別荘生活に別れ

50年も前、夏になると子どもたちを連れて避暑に訪れていた山葵田管理小屋、ついにわさびの栽培ができなくなり小屋も老朽化が進み取り壊す算段となった。
わたしは進んで小屋の管理人を申し出で風を入れる名目で月に半分近くをこの小屋で過ごすようになって、30年以上もまるで自分の別荘のように振る舞っていた。当時はここに行くのに4時間以上を要したが、今は高速道路が繋がり70分で行くことができる。
周りを素敵な深い山に囲まれ山野草の宝庫、1時間ほどで茶臼山スキー場にも行けるし長野県にも入れる。近くには風光明媚な景勝地を備え、こんなに地の利に恵まれた別荘をわたしは他に知らない。
この写真がその別荘の全景。手前は山葵田で、後に大きな山を従え「土石流危険地域」に指定されているようだから台風の度にビクビクしながら何十年。
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いまは山葵栽培がダメになってしまった山葵田の全景
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この縁側に座って山葵田を眺めせせらぎの音を聞く 
夏はホタルが舞いそれはそれは素敵な光景
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夏は静岡よりも2〜3度涼しいから冷房器具はないが、冬は大変寒い。
しかし、写真の工業用ストーブを設置したことで家中が暖まり、冬でも活動範囲が広がった。
この部屋の奥に五右衛門風呂がある
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ここが居間(6畳) 山の中ではあるがもちろんTV(ケーブルテレビ)が写るしネットもつながる。Dsc09662_20250126130401

2階の寝室(8畳)兼ここがチェロの練習室。
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この向きでチェロを弾くことでなぜかものすごく響きがいい。自宅よりはるかにいいのでこちらに来るときはいつもチェロを持参。 2dsc09672_20250126130601 

他に1階に四畳半の畳間(電子ピアノ設置)と3畳の板の間がある
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黒い所が五右衛門風呂のかまどで、薪を沢山用意してある。近所に温泉がいくつかあるのだが、わたしの感覚では五右衛門風呂に勝る風呂はない。
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かなり広い間取りを備えているので大勢が集まることも可能。犬仲間の集まりもあったが、よくゼミの合宿をやったものだ。そんな時はまず薪割り体験からゼミが始まった。
そんな別荘の取り壊しがいよいよ始まるので私物の整理に行ってきた。電子ピアノやら布団やら石油ストーブやら、わたしが持ち込んだ用具の搬出でハイエースは一杯になってしまった。まさにゴミエース。
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夢や思いでをクルマに乗せての持ち帰りは大変淋しいが時の流れというか、わたしもアマティも妻も同じように年齢を重ね、楽しく老後を過ごせたことを感謝しながら小屋を後にした。

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2025年1月20日 (月)

臨時認知機能検査

数日前、再配達郵便の紙切れがあり、発送元が[静岡県警察本部]とあり、ビックリして再配を頼んだら「臨時認知機能検査通知書」という文章が入っていた。
なんでだ?なんで臨時で認知症の検査をやらねばならんのだ?理由はどこにも書いてないからなぜわたしが選ばれたのか、そんな話は聞いたこともない。よくよく目を通すと[75歳以上の者が、認知機能が低下した場合に行われる交通違反(事故)をしたときに受けなければならない検査です。【この通知を受け取ってから1ヶ月以内】に受験してください。この検査を受けない場合は運転免許の停止処分を受けることになります」とあり、昨年9月[左折禁止]標識を見落として左折し、隠れていたおまわりにつかまったことを思い出した。その際「軽微な違反だから3ヶ月すれば消えます」とは言われたが「認知症検査を受けなさい」とは言われてない。しかもその左折禁止の標識は大変見にくく、第1左折を禁止する意味もわからない。そんな標識を「認知機能が低下したから見落とすんだ」と言われているのが非常に腹が立つ。案の定、友人達に不満をぶつけたら「昨年暮れ、わたしも同じ所でつかまった」という60代前半の方がいた。それでも「認知機能低下が原因する交通違反」と言えるのか?ちょっと後期高齢者をバカにしていないか?
いくら息巻いた所で決して結果は覆らないから不満だが仕方なく認知機能検査を受けに行ってきた。運転免許証の認知検査を受ける者は数日前から問題集を暗記し万全の構えを持って臨むのが普通のようだが、わたしはせめてもの抵抗として一切の予習を怠った。精神科医の面接(診察)を受けたことがあるが脳のCTも検査も問題ないとのお墨付けを貰っているから、万一警察の認知機能検査で基準に該当したとしても心配はしていなかったからである。案の定、この検査は予習の必要性はなく効果も恐らくないだろうと思う。
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道路交通法第101条の7第3項の規定がいつどこでだれが決めたのか、広報は行ったのか(少なくとも該当年齢であるわたしは知らなかったが)、どこに不満をぶつければいいのか。老人にはもう反論するな、早く死ねと言われているような気がする。まぁ、それも仕方ないか・・・

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2025年1月 2日 (木)

まごまごする日

現職中は1月3日は学生達が集まる日で狭いわが家は大変なことになっていたが、退職してからは1月2日に子ども、マゴ、甥姪とその子どもなどが集まりてんやわんやとなる。
1枚目の写真はいとこ同士が年長のお兄ちゃんのハイラックス(新車)の荷台に集結した写真(2名抜けている)。
2枚目の写真は全員集合だがシャッターを押したわたしを含めて5名抜けている。
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この会はいつもなら大好評の「しぞーかおでん」とおせち料理が並ぶのだが、ことしはカーサンが動かなかったのでおでんだけになった。
買い物はほとんどトーサンが担当。火を入れたのは28日から。しかしちょっと手違いがありジャガイモは皆溶けてしまうし、味は薄くなったり甘くなったり、調整・修正に手間取り当日に間に合うか危惧されたがなんとか無事完食となった。
しぞーかおでんのジャガイモはなくてはならないものであって「解けてしまいました」ではすまされない。そんな途方に暮れていたとき「おでんの汁で別鍋で煮るといい」とのヒントを頂き、挑戦したらこれが大当たり!!! ジャガイモを一袋買い足してしっかり煮込んだ。するとどうだ、大好評!... わたしが喰っても今日のおでんのネタでは傑出している。この鍋に写っている丸いものはジャガイモではなく卵。たくさん入っているのだが沈んでいる。昆布は買い忘れ仕方ないので出汁昆布を使ったがこれはおいしくなかったな。
別のジャガイモ鍋の写真は撮り忘れたのが残念。
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この子達はなんと言うんだ?いとこ同士?
皆ピアノが好きなのか珍しいのか?パパが息子に[ねこふんじゃった]を教えている姿がすてき・・・
オバちゃん(娘)が作ってきたプリン、アマティが真っ先に反応した
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こうしてわが家の正月は終わった・・・

あ、大事なことを書き忘れた。息子に「またネズミが発生」と連絡してあった所、材料を買いそろえ工具を持って屋根裏に潜り対策をしてくれた。正月早々大変なことをお願いしてしまって申し訳なかったがこれで安心して生活出来る。さらに食器棚を動かしてジュータンを敷いて貰え大変助かった。

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