五右衛門風呂

2008年1月19日 (土)

五右衛門風呂

今回の寒波はすごかった!ものすごく寒い!
なのに、この地を訪れるのは1つには「節分草」を見る為で、もう一つはゆったりした時間を過ごす為で、そしてもう一つは薪炊きの五右衛門風呂に入る為である。
しかし、誰も住んでいないワサビ田小屋で生活するのには、あまりにも寒すぎる。

_2915小さい家なのだが、石油ストーブを4台燃やし、そのうえ電気コタツに足を突っ込んで身を守るしかなかった。

_2924わたしは子供の時から風呂炊きの係りだった。これは煙が出る為窓を開け放してやるが、それでも暖かくていい。
五右衛門風呂は確実に体の芯まで温まる。わたしがいままで体験したどんな有名な温泉よりも、効果がある。
今日は早めに沸かして何度も入ってしまった。

| | コメント (0)

2007年6月18日 (月)

五右衛門風呂の怪 III

_3148写真は男の居場所、五右衛門風呂のかまどである。

五右衛門風呂の怪として2007年1月6日のブログでも書いているが、いくつか解ってきた事実があるので報告する。まずは本ブログの右側にある五右衛門風呂カテゴリーから1月の[五右衛門風呂の怪]ブログを先に読んでいただきたい。
また、[五右衛門風呂]で検索してわたしのブログに来られる方も多いので、[怪]としてまとめてみる。
1,霧氷(樹氷、スノーモンスター)の謎
①五右衛門風呂での霧氷状態は、気温がかなり下がって外気との温度差が大きく影響しているのではないかとの仮説を立てていたのだが、見事に覆された。当時以降、相変わらず月に1or2度はワサビ田を訪れ、五右衛門風呂を沸かしているのだが、今現在(6月17日)も確かな霧氷状態が確認されるのである。ただし、霧氷状態になるまでの時間が冬程早くない。同じ状態になるまでに3倍程の時間がかかる。したがって外気温との温度差が全く影響しないと言い切ることは出来ない。若干は影響しているのであろう。
ただし、自宅のガス釜風呂では、新しいお湯であろうが、夏であろうが冬であろうが、このような現象は発生しない。
②あたらしい発見だが、風呂のお湯を替えずに2度焚きすると、霧氷現象は現れない。これは、明らかに温度差と言うよりは、水の中に含まれる酸素(空気?)が水中(ふろの温水の中)で霧状(細かい泡沫状態)となり、付着するものの証明とならないか?
これは自然界に於ける本物の霧氷のちょうど180度逆の現象ではないかと考える。すなわち、空気中の水分が凍り、木々の枝に付着する現象に酷似している。
2,冬と夏の薪の量が違う
考えれば当たり前のことであるが、真冬と真夏では薪の量と沸くに要する時間は3倍程違う。したがって、夏場は沸かしすぎに要注意。
3,湯は上がぬるくて下が熱い
これは普通の釜風呂とは全く逆である。熱くてうめたら下は水だった!なんて不愉快な思いは全くする必要がない。

| | コメント (0)

2007年4月 1日 (日)

久しぶりの鳳来町/山葵田

M_2374毎月2度平均で鳳来町に通っていたが、今回は忙しさが重なって、1月7日の節分草以来だ。ちょっと怪我をしていて、荷物を積んだり、運転さえも痛かったが、18年度にたまったストレスを解散させるには、行くしかなかった。
いまちょうどワサビの花が満開!よく見るとなかなかかわいい花である。いっぱい貰ってきたので三杯酢や、天ぷらで頂くとする。

_2358五右衛門風呂の竃口である。この炎を見ていると、大変心が落ち着く。そして気力が湧いてくるから不思議だ。
昔の人は毎日この炎をみていた。わたしも子供の頃は毎日炊いていた。コレがわたしの仕事だった。
18年度末、ギリギリに訪れた五右衛門風呂。無理してでも来てよかった!

| | コメント (0)

2007年1月 6日 (土)

五右衛門風呂の怪 II

_9961

_9962ワサビ田小屋に来る最も大きな目的は五右衛門風呂にゆっくり入ることである。薪釜を焚きながら炎を見つめるのは至福の時である。特に冬場は最高である。
いや、それだけでなくもちろん入浴も最高である。特に冬場はさらによし!
湯船にゆったり浸かっているときに大発見をしたことはすでに述べた(2006.12.2)。

それ以来冬場の[霧氷]観察は大変に興味を覚える。
ここで言う[霧氷]とは、体毛に無数に取り付く気泡群のことであり、本来の水蒸気が凍って木々の枝に吸い付く気象現象とは異なるが、情景としては非常に類似している。(写真は1/8の樹氷の様子である)
さて、今回の発見は、❶入浴後3〜5分たつと一気に発生し、真っ白くなる。❷一度拭っても5分もすると再び霧氷が現れる。そして❸として特筆すべき現象を掴んだ。それは気泡だから当然ではあるが、それが「こびりついた体毛は皆水面を目指す」と言うことである。すなわち全ての体毛が逆毛立ち、樹氷(モンスター)のように大層けったいな様相を呈するのである。これにはわたしも我が目を疑ったが、実に不気味な、そして大樹氷の林の中で迷ったような、大変不思議な雰囲気を旅した体験をしたものだ。

| | コメント (0)

2006年12月 2日 (土)

五右衛門風呂の怪(風呂中の霧氷)

山葵田小屋に来る大きな目的は、疲れ果てた心身を癒すのが目的である。その目的を果たすための最も重要なのが薪炊きの五右衛門風呂に他ならない。
今までの3シーズンと違って、冬場はほんとうにこの五右衛門風呂のありがたさがわかる。なぜなら心身共にジワ〜ッと温めてくれるからである。

さて、タイトルの[五右衛門風呂の怪]とは、実は昨年の冬に見つけた怪奇現象なのである。この現象は冬場にしか見られないから、あれから1年経過したことになる。
中敷きを入れて、その隙間からじわ〜っと暖かいお湯が沸いてくる。そのうちにわたしの体毛に(結構毛深い方である)❶気泡がビッシリこびりついているのに気付いた。このコト自体めずらしいことでも何でもない。手でこすると小さな泡が湯面まで上がって消える。が、❷数分すると再びビッシリ気泡が発生している。普通は1回気泡を取れば再び現れることはない。
そんなことをして遊んでいる内に、体内でも最も毛深いところを見て驚いてしまった。みなさんは霧氷というものをご存知だろうか。山岳の樹木の細枝に空気中の水蒸気が付着して凍り付いた、素晴らしく美しい現象である。❸それに酷似したものがわたしの体の一部分に存在したのだった。
わたしはそれをそおっと拭い取った。が、❹数分すると再び霧氷現象が現れた。これはいったい何なのか?
何度拭っても直に現れることがわかったわたしは、体から出る油脂分(中性脂肪が高いので)が原因しているかと思い、❺石けんでていねいに洗った後も試してみたが、やはり同じだった。
わたしにはどうしてもこの現象を説明することはできない。しかし、❻自宅のガス釜による風呂ではこのような現象は起こらない。となると、❼薪釜がその要因を誘発するのか、あるいは❽五右衛門風呂が要因となっているのか?
なんともこの不思議な現象の謎解きにこの冬また、楽しめそうである。
(文中、不適切な内容が含まれているかも知れないが許されたし)

| | コメント (0)

2006年11月 3日 (金)

3連休

久しぶりに3・4・5と連休が取れた。
仕事も大変だったが、老老介護にも疲れ、あのマイナスイオンと五右衛門風呂の里である山葵田小屋に行ってきた。2ヶ月ぶりの訪問である。

| | コメント (0)

2006年9月16日 (土)

マイナスイオンと五右衛門風呂の里

_9007 山葵田小屋は心にも体にも安らぎを与える。ここに着くとまず布団を干した後、薪たきの五右衛門風呂を湧かす。煙突の調子が悪いので家中煙が入り、わたしは涙をポロポロ流しながらスモーク状態で風呂を沸かさなければならないが、この風呂がとにかくいいのだ。言葉で説明すると、言い古されている言葉だが「湯がやわらかい」という言葉しか見つからないが、体験したことのない人にはわからないだろうなぁ!
さて、この風呂と目の前を流れる山葵田から発生するマイナスイオンの影響で、10時間以上もぐっすり眠ることができた。こんな事は自宅ではあり得ない。これだけでこちらにやってきた価値が充分である。

| | コメント (0)

2006年9月 6日 (水)

鳳来町にゼミ合宿

9月4、5、6の三日間、いつもの鳳来町のワサビ田小屋で合宿が行われた。メンバーはわたしの他は7名の女子学生と登山犬“Hana”である。
ブログのカテゴリーを示そうとしたら、アチコチのカテゴリーに属しながらも肝心な部門が足りないことが判明したが、あえて増やすことはせずに「その他」で代用することにした。

さて、カテゴリー1:B級グルメは、[いるかハムのハム・ソーセージ]、[森町の地鶏タマゴ]、[むらせ屋のふくふくプリン]、[二俣のさいとうラーメン]、[二俣の厚あぶらげ]、[北海道から取り寄せた白いトウモロコシ]、[徳島屋の酒饅頭]、[都田の梨・豊水]、[都田のサンサリンゴ]などである。皆にも大変評判がよかった。

カテゴリー2:犬連れ旅行は、例によっていつも“Hana”と一緒の行動を取ることである。今回は家内はいなく、7名の若い女性が同行したので、どうしても“Hana”の存在が必要だった。“Hana”も若い娘達にチヤホヤされるのが大好きである。

カテゴリー3:チェロは、わたしの数少ないチェロの弟子の中でも、唯一チェロだけで生計を立てている、高木愛子(7名の先輩でもある)がワサビ田小屋に訪ねてきて、皆の前でわたしの公開レッスンを受けた。わたしは大したことが出来たわけではないが、後輩達にとってはとてもまぶしい存在だったようだ。大変刺激になっただろう。(TAKAGI Cello Studio http://takagi-cello.com/)

| | コメント (0)

2006年9月 5日 (火)

カテゴリー5:五右衛門風呂

この小屋の名物は五右衛門風呂である。この風呂に入るにはまず薪を割らねばならない。

_0916実は彼女たち、全員が薪を割るのが初めてである。初めは危なっかしくて見ていれなかったが、段々腰の入れ方がわかってきた。


M_0931こんな体験は2度とすることはないだろう。
でも、要領がわかってくると、面白そうにいつまでも割っていた。


_0926この者には薪の五右衛門風呂焚きの免許を与えた。これで免許皆伝者は2人である。

| | コメント (0)

2006年8月 7日 (月)

山葵田小屋に疎開 

0504_2余りの暑さに急遽山葵田小屋に行くことになった。たぶんイワタバコが満開ではないかと予想していた。
今回のルートは、前々から気になっていた二俣(百古里)で蕎麦を食うのがテーマである。帰りは1年ぶりに浜松西インターに向かい、幸水梨を買って帰るという設定である。
Mm_0506_1

いるかハム
森町を通るときは必ず寄るのが「いるかハム」である。ここのベーコン、ソーセージ、ハムは大変美味しい。特にハムはやわらかくて美味しい。今回かった鶏肉のスモークも美味しかった。

百古里庵(すがりあん)
雑誌に紹介されて以来、一度寄ってみたかった蕎麦屋である。しかし、この地には[さいとうラーメン]があり、なかなか蕎麦を食う機会がなかったのだが、この暑さではラーメンを食うには不向きだったから、好都合だった。しかし、雑誌に紹介された食い物屋というと、なかなか本当に美味しい店は少ない。だから地元の人から情報を集めてみると、実はこの店、あまり評判はよくなかった。①わたしは2度食べに行ったけど、休みだった。②あの田舎蕎麦はとっても固くて、私はお腹をこわしてしまった。というようなものだった。それでも、話の種に行ってみることにした。なぜなら普通、①旨い店はその日の仕込みが売り切れてしまったら、店を閉めるのを常とする。②田舎蕎麦はよく噛んで喰うその歯触りが生命だから、他人の食評は余り信用できないからである。
森町の白壁館から百古里方向に右折すると、以前“Hana”と登った[獅子鼻]の下を通って山道に入り、20分くらいで古民家を改造した蕎麦屋に着く。雰囲気は大変素晴らしい。
田舎蕎麦、二八せいろ、キノコの天ぷら、川海老のかき揚げ、ゴマ豆腐を注文。込んでいたのでかなり待たされたが、真っ先にでてきたゴマ豆腐は今までに食ったこともないおいしいモノだった。田舎蕎麦は確かに固かったが、腹をこわすほどのこともない。しかし二八蕎麦の方が蕎麦つゆも絡みやすく、蕎麦の香りもよくおいしかった。キノコの天ぷらは何処にでもあるものだったが、川海老のかき揚げはとてもおいしい。
次回は二八せいろ、ゴマ豆腐、川海老のかき揚げ、田楽を注文する予定!

遠州菓子処「むらせや」
二俣の“むらせや”はこのブログにも何度も登場しているわたしのお気に入りのお菓子屋さんである。和菓子と洋菓子の両刀使いであるが、どちらも大変おいしい。店頭の掲示に「楽天で買い物ができます」と表示してあったから、かなり大々的に製造しているのだろう。いつもは帰り道に買って帰るのだが、今回はこの道は通らないので、“ふくふくプリン”と“くずきり”を買った。どちらも大変うまかった。

日本一の清流“阿多古川”
M_0484_1この美しい渓流はいつもは“Hana”の水浴びの休憩ポイントなのだが、今日は下界も猛暑と見えて、またやっと夏らしくなった初の日曜日とあって、道路も清流も大渋滞を起こしていた。河原を覗くと水着姿の若者や子供連れで大にぎわいだった。そんなわけでいつもの“Hana”の水浴びポイントも先客に奪われ、仕方なしに別のポイントを見つけてやっと河原に降りられた。“Hana”はやっとストレスを発散できた。

かなり涼しい山葵田小屋
小屋に着くと、まずやらねばならない仕事は部屋の大掃除である。しばらく使っていなかったので、窓を開け掃除機と拭き掃除を行う。次ぎに布団干しをしなければならない。それが終わると五右衛門風呂の薪焚きである。これで一段落。この時期では30分もすれば風呂は沸く。
山葵田の石垣にしがみついているイワタバコは、やや峠を過ぎ多感はあるが大変きれいに咲いていた。
風呂から出てからは自宅同様パンツ一丁でいるのだが、家ではそれでも汗が出るので、風呂にはいるのは寝る直前にするのだが、ここでは夕食を終わった辺りから気温はグングン下がり、いまはもうシャツとズボンをはかずに入れないほど寒い。これぞ目の前が山葵田である天然冷蔵庫たる最大の特徴である。

徳島屋(三河大野)
買い物に出たついでに寄ったのが、お馴染み「徳島屋」の“酒饅頭”だ。わたしの知る限り酒饅頭はこの徳島屋が一番うまい。
きょうは他に“錦玉糖”という羊羹がおいしそうに見えたので買ってみたら、これが大変おいしい。
地方の名物はなかなか情報が集まらない。うまいモノの特集をやっている雑誌類は、殆どあてにならない。そうなると、取り敢えず自分で喰ってみるしかないのである。

阿寺の七滝
Gm_0547_1今回は山葵田小屋で過ごすのが目的で、ここをベースに何処かに出かける予定はなかったが、30分ほどで行ける阿寺の滝に行ってみた。目的は何万株とあるイワタバコの群生を見るためである。
たぶん3年ぶりの訪問(“Hana”は3〜4回目)だが、“Hana”は自分の遊び場を全て知っていた。すなわち、以前沢に入って遊んだ場所を全て知っていたのである。ほとんど人がいなかったのでリードを離してやると、河鹿淵に一目散に駆け下り、ちゃっかり水に浸かっていた。
_0571イワタバコはやはりやや峠を過ぎたが満開の状態。これだけの花が咲いていれば白花があるのではないかと思って注意していたら何本か見つかった。
Gm_0523七滝の滝壺でも“Hana”はゆうゆうと泳いで観光客をうらやましがらせた。今日は“Hana”は沢山泳いで、もうクタクタだろう。
G_0524

梨「新水」
帰りのルートを、都田の梨のシーズンにつられて浜松経由にしたのだった。毎年「幸水」時期が少し遅れて「豊水」を買うのがとても楽しみだったのだ。
本日、いつもの店を訪れてみると、「幸水」と「新水」という始めて聞く名前の梨を売っていた。今は「新水」の方が美味しいという。その言葉を信じて「新水」を買ってみた。今、冷蔵庫で冷やしているところである。

| | コメント (0)

2006年7月 1日 (土)

五右衛門風呂の活用

やはりここに来ると、五右衛門風呂の話しは欠かせない。
プログラムの第2は、この薪炊きの五右衛門風呂釜を使ってのピザ焼きである。この山葵田に着くと真っ先にやる仕事は布団干しと風呂炊きである。そうしてまずひとっ風呂浴びる。五右衛門風呂は冬だけでなく、夏でも大変気持ちいい。
メンバーが一通り汗を流す頃、風呂釜の中では熾きが沢山出来る。そこにピザ生地を入れると15分ほどで大変うまく焼き上がることが、今回の実験で立証された。大成功である。ただし、玉ねぎを使っているので“wan”たちにはあげられない。

| | コメント (0)

2006年5月15日 (月)

天使となった“ナナ”

「天使のセレナード(Angels' Serenade)」G.B.BRAGA作曲 を弾いているときだった。なぜか涙が出てきて楽譜が見えなくなってしまった。明るくウキウキする曲なのに!

わたしは天使となった“ナナ”のシッポを触るのが大好きだった。あの触感がたまらなかったのだ!“ナナ”はとても嫌がっていたが、わたしの欲望の方が強かった。あの子のシッポは天使のシッポだったのだ!
M_6063

写真は例の五右衛門風呂のある愛知県の山葵田小屋での合宿風景である。ダルメシアンの“ナナ”、ゴールデンの“ミック”、黄ラブの“P太”、そしてわが黒ラブの“Hana”。4頭揃った数少ない写真の一枚である。

M_6071“ナナ”は4頭の中では一番威張っていた(年長だった)。座椅子を自分用だと主張し続け、わたしたちにも使わせなかった。
気高く美しい子だった。

| | コメント (0)

2006年3月21日 (火)

隠れ家

わたしは愛知県鳳来町に隠れ家がある。自分のものではないが気軽に借りられる環境から、月に1〜2度は訪れている。何がいいかと問われれば即座に出る答えは[五右衛門風呂]なのである。
その家は親戚の山葵田の管理棟(わたしはワサビ小屋と呼んでいる)で、風呂は薪で焚く五右衛門風呂が設置されている。
五右衛門風呂というと皆は直ぐに「石川五右衛門の釜ゆでの刑」を思い出すだろうが、決してそんなに野蛮なものではない。第一釜の格好などしていない。ホーロー製のごく普通の浴槽である。その浴槽の下に薪をくべ、どんどん燃やすのである。この風呂焚きがまたいいのだが、それはまたいつか述べよう。今日は湯船の話しをする。
蓋を取って手を入れ、温かくなったらもう一本薪を加えて裸になり、下駄を履いてはいるような野蛮なことはせずに、プラスチック製のスノコ状のものを下に敷いて入浴する。
もちろん初めはぬるいのだが、浴槽自体は温かいので寒ければ体を浴槽に押しつければいい。そのうちスノコの隙間から熱いお湯が上がってくる。
すなわち、上はぬるいが下はかなり温かいのである。したがって普通のガス風呂とは全く反対の現象が起きているのである。これがいいのだ!下からジワジワと温まり、徐々に全身が温かくなってくる。こんなに気持ちいい風呂は今まで入ったことがない。
ただし、薪には苦労する。効率の悪い風呂だから、かなりの量を消費する。かといって今ごろ薪を売っている店はない。せいぜいバーベキュー用として季節限定で売られているに過ぎない。
幸いなことにわたしには山師(林業の社長さん)の友人がいるので、ダンプカー1杯の薪を譲って貰い、この隠れ家に運び込んである。あと1〜2年は持ちそうである。
問題は、すでにこの風呂釜もかなり傷んできている。ところが修理を出来る人材がもういないことである。これが壊れてしまったらもうガス釜に替えるしかないのかも知れない。それが当面のわたしの悩みである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)