音楽/チェロ

2022年5月 2日 (月)

BACH6曲

山小屋の2階はなぜか音響がすばらしく、チェロを弾くのがすごく楽しいのです。
でも、いつもは荷物にもなるし集中して練習したいから1曲せいぜい2曲の楽譜しか持ってきません。それが今回は全6曲の楽譜を持ってやってきました。譜面台に載っているのはカザルス-トーベル版をB4サイズに拡大コピーしたものです。

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さすがに一晩に6曲の練習は出来なかったけど、この音響では3曲は弾けます。1曲に1時間ずつかけて3時間。至福の時ですがすごく疲れ集中力が切れます。
なお、途中で休憩を入れるとついついスマホを見てしまい、すると休憩後は楽譜が見えなくなり練習にならないので、休憩なしでぶっ通します。

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2022年4月30日 (土)

「理論的実践的チェロ奏法」(上) 

捜し物をしていたら貴重な資料が出てきた。Casalsの高弟だったアレクサニアンの著書を東京大学管弦楽団が翻訳し海賊版として出版したもののようだ。
少なくともわたしはアレクサニアン著「理論的実践的チェロ奏法」という書物はこれしか目にしたことがない。ただ、アレクサニアンはBACHの無伴奏チェロ組曲全6曲の解釈本(楽譜)を出版しているので、CasalsのBACHを研究するのに欠かせない1冊である。
ところで、この本だが東大オーケストラのチェロパートの団員が自分たちの為に翻訳したのでは無いかと思っている。さすが東大だと思う。1967年に非売品として印刷したモノを1970年にコピーしたのではないだろうか。そしてその後わたしの手元にいつどこからやってきたのか皆目記憶がない。1ページ目に[K.sakurai]とサインが入っているが、桜井さんという方の記憶はない。文中何カ所かアンダーラインが付してあるがこれは桜井さんの筆跡かと思われる。
本書はスケールやBACH無伴奏の譜例を元に基礎的奏法を丁寧に述べている。
1ページ目の[序]はCasalsが書いている

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最後のページは76で編集責任者の名前が載っている。タイトルに(上)とあるが(下}は手元にはない。この冊子には表裏の表紙はなくいきなり1ページから始まり76ページで終わっている。

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説明と譜例が別のページになっているので見にくいがだれでも知っている譜例なのでわかりやすい。

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1970年はわたしは大学を卒業しているので、この冊子の持ち主はわたしより若い方と思われる。貴重なものなのでお返ししなければと思うのだが・・・

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2022年4月27日 (水)

エアコンの季節

アマティはわたしがチェロを弾く度にチェロの下に潜ってBACHを楽しんでいるのだとばかり思っていました。しかし、数年間観察しているといくつかのことに気付きました...
①ここがエアコンの吹き出し口直下の最も涼しい所であること
②冬は写真の真上にガスストーブを設置してあること
③春秋の快適シーズンにはここには来ないこと
このことから、暑がりで寒がりのアマティはいつも最高の環境を求めているんだ!...
そして今年もエアコンの季節がやって参りました。エアコンを使うのは2回目で、2回ともここに潜ってきました。譜面台の足を枕にして寝こけています。至福の時です・・・
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2022年4月16日 (土)

ナイロン弦[オブリガート]

黒地に日の丸という奇抜なデザインだがこれはピアストロ社のチェロのナイロン弦の袋。
以前取り寄せて使ってみたが、パワーを出すことが出来ないことや、弦がいつまでも伸びて安定しないことからお蔵入りとなっていた。
今回訳あってこの弦のことを思い出し再度日の目を見ることとなった。確かにパワーは弱いが音色は明るく柔らかく、さらに弦が柔らかいからか押さえやすく故障中の左手がかなり楽になることが分かった。
いま、何種類かの弦を持っているので暫くはこの弦で楽しんでみよう...
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2022年3月21日 (月)

BACHの誕生日にBACHを弾く

やはりBACHのお誕生日にはBACHを弾くと心が改まる。
今日は6番をとても気持ちよく弾くことが出来た。
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2022年3月16日 (水)

ナイロン弦に挑戦

チェロのナイロン弦OBLIGATO(オブリガート)と
   evah pirazzi(エヴァピラッツィ)
チェロを初めた六十数年前、チェロの弦はガット弦からスチール弦に移行する頃だった。もちろん練習用のバイオリンやチェロの弦はかなり以前からスチール弦が使われていたが、この頃から質のよいスチール弦が出始めたと言っていいだろう。当時ロストロポーヴィチがプリムのスチール弦を付けていたといって話題になったものだ。
その後チェロはスチール弦が主流になっていく。
そんな時期にチェロを始めたので最初からスチール弦を用い、ガット弦は一度も使ったことがない。
その後もスチール弦はさらに進化し、わたしはついにLAESEN (I,II)SPIROCORE tungsten(IV,V)を組み合わせバリバリに音が出る仕様にすることが出来た。
さて、わたしも老齢化し、余生はCasalsBACHに浸透しようとトーベル版を毎日弾いているのだがCasalsのフィンガリングは開放弦とフラジレットを多用しているので違和感があり、スチール弦でこのフィンガリングは難しすぎてわたしには無理である。
そこで散々悩み考えたあげく「そうかCasalsは生涯ガット弦だった」ことを思い出し、わたしもガット弦を使ってみようという気になった。しかしいきなりガット弦を弾く自信はわたしには全くないのでまずはナイロン弦を弾いてみようと思い立った。
ドイツのPIRASTORO社からOBLIGATOとevah pirazziという名高いナイロン弦がセットで発売されているのでテストしてみた。(あくまでもわたしのチェロMartin Stossと弓A.Vigneronでの試奏である。
[オブリガート]
4本取り付けて驚いたのは調弦が定まらないこと。弦がいくらでも伸びているようで、4本調弦するのに1時間もかかってしまった(その後も1ヶ月経ってもまだ安定しなかった)。アジャスターはほとんど意味をなさない。
しかし音色は艶やかでパワーもありさらに倍音もよく出ていて素晴らしい。
ナイロン弦のセットとばかり思っていたものの、A線はスチール弦で他3本がナイロン芯にスチールを巻いたものだった。
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線がとてもよく鳴るのは嬉しい。残念なのはC線の反応が悪くパワーもないので現在はスピロコア(タングステン)を付けている。
[エヴァピラッツィ]
こちらもナイロン弦のセットとして購入したものだが、実際にはA、D線はスチール弦でG、C線がナイロン弦だった。新しい弦を張っても調弦が一発で定まるのには驚き。アジャスターも最初から4本とも使える。
大変華やかで美しい音色でパワーもあっていて気持ちいい。4本の弦のバランスも良くC線も許容範囲ではあるがスピロコア/タングステンの方がさらによく鳴る(ナイロン弦はG線のみであとはスチール弦となってしまうが)。
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線のナイロン弦は音量もあり深みのあるステキな音がするのだが、C線のスピロコアとの相性がよくないので最終的にはG線もC線と同じスピロコア/タングステンに落ち着いている。結局4本ともスチール弦となってしまった。

そのうちに再度LAESEN)・SPIROCOREの組み合わせのスチール弦に張り替えて比べてみようと思うが、いったんナイロン弦の柔らかさを味わってしまうと以前のスチール弦に戻るのも怖い気がする。
さらにこの2種類の弦は開放弦もフラジオレットも自然な美しい音色なのも魅力。また、ウルフトーンも抑えられている。
ほぼ半年間、ナイロン弦をテーマに弦を取っ替え引っ替え交換してみて結局4本ともスチール弦に落ち着いてしまったがこの組み合わせが一番気に入っている(写真2枚目)。
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2022年2月24日 (木)

爪の悩み

左手人差し指の爪が長すぎて弾けない。たぶん人によって指の太さや長さが違うから一概には言えないが、ボクの場合は人差し指の爪が長すぎて困ることがよくある。だから普段から人差し指(写真の右側)は深爪するように気をつけているのだが、これだけ切っても爪が直接弦に触ってしまうことがある。しかし、これ以上短くすると出血し、過去には (ひょうそう)になったこともある。その になるかならないかの境でやめなければならないのは結構難しいがここを上手にやらないとBACHの6番のプレリュードが弾けない。
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2022年2月21日 (月)

チェロが好きなイヌ

わたしがチェロを弾いているといつの間にかチェロの下に来てゆったりしている姿を何度もアップしてきた。
しかし、チェロの音が好きなわけではなく、どうやら上から吹き出しているエアコンの風を求めて来ているんではないかとの結論に達している。
たしかにエアコンを使わないシーズンに入るとめっきり側に来なくなったからこの説は頷けるものである。
が、冬になると再びチェロの下に潜る機会が多くなってきた。
わたしはエアコンの暖房は好きではないのでガスストーブを使っているのだが、ガスストーブの吹き出し口が下に着いているので、この場所がアマティにとっては大変居心地がいいのである。
ただそれだけかと思うとちょっとガッカリだが、側にいてくれるだけでウレシイ!...
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2022年2月17日 (木)

調弦がタイヘン!

左手の親指の第3関節を痛めていて親指を用いた奏法に苦労しているが、それだけではなく調弦にも手を焼いている。
ペグ(糸巻き)を回したくても力が入らないから、五度音程で調弦するのは不可能となってしまった。仕方ないから弓を置いて右手で回すしかない。
今、ナイロン弦に凝っているのだが、弦が伸びるので大変な思いをしている。
写真1枚目は見えていないが親指を反対側に回しペグを食い込ませながら回している。2枚目は小指を反対側に回しているのが見えるが、親指に力が入らないのでペグを食い込ませながら回すことができないからピッチが合ったところでピタリと止めることができないで緩んでしまう。
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ここからは60年も前に遡るが、カザルスが来日した際(確か85歳だったか)、公開レッスンでカザルスがバッハを弾く場面を目にした。
カザルスが五度を弾くと平井丈一朗が後ろに回ってペグを回し調弦する姿を見て驚いたものだった。
わたしの場合はまだ85歳には達していないがそれでもだれも調弦してくれる人はいないので自分でやるしかない。

そんなことを思い出していたら、50年前にいまのチェロをベルリンで買った時にマイスターが勧めてくれたウイットナーのペグを思い出した。
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ギアを内蔵したギアペグである。これを用いると簡単に調弦ができアジャスターがいらないらしい。そんな優れものだったが、当時は不便な思いがなかったので黒檀のペグにしてもらった記憶がある。いま、それを探していたらなんと現在も健在であることがわかった。あれから50年も経っているのだからおそらく市民権を得ているのだろう。
ただ、わたしは年に1〜2回は弦を交換するのだが、その度に大変な思いをしなければならない(アダプターがあるらしいが)のと取り付けに調整が必要である。

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2022年1月 1日 (土)

弾き初め

昨日弾き納めをやって今日はお弾き初めとなるがなんのことはない。ただの日常の出来事。年が改まったとは言っても弾けないところが弾けるようになるわけではない。今日くらいはゆっくり弾かずに過ごそうかという気がないわけでもなかったが、習慣の方が優った。
親指は痛い。痛いけど弾けないわけではない。万一親指が完全に壊れても親指を使わない曲ならおそらく弾くことは可能だろう。でも、やっぱりバッハの6番が弾きたいな!
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