登山犬 “アマティ”

2025年1月 6日 (月)

お誕生日おめでとう!!

アマティの13歳のお誕生日である。わたしも先達て81歳になったところ!... これを年の差68歳と言ってはいけない。ラブラドールの人間年齢換算値は諸説はあるものの、13歳の最もふさわしい数値は96歳。アマティはいつの間にかわたしを追い越してこんな年齢になってしまった。
なんだって?わたしはあと15年なんてとても生きていられない。
あぁそれなのに2日連続で山に連れ出してしまってゴメン!...
アマティはわたしと同じように左足を引き摺り痛そうに歩いているのに気付いていたのに・・・
「きょうはね、コタツでゆっくりしようね」そう言いながら彼の左足をマッサージしながら昔話をずっと聞かせる81歳のジイがいた13img_9216 13img_9223

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2025年1月 5日 (日)

遠回り初詣

浅間神社に初詣に行こう行こうと思いながら三が日を過ぎて5日になってしまった。「よし、今日行くぞ!」と思い立ったら支度は早い。朝9時親子3人で家を出発。コンビニで行動食を買い入れ30分で天徳院、この登山口でアマティはリードを放たれる。
20分程で峠の光明地蔵でお地蔵さまと並んで記念写真。
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きょうも富士山がきれいに出ている
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明日はお天気が崩れると言うから雪が積もるといいけどな!...
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賤機山のピークに賤機山城址がある。ここは14世紀、今川氏と狩野氏の鬩ぎ合いの痕跡であろう。
以前は静岡市内の展望がよかったのだが、周りの木々が伸びすぎてよく見えない。こんなフェミリーハイキングのルートなのだから整備してほしいな。
2枚目はやっと浅間神社の山の上の社[麓山神社}に到着。初詣客が参拝列を作っていましたが、犬連れのわたし達はそのずっと後からお参りを済ませました。
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浅間神社円内に降りたらすごい人だかりでまともにお賽銭を入れられない状態でしたが、参拝者の頭越しに賽銭を投げ1年の無事を祈りました。
下山して11時半。お腹が空いてますがお正月休み最後の日はどこも混雑が予想されるので、コンビニでおにぎりを買っていつもの城北公園のベンチで食べました。昼間のベンチはポカポカでいい気持ちでした。

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2025年1月 4日 (土)

ハイキング初めは牛ヶ峰

正月中登山日和が続いているが[ハイキング初め]は今日になってしまった。きょうはかなり冷え込んだので「シモバシラの花」を狙って「牛ヶ峰」への山行だったがまたまた空振り。700mあるんだから充分冷え込んだと思ったんだけどな・・・
駐車場には何台かのクルマがあったが、山頂は全て貸し切り。あの広い山頂に誰もいないことは珍しい。
朝、東には雲が出ていたので心配したが富士山は顔を出していた。
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アマティは富士山の前に座らされるのだが目の前に広がる広場をみて落ち着いてモデルになる気はない!...Dsc09429_20250104173801
自由にしてやると大喜び。次の写真は4肢が宙に浮いている姿で、最近ではこんな姿を見るのは珍しい。 Dsc09317
アマティはまもなく13歳(1/6)。前足は強いのだが後ろ足は筋肉が殆ど萎えてしまった。それでもしっかり地面を捕まえている。 Dsc09270 Dsc09356_20250104173901

ここからは木の根による段差がある大変なルート
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グリップの弱い段差は以前ではみられない慎重な行動が目に付く。
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シモバシラは見ることができなかったが帰り道でエビネの群生地を見つけた。もちろん今は花は付いていないが写真のような葉の塊を数カ所見ることができた。このルートは何度も使っているのだが過去エビネの一塊を見つけたことはあったがこんなに沢山あったのかと驚く。Dsc09617
この春は開花の様子を見極めるため何度か登らねばならない。

12月21日にニホンカモシカに会ったが今日も少し離れた所で会った。巣があるかな。

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2025年1月 1日 (水)

新年 おめでとうございます

初日の出を拝みに出かけたのは遊木の森(有度山)の丘。
何かを予感させる美しい太陽だった・・・

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今はサラはいないが大勢のラブやゴールデンが迎えてくれ、みんなで初日の出を拝んだ!...
ここ数年体調は万全ではない。アマティもそうだが老齢だから仕方ないのかもしれないがそれでも復活を信じて日々励んでいる
今日はサラのママ(アマティの実家)にも会えてたくさん話しができてよかった〜
アマティ共々新しい年への出発である

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2024年12月29日 (日)

ブルブル 初氷

今朝のお散歩は寒くて起きるのが大変だった。
いつものようにアマティが行きたい方向に進むと、5月には菖蒲が咲き乱れるショウブ池が凍っていた。
今シーズン初の初氷。寒いわけだ・・・
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2024年12月21日 (土)

牛ヶ峰散策

ものすごく寒い朝、朝食後コタツに潜り込んだけど「まてよ、こんな日ならシモバシラの花に会えるかも・・・」と思いつきお尻の重いカーサンを連れ出し牛ヶ峰に向かった。
しかし、またまた空振り!... シモバシラは一輪もなかった。
そんなことはどうでもいいアマティは、自然の中に放たれたうれしくてしょうがない。年甲斐もなくついついはしゃいでしまう。こういう所に来ると目が輝いています。
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次の写真はわたしが大好きな後ろ姿。走っているお尻はとりわけセクシーです。若い頃は足腰尻の筋肉がものすごくもっともっと魅力的だったけどね・・・
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下山中、いきなりアマティが走り出しました。従来ならほっておくのですが老犬がこんなことをするとあとに堪えるので「来い〜」と叫んだ瞬間、アマティの前にニホンカモシカが逃げる姿がありました。こいつ、まだこんなことしています。
制止がききトボトボと歩いて戻ってくる後の残り紅葉が美しかったので「待て〜」と叫んでパチリ。
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やはりコタツに入って過ごす土曜日よりひんやりおいしい空気を吸える土曜日の方がいい

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2024年12月15日 (日)

シモバシラの花を見たくて!...

竜爪山にはたくさんの登山道があります。わたしがここ数十年使っている登山道は文殊岳への2つある堂白山直登コースの西側なのですが、2022年9月の台風15号でズタズタになり非常に危険な状態(このコースだけではないがここは特にひどい)。このようなマイナーな登山道(登りも降りも貸し切り)は復旧が全くされていないどころか一旦壊れた山道は年々崩壊が進む。
しかし、慣れ親しんだルートなので毎年使うが2024.1.7もアマティを連れて行ったのだが、彼は殆ど自力で登り(この箇所のみリードを付けてやったが)、帰りにわたしが滑落してからは急に気弱になった。(なお、この日の写真は帰り
さて、11ヶ月後の今回もこの部分は更にひどくなり、他にも何カ所か崩壊が進み、すでに犬連れの限界を超えている感じ。この時点で帰りはアマティを背負って他の登山道を降りなければならないと覚悟をする。といっても今わたしの体力で30kgのアマティをオンブして下山するのはあまり現実的では無い。かって"Hana"を富士山頂からオンブして降ろしたのとは訳が違う。
と言うわけでおどしたりすかしたり、リードを引っ張ったりおやつで釣ったり、這這の体で全てをクリアし(おんぶ無しで)難所を超える。

アマティはこの岩を「降りられない」とわたしに訴える。通常ならアマティは自分で巻き道を見つけて先方で合流するのだがどう見てもここは無理。こういう場合はリードを繋いであげるのだが、先に降りたわたしはこのロープにつかまってアマティに近づくことができない。なぜならこのロープの支柱は宙に浮いているからだ。カーサンにも手伝ってもらいながらなんとかリードを付け「おいで」と言うと安心して下に降りて来た。今回このような箇所が数カ所あり、全てこの方法でクリア。
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やっと難所を越えお地蔵さまに辿り着いた。今回は初めて「毎年お世話になりました、わたしもアマティももう2度と来れないかもしれません。今回が最後、無事に下山させてください」と声を出してお祈りした。
そしてやっと山頂。ここから静岡市が一望できるこの地(多分自宅も見えるハズ)に先代"Hana"が眠っている(一握りの散骨)。Dsc08459_20241216093001 Dsc08471_20241216093001
山頂はポカポカ陽気で大勢のハイカーがお弁当を食べていた。
こんなに人がいるのにわたし達が通ったルートではだれにも会わなかった。
やはり山頂からの富士山はいいなぁ! そういえば遙か昔はこの辺り木が生い茂っていたので櫓が建っていてそこに登って富士山を眺めた。ふふふ、懐かしい、歳を取ったものだ・・・ わたしまもなく81、アマティまもなく13。アマティ、よく頑張ったぞ!Gimg_8920-2 Img_8914

こんかいの竜爪山登山、道が壊れていたことは承知していたがこのルートでなければならない理由があったのだ。
この日のお天気予報でこの冬一番の寒さ、3度を示していた。静岡市内の標高は40mそこそこだから竜爪山1040m、標高差1000。気温は100m高度が上がるごとに1度下がるから山頂は-7℃ということになる(あくまでも大まか)。「よし、この日だ」としばらく前から決めていた(当日目が覚めて行く先が決まる最近のパターンとはずいぶん違うが)。
ということはシモバシラの花を見るには今シーズン初のチャンスと考えたわけである。しかしどうしたことだ!...シモバシラの群生地をいくつもチェックするものの全くない。ガックリして山頂に着いたら「あれあれ、なんということ」、足下に霜柱が咲いていた。かなり小さく貧相ではあるがあれだけ危険でハードなルートを取ったにもかかわらず見ることができなかったのにぃ!... でも、見れただけで一気に疲れも吹っ飛んだ。山頂でしか見れなかったということは予想ほど気温が下がらなかったということで予報を信じたわたしがバカだった。やはりわたしには[朝起きてからの行動パターン決定]がよく似合う・・・
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わたし達の行動パターンは[山頂ではご飯を食べるだけ]。およそ20〜30分の滞在で下山にかかる。それは登山の目的が山頂踏破ではなく「花探し」だから長居はいらない。帰り道でも花を探さなければならない。が、いつもなら同じ道を見落としがないかチェックしながら下るのだが今回はもう同じルートは犬連れは限界。周遊のあまり変化のないつまらない直登ルートを何十年ぶりに取った。
このルートは確かに危険箇所こそ無いがスゴイ急登続きで降りも斜度があるから大変。
とうとうアマティが吠えて助けを求めてきた。彼はこの倒木を飛び越えようとしたがその先の高低差に驚き急遽倒木の下をくぐろうとしたのだ。が頭は通ったもののお尻が抜けず更にはその先の高度差におびえ困っていたらお尻と後ろ足がはまってしまったのである。これではさすがに困っただろう。わたしも大変困った。ここに戻るにはアマティの目の前に登り用につかまるロープが張られている。これがアマティを降ろすのに邪魔になるのだ。最終的にはわたしが登ってお尻を持ち上げ、藪を巻いて下に降りることができた。Dsc08499

アマティの嫌いな丸太橋。
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でも今日は難なくクリアできました。あれだけ大変なセクションをクリアしたんだから、こんなのはなんともないよね!... Dsc08553

ムラサキの線が本日の歩いた周遊コースです(時計回りに回りました)。これだけ歩き回っても14時には自宅のコタツに入っていたから短時間でいい運動ができました。
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登っていくと途中左に折れる破線が現れます。これをずっと下ると浅間神社にでます。長いですよ!...

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2024年12月 7日 (土)

お洞慶さんの紅葉

今日の目的は羽鳥の洞慶院横を更に詰めた場所に行くことだったが空振りに終わった。洞慶院まで戻り文珠庵でとろろ蕎麦を食べ、さて帰ろうとしたが、せっかくここまで来たから紅葉を見てこようと思って坂を登ったらなんとちょうど真っ盛りできれいきれい!...
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本堂でアマティと一緒にお参りしたあと記念撮影
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文殊庵のとろろ蕎麦 この色がいい。この色のとろろは天然の自然薯だが結構人気のある蕎麦屋の目玉商品が天然物とは考えにくい。おそらく天然物に準じて栽培したものと思うがとてもよくできている。
「天然物との区別も付かないのか」と言われそうだが、「色は天然物」だがすりおろしたあと伸ばしてあるので正直わからない。
でもいいじゃないか、天然物だと思って喰おう・・・
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2024年12月 1日 (日)

病める富士

冬の富士山は美しく気高い。遠く静岡市から見てもなだらかな曲線と一人たたずむ姿は、多くの山を見歩きしてきたわたしでも息をのむ。
やっと雪をかぶり天候が落ち着き、近くで富士山を見る機会をうかがっていたら「よし、今日だ」とのお告げがあり出かけてきた。
しかしその富士山も近くに行くと痛々しい姿をむき出しにしている。あろうことか、富士山は今まさに崩壊の危機が進行しているやに思える。
写真正面に見える割れ目が[大沢崩れ]、富士山頂剣ヶ峰のすぐ西側から崩壊が始まっている。
雪のラインの少し下の一番広い所にかっては「お中道」のルートが通っていた。わたしも1度渡りたいと思って行ってみたら直前に通行止めになっていた。まだ対岸にはハシゴが残っていたので強行したかったが断念した。その後も崩れの両側からルートを探ったが結局1度も成功せずあきらめた。一度も挑戦できなかったのは始終岩がゴロゴロと砂煙を上げて落ちているのを目耳にしたからである。
大沢崩れまでは静岡県側のようで、静岡県が崩れ防止工事を長年に渡って行っているがここ半世紀、目に見える効果は感じられないが地道に続けていないと富士山はここから大崩壊を起こすことは間違いなかろう。
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次の写真は山梨県に入ってすぐの位置。大沢の崩れは右端だが、正面にも崩れが何カ所もあり、けっして優雅な富士を思わせるものでは無く老朽化した富士山と言っていいだろう。
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少しカメラを引くと大室山が見えてくる。この辺りは若い頃の遊び場所でジーピングをしたりキャンプをしたりMTBサイクリングをしたり、雪の中を駆け回り、一面のお花畑の中を歩き回り、鹿の大群を追いかけたり、キャンプで夜中に肝試しをしたり、子どもたちにとっても思いでの深い所のはずだ。
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ここは国有地だろうか、半世紀以上も殆ど開発されない広大な空き地である。最近はゲートができて車は中に入れないからアマティのお散歩には申し分ない。近くに有料のドッグランがあり日曜日の今日は激混みだったがここはだれ一人会うことは無い。 Dsc08325 Dsc08321

精進湖に降りて一休み。アマティをクルマから降ろしたら一目散に精進湖で泳ごうとするので慌てて制止した。Dsc08345_20241202090601

途中、雪をかぶった白鳳三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)を見ることができる。その度に気持ちが若返りワクワクする。特に北岳はお花畑を求めて何度も登ったものだ。
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12月に入ったので太平洋側ではもう雨を心配しなくてもよくなった。体力は落ちたがせめて低山歩きくらいはしたいものだ。

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2024年11月26日 (火)

夜のお散歩

もの凄い雨だった・・・息もできないほどの・・・
でもねぇ、毎日3度のお散歩していることだし、アマティだってそのつもりでいるから生理的都合もあるだろうし・・・
と思って雪山登山用のジャケットとオーバーズボンをはき豪雨の中、外に出た。打ち付ける雨が頭や肩を激しくマッサージするのが心地よいと言えば心地よい。
アマティはすっかり打ちひしがれ歩きたがらないがむりやりお散歩コースを引っ張り回す。アマティは最短距離のルートを取り、1回シッコをした後くびすを返して家に帰ろうとわたしを促す。「よしよし、1回出ればいいっか〜」
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