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2025年4月

2025年4月29日 (火)

なんじゃもんじゃ

以前、賤機山の稜線から城北公園を見下ろしたとき、なんじゃもんじゃの花が花時計を囲むように真っ白に咲いていて、とても綺麗だったのを思い出す。その感動が忘れられず、「またあの景色を見たい」と毎年のように思っていたが、今朝ふと思い立ち、「行こう」と支度をして出かけた。

いつものように天徳院から登り始め、賤機城址を越えて稜線を歩く。しかし、稜線の木々が茂ってしまい、富士山も城北公園も望める場所はなかった。
賤機山公園に入ると、ようやく城北公園のなんじゃもんじゃの姿が見え始めた。けれども、あれ? 以前のような感動がない。花時計の手前の木々が茂ってしまったのか、なんじゃもんじゃの木が減ってしまったのか、あるいはまだ満開ではないのかもしれない。Img_1389_20250429193701

浅間神社まで下り、その足でコンビニに寄ってお弁当を買い、城北公園へ。なんじゃもんじゃの花の下でおにぎりをいただく。ちょうど、上から見たときの時計台の林の下にあたる場所だ。なんじゃもんじゃは満開だったが、ここから賤機山は見えなかった。木々が茂り、あのとき見えた景色は、今はもう上からしか見えないのかもしれない。歳をとると景色まで変わってしまうな・・・
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さて、毎晩夜あるいて公園に来る道を逆行する。夜とは景色が違って面白い。

十二双川に差し掛かった時、アマティは踏ん張って動かなくなった。そうか、川に入りたいんだよな!
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2025年4月27日 (日)

ワサビ田小屋跡地

わたしは各地に別荘を持っている。クルマを停めればそこは別荘地、テントを張れば豪邸別荘へと早変わり。その中でも格別の“別荘”が、愛知県の山中、鳳来峡のそばにある。

屋根も畳も風呂も電気もテレビも揃っていて、不足しているのはエアコンだけという、3LDKの小屋だ。もともとは妻の祖父がわさびを栽培していた家だったが、今ではわたしたちしか使わなくなり、わたしが管理人のような形で住み着いた。

家の前にはわさび棚があり、沢の音が常に聞こえてくる。蛍の時期には無数の光が舞い、わさび田を覆うように森が茂っているので、夏は蝉が賑やかだ。気温は静岡よりも2〜3度低く、夏はエアコンが不要だが、冬は極寒となり大型の石油ストーブが欠かせない。

この小屋で一番気に入っているのは、2階の和室の音響が素晴らしいこと。チェロの音がとても美しく響く。
さらに、この地には野生ランをはじめとする多種多様な草花が自生しており、時間を持て余すどころか、観察や手入れに追われて忙しいほどだ。
五右衛門風呂も格別で、わたしが今までに体験したどんな温泉よりも心地よい湯加減だった。また、国道はあるものの、山中の一軒家ゆえ、楽器をどれだけ奏でても誰の迷惑にもならない。

いつ頃から住み着いたのだろうか。子どもが生まれてから度々訪れるようになり(庭でカニが取れるので大喜びだった)、かれこれ50年ほどになる。特に、山野草を求めて写真を撮ったり、犬を飼い始めた30年前からは頻繁に通うようになり、多い年には年間60日も滞在した。
かつては3〜4時間かけてやって来ていたが、新東名と三遠南信道路が開通してからは、70分ほどで到着するようになった。

そして——その小屋はとうとう取り壊されることになった。できればその現場を見届けたかったが、それも叶わず、今日は跡地を訪れた。
いや、正確には、庭にあった山椒の花芽を摘みに来たのだったのだったが、残念かな花は終わっていた。

家のあった場所が平地になっているのを目の当たりにし、胸にぽっかりと穴があいたような悲しさがこみ上げてきた。妻はぽつりと「見たくなかった」とつぶやく。そこは、わたしたちと、2世代の犬とが50年楽しんだ、家の跡だった。Img_1302 Img_1305

アマティも先代のHanaもここにくると毎回宇連川に飛び込む。
写真はすぐ近くの「東洋のナイアガラ」と呼んでいる場所。もうここにも簡単に来るのは難しい。
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アマティ、13歳だけどなかなか見事な泳ぎっぷり。
川の流れが早いが流されながらもしっかりわたしの元に帰ってくる。
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2025年4月26日 (土)

地エビネ満開

自信はなかった。たぶん、まだ早いだろう――でも、もしかしたら咲いているかもしれない。

今年の1月4日、エビネの群落(もちろん葉だけ)を見つけたのだが、それがいつ咲くのか見当がつかなかった。
まあいい。まだ咲いていないかもしれないけれど、今日行ってみれば、だいたいの開花時期はわかるだろう。そんな軽い気持ちで出かけた。

途中の車中で見た光景
いま、里や公園などでも藤の花が楽しめる季節だが、この山で見た藤は格別だった。
「なんだこれは!?」と思わず声が出るほど――おそらく一本の藤の木なのだろうが、こんな見事な藤は見たことがない。Img_1209 

登山道を進んでいくと、「あれ、何かいる……おや? 日本カモシカらしいぞ」と気づいた。
カメラを向けながらそっと近づいていくと、最短距離――およそ5メートルまで近づいても逃げる気配がない。
まるで人をバカにしているようだ。というより、人間をまったく怖がっていない!
ようやくアマティが気づき、追いかけようとしたところで、逃げていった。
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だいたい、日本カモシカといえば高い山の崖の上から人間を見下ろしていたような動物である。
それがいまや、こんな所まで降りてきて、人も犬も恐れずにふらふらしているとは……。
ここは静岡市民の「いこいの森」だぞ!
これでは、熊が村の中に降りてきても何ら不思議ではない。
きょうは帰りの林道で鹿が飛び出してきて急ブレーキをかけた。この山は毎回鹿やカモシカと会えるから野生動物交流公園のようだ!

山頂の一本桜はさすがに終わっていたが、素晴らしいお天気のもと、おむすびを食べ、わらび摘みを楽しんだ。Img_1231_20250429163201 Img_1243_20250429163201

そのあと、例のエビネの葉を見つけた場所へ行くと――「おぉ、咲いている、咲いている!」カンは外れて見事な見頃のエビネに会えた。Img_1250 Img_1254

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どうやらエビネはシカやカモシカの好物ではないらしい。よかったよかった!

帰り道、アマティは沢で水浴びをして、体の汚れを落とした。
今日は暑かったからね、気持ちよかったね!
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佐渡旅2025:SUN ROADとわたしの小さな恋人たち

この時期になると毎年、佐渡に渡って雪解けとともに咲き出す小さな花を見に行くのが恒例となっていた。しかし昨年は、妻の体調が思わしくなく、何十年ぶりかに諦めざるを得なかった。

それでも、頭に焼き付いているあの「天国のような光景」をもう一度見たくなり、「これが最後」と自分に言い聞かせて悩みながらも計画を立てているとムスメが「私も行く」と申し出てくれた。これは大変心強く、早速日程を決めることになった。

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問題は、金北山にかかる大佐渡スカイラインとドンデンの道路がいつ開通するかということだったが、その情報がまったく入ってこない。例年なら第3土曜日に開通するので、やむなく第3月曜日の730分のフェリーを予約し、コテージもギリギリで押さえた。これ以上遅れるとゴールデンウィークにかかるのでそれは避けたかった。結局、420日(日)の昼過ぎに静岡を出発。上越の期待の「富寿し」で夕飯をいただいたが……あれ?うまくない!以前の富寿しは一体どこへ行ってしまったのか。

失意のまま近くのスーパーで買い物を済ませ、直江津港の駐車場で車中泊をすることに。ところが、我が家の寝台付きハイエース、3人と1匹で寝たことがなかったので困った。今までは縦に寝ていたが、思い切って横に寝てみたら……おやおや、意外と全員寝られるではないか!(ナローハイエースなのに!)

夜通し降っていた雨も止み、21日の朝。港の食堂は早朝から営業していたので、搭乗手続きを終えて、以前「とても美味しい」と思った海苔の朝ラーメンを注文。しかしこれも……あれれ、美味しくない。私だけでなく、ムスメまで「もうお父さんの言うことは信じない」と言い出す始末。寿司もラーメンも連続で外したので、わたしの口が壊れたのかと思った。

フェリーは7:10発、9:50に小木港着。「小木には『七右衛門』という美味しい蕎麦があるよ」と誘ってみたが、相手にされず、両津の「田中餅店」の栃餅をお弁当にしてドンデン山へ向かうことになった。

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道すがらの海岸からの金北山 

ところが、両津に向かう途中で佐渡スカイラインの入口に「雪のため通行止め」の表示があり、もしやと予期していたものの最大の期待が崩れた。さらになんと、田中餅店は定休日。仕方なくお菓子やせんべいで腹ごしらえをしてドンデン山へ向かったが、こちらも「大雪のため通行止め」。なんという最悪の展開。

そこで行動を切り替え、「アオネバ渓谷でも登るか」となったが、途中雪で通行が困難との情報があり、気軽なハイキング程度にしておくことに。道すがら、カタクリをはじめ、フクジュソウ、ヒトリシズカ、ニリンソウ、そしてオオミスミソウ(雪割草)等も姿を見せた。が、「これからがメインだな」と思ったあたりで渡渉に。前日の大雨で水かさが増しており、アマティ(犬)は大喜びで水に入っていくが、私たちは装備がなく(車には長靴があったのに)ここで断念。
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一旦アオネバ登山口まで戻り、ドンデン山に通じる通行止めの林道を歩いて登ってみると、対岸の山桜がとても綺麗!まさに今が一番の見頃だった。
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ただ、林道歩きを嫌がるムスメに合わせて早々にクルマに戻る。まだ時間があったので、コゴミ(山菜)を採りに行くことに。林道はまだ整備されておらず大きな落石がゴロゴロと荒れていたが、四駆のハイエースで強引に登り、秘密の採取スポットへ。コゴミがちょうど良い状態で生えており、こういうことには娘も夢中になる。
写真はコゴミの天ぷらとおひたしに佐渡わらび
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さて、コテージに到着。[Ruby Tuesday]という一戸建ての貸別荘。今回は3LDKの部屋しか空いていなかった(昨年もここだったが、最近は2LDKのコテージが予約しづらい)。中は至れり尽くせりの最新式の別荘と言って良い。犬連れの宿としては最高級である。Wi-Fi完備なのもありがたい。
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コテージで一休みしたあと、みんなで海岸をお散歩に行く 途中で🎶この木なんの木不思議な木🎶 神社の裏の巨木Img_0997_20250426135201

夕方の海岸は波もなく、静かな夕暮れ。木製の桟橋に足を放り出して座っていると――

「あ〜、あれだあれあれ! MOON ROADではなくSUN ROADだ!」

MOON ROADは伊豆で見たことがあるから、思わずSUN ROADという言葉が口をついて出た。今日一日ついていなかったけれど、このSUN ROADに会えただけでヨシとする。こんなのが見られただけでもラッキーだったんだから……S__16760859

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夕食は自炊もできるのだが、安くておいしい食事を用意してもらえるので、本館に移動。安い値段なのにこれがすごい・・・
一日目はカニと刺身がメイン。他にもたくさん並んでいて食いきれない
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2日目のメイン料理がすごかった!「鯛の石窯焼き」とでも言おうか、一匹のぶった斬った鯛を塩焼きにしてある。頭、目玉まであるので骨の髄までしゃぶって吸い出す食い方が正解。わたしとムスメはこういう料理が大好きだが妻はダメだなので2人で食い荒らした。Img_1140

宿の居心地・寝心地は大変よく、ムスメなんぞは十数時間寝っぱなしだったとか……
わたしも、トイレに起きなかったほどよく眠れた。

翌22日も最高のお天気。金北山に行きたいところだったが、スカイラインはまだ開通しておらず、まずは田中餅店に直行……ところが、なんと今日もお休みとは。

そこで、粟ヶ沢登山道を登ることにする。ここは佐渡に来るたびほぼ毎回登っている馴染みのルートなので、どこに何が咲いているか頭に入っている。
まぼろしの水芭蕉池はことしは花数が少なかったのが残念。カタクリも終わっているものが多かった。
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このカタクリの向こう側がカタクリ池だが、花数が少ない
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以前は水芭蕉池を一回りする踏み跡があったのだが今回は全く見つからなかった。本当にバラや藪を漕いで久々に苦戦した。ムスメからの苦情は絶えない。
写真は疲れてと不安でヘナヘナと座り込む二人
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この先に[縦池ノ清水]という湧き水がある。実は13年前、ここに先代黒ラブの"Hana"の散骨をしてある。ここに差し掛かると「お〜い、はなちゃ〜ん、トーさんもかーさんもアマちゃんもきたぞ〜」と声をかけ、帰りには「またくるからな〜」と声をかける。
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が、今回ばかりは「またくるからな〜」とはいえず「もう来れないかもしれない、最後かもしっれないぞ〜!しっかり花たちを見守っててくれよな〜」と声をかけた。

登山道はたしかに雪は普段より多かったが、花たちは雪にめげることなく、みんな顔を出していた。そしてここで、やっとわたしの小さな恋人・オオミスミソウたちに会うことができた。

アマティは久々に見る雪に大はしゃぎ
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あれま、アマティ" ゆき倒れ"
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こんな山道を走った犬は他にいない
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もう少し先まで行きたかったが、ムスメが文句たらたら。仕方なく引き返し、宿に戻る。その頃から雨がポツポツと降り始め、やがて本降りとなって明け方まで続いた。滞在中の2日間はお天気に恵まれその前後は猛烈な雨だったからラッキーな旅だった。

アマティとの散歩はカッパを着て出かけたが、近所をチョコっと歩くつもりだったが、アマティはどうしても海岸に行かないと気が済まないようだ。これで今日は3回もウ◯チ。そういえば昨日も3回だった。こういう自然に触れると新陳代謝が良くなるんだろうな! そういえばボクも……

24日、朝から土砂降り。少し早めに宿を出たので、観光地嫌いのわたしたちだが、娘に観光させたいと思い宿根木の村を訪れた。すっかり感心した様子だった。
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10:35、小木港を出港。直江津港着13:15。そこから静岡まで直行し、食事をとってから帰宅。自宅に着いたのは20時過ぎだった。

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トラブルばかり起こった旅行で、雪のため通行止めのためオオミスミソウが咲く誰も知らないヒミツの場所に行けなかったのは返す返すも心残りだったが、一応、目当ての花は見られたし、SUN ROADも見られたし、大満足の楽しい旅だった。

あ、一つ追加が……
念願の田中餅店の栃餅・栃まんじゅうは食べられなかったが、実は宿近くのスーパーで買った「佐渡のとち餅」(しまや)がとてもおいしかったをとおり越した美味しさ。田中商店よりもトチの実の味と香りが数段よい。田中商店の漉し餡は捨て難いが・・・

佐渡旅行は、妻もアマティも、そしてわたしも――これが最後かなと、うすうす感じている。
でも、もしまた来られることがあるなら、迷わずスーパーに行って栃の実大福を買おう!

以上、ChatGPTが校正した文章です。なお、次のような評価が下されました。

ChatGPT より
とても素敵な旅行記ですね!情景が目に浮かぶようで、自然への愛情や旅の温もりが伝わってきます。全体的に流れもよく、読みやすいです。
元の雰囲気をなるべく残しつつ、読みやすく整えた修正版をお送りします。

おいおい、ほんとかいな! ChatGPTすごい! わたしの文章を流し込んで数秒も経たないうちに校正された文章が流れてきたぞ・・・

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2025年4月19日 (土)

出陣式は"かつ正"のとんかつ

わたしはどちらかというと魚派であって肉は余程でないと食わない。が、"かつ正"の黒豚とんかつだけはどうしても食いたくなる。しかし、いい値なのでどうしてもきっかけが必要となる。
"かつ正"のもう一つのいいところはおかわり自由。ご飯はともかく(とてもおかわりできない)キャベツや漬物もおかわりok。
トンカツが揚げあがるまでにこの1皿と漬物の1皿が食べ終わってしまう(老人2人で)。
漬物の写真がないがこれもとても美味しい。
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黒豚とんかつは、七切れどこをとっても同じようにおいしい脂身が混じっていて、しっとりジューシーに戴けるからこれはうまい。Img_0810
さいごに一品、とろろ汁が付いてくる。これを知っている人は大方ごはんは麦ご飯を選ぶ。

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2025年4月16日 (水)

思親山よくばり山行

朝、アマティのお散歩に出たらまっ白な富士山が顔を出していた。いきなり「よし、今日は思親山だ!」と思いつき家に帰って支度を始める。クルマでずっと富士山を追いかけて佐野峠から歩き出すと、いきなり甲斐コバイモを見つけ「コバイモは当たり年か」とワクワクしながら登っていくが、咲いているはずのカタクリがなかなか現れない。結局山頂までにカタクリの開花は1つだけ、甲斐コバイモも最初の1つだけという寂しいものだった。
最後の急な階段を登ると「おぉ、スゴイ!」富士桜が満開でその向こうに大きな富士山がドンと座っている。
次の2枚の写真は桜が邪魔していて富士山が見えないのだが、ボクにとっては大好きな写真だ!フジザクラ(マメザクラ)と富士山がまさに一体となっているから・・・
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ちょっと位置をずらすと富士山も富士桜もすばらしい。
思親山は30代半ばから毎年登ってくる大好きな山だが、これだけお天気・山姿・桜と3拍子そろうことは滅多にない。 Img_0667_20250417123301

登りには1本しか見られなかったカタクリだが、山頂でおにぎりを食べながらゆっくりしているうちにニョキニョキ花芽を伸ばし、帰りにはずいぶん大勢のカタクリ(春の女神)に会うことができた。
わたしはつい先日まで体調が優れずまたお天気も崩れ気味で本来なら春二番に訪れなければならない花なのに(春一番は雪割草)やっと今日会うことができた。なんて美しい色だ・・・

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「カタクリの花の中に桜の花が咲いている」といつも感心しているのが花の中央部の花紋様だ。これが見られるとワクワクする。Img_0678 Img_0680 Img_0753

以前は登山口、山頂部およびさらに南に伸びる尾根で多くのカイコバイモに会えたのだが、今年はこの1輪だけだった(昨年は1本も見つけられなかった)。甲斐の国でその名を持つ花に会えないのは残念。

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きょうは珍しく登山者の少ない日だった。お昼の山頂は誰もいずアマティはやりたい放題。相変わらず枝を加えて走り回っている。
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カタクリの花を見つけるとアマティに「来るな〜」と叫びながらの撮影。遠くでわたしを見守っているのだが「よし、来い」の合図で喜んでやってくる。
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今日は3拍子も4拍子も揃った楽しい山登りでした。
わたしは坐骨神経痛と脊柱管狭窄症で左足が痛くて平地でも引きずって歩いているのだが、こういうところに来るとアドレナリンが出まくりヒョイヒョイヒョイと登ってしまった。

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2025年4月14日 (月)

深山ツツジ

いま安倍街道はミツバツツジが満開です。
この花はいいな〜、大好きです。
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これはボクの初任給の伝票です。1970年(昭和45年)この地域の1つ下の中学校に赴任した最初の4月21日のわたしの給料。手取り35,026円。それはどうでもいいのですが、ちょうどその頃家庭訪問があったのです。山家の家庭ですからあちこちにこのミツバツツジ(現地ではミヤマツツジと呼んでいた)が満開。
わたしは家庭訪問そっちのけでこの景色に感動し「いいところに赴任したな〜」と感動したものでした
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西日影沢で遊ぶ

しばらく体調が悪かったアマティですが最近すごく快調です。今日はクルマから降ろすとさっさと沢を渡りどこかに消えてしまいます。犬笛を吹けばすぐに走って戻ってくるのですが、じきにまたどこかに消えてしまいます。わたしはキバナネコノメソウを探したり写真を撮ったりして構ってあげないので自分で探検遊びをするしかないのでしょう。
この荒れ沢、浅いけど流れが強く渡るのは怖いです。わたしは深い長靴を履き太い杖を持って渡りますが杖を持っていてもバランスを崩され長靴の上から水が流れ込んできます。
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なんでこんなところでジャンプしているのかわからないけど、嬉しさが溢れていますね! Dsc05722_20250414191801 Dsc05501_20250414191801

ここにくるといつもそうですが、本当にいつも野生動物の骨を拾ってくるんですよね!‥
きょうは多分日本鹿の頭蓋骨です。うっとりした顔して齧り付いています。

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キバナネコノメソウ

ハナネコノメを見過ごしてしまったのでキバナネコノメだけは見たいと思っていたので会えてよかった!
でも、この場所は昨年は全く咲いてなかった(それ以前は咲いていた)し、去年(毎年)咲いているところには今年はほとんどなかった。わがままな子たちだ!
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"春"

おくしず梅ヶ島に行って来ました。いくつか目的はあったのですが大きく外れたのはヤマザクラがもう大方終わっていました。
しかし、しだれ桜やソメイヨシノはとても綺麗でした。
一歩街道から入ると村が春の花に囲まれています。春色!
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2025年4月12日 (土)

スゲーナー

学生時代の旧友毛利巨塵君が久しぶりに静岡に立ち寄ってくれた。東京で活躍するチェリストだから今の日本の音楽事情や同級生情報が聞けてそれはそれは楽しい2日間だった。
ボクのチェロと弓を使ってガンガン音を出していたがG線C線ですら駒の真横を弾いて楽器をフルに響かせる様は驚きである。
こんなことを見たり聞いたりしながら2日を過ごした。
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2025年4月 9日 (水)

豚肩ロースの塩釜焼き

伊東に来るとル・フィヤージュでパンを仕入れ、店の前の森の中で昼食をします。きょうは久しぶりに「豚肩ロースの塩釜焼きタブナード添え」です。肩ロースの塩加減が絶妙。大変美味しくいただきました。焼きたてパンもおいしい〜

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ここではリスやカラスが悪さをするとのことです。きょうはツグミが来ていました。この子は悪さはしていませんでしたよ!

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花の伊豆

修善寺-冷川-鹿路場-大室山経由で伊東に行って来ました。チェロのお稽古を待っていてくださるので月に一度の楽しみです。
4月の第一水曜日、伊豆半島は桜に埋もれています。何がすごいって通りの山々がヤマザクラに囲まれています。静岡市の比ではなかった・・・
途中写真を撮りたかったけど車を止められなくてやむなく通過。大室山に着いてやっとじっくり桜を見れました。

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大室山「さくらの里」(標高350m)はいままさに満開でした。

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2025年4月 8日 (火)

倉沢のアジのサシミ

由比港では春の桜えび漁が始まり生桜えび・生じらすが食べられるようになった。と同時に鯵が獲れ出して来た。こんなとき、わたしは片道40分かけて由比港の[やまぼし水産]というお惣菜屋さんに駆け込む。11時開店だがその前からきょうはずら〜っと並んでいた。
漁があれば生さくらえびも生じらすも鯵の刺身も買いたかったが桜えびとしらすは入荷していなかった。だから他のものを買い込んだ。
①が倉沢のアジの刺身。もう新鮮でコリコリで最高。②は太刀魚の天ぷら。前回は太刀魚のフライだったが、ボクは天ぷらの方が好きだな。③はシラスと桜えびの炊き込みご飯。こんなお弁当なら最高。④はお好み焼きと焼きそばの合体。おいしくボリュームもある。⑤はアジの骨揚げ。これはパリパリしたおいしい骨煎餅。⑥はアジフライ。生と食べ比べたらフライは負ける。
③と④は昼食用で⑤はおやつ用
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2025年4月 7日 (月)

花の冠

20年以上前、黒いシッポのある愛娘 "Hana"には各地に行ってかわいい花飾りをつけて楽しんだものだが、鳥が落とした花束をアマティのおつむに乗せたらあらふしぎ、全然嫌がらない!
まぁ、嬉しそうな表情ではないけどね!「ボクの親は一体なんてことさせるんだろうな」って聞こえて来そう・・・
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こちらは首につけた花飾り。たんぽぽ畑の中でかわいいんだけど、これも表情は冴えないなぁ・・・
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さてこれは、よーく見て見て・・・
ちんちんの先にさくらの花びらがくっついています。
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アマティ、さっきからずっとこうして歩いていました。
これもかわいい・・・
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ふふふ、たんぽぽの花にもさくらの花びらが
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なんとまぁ、地面に置いたカメラの上にもさくらの花びらが・・・

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春の谷津山

以前は毎朝のお散歩は谷津山に登ることだった。自宅から70分ほどで往復できた。山頂付近の広場で遊ぶアマティの姿を撮るのが楽しみだった。しかし、そんな習慣もいつの間にか反故となり近所を形通りのお散歩になってしまう。わたしの体調不良だからということもあるが、お散歩のルートはいつもアマティが決めるのであって、「そっちは行かない」・「そっちはイヤだ」ということで、自分が勝手にルートを決めている。(最近はアマティも体調がいいと見えてかなり遠くまで回らされるが谷津山に行こうとはしない)
いよいよ暖かい春が来た!家からも谷津山の山頂の桜が見える。ということで谷津山に向かう。
いつもの広場に着くとアマティは大はしゃぎ。いつものように木の枝を投げてやると飛びついていく。
写真は飛び上がろうとした瞬間。
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後ろ脚はかなり弱くなっているがなんとかジャンプでき以前ほど高くは上がらなかったが4本の手足が確かに宙に浮いている。イイぞ、アマティ!!!
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山頂に着きました。あたり一面さくらで真っ白。そよ風にふわふわした花びらの舞もすてき!
そういえば13年前の春、はらはらと散る桜の花びらを追いかけて走り回っていた姿を思い出す。Dsc05226_20250408125801
たんぽぽもたくさん咲いていました
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2025年4月 6日 (日)

ChatGPT

ChatGPTなんて何に使うんだ?と思っていましたが、前文「竜爪山で"ズーミーズ"」を書いている時、ふと「ビッコ」という言葉がかわいいなと思って使ったけど「まてよ?これは差別用語かもしれない」と思ってChatGPTに聞いて見たんですよ!そしたら案の定

はい、「ビッコ(びっこ)」という言葉は、現代では 差別用語 とされています。
詳しく説明すると:

  • 「びっこをひく」という表現は、かつては「足を引きずる」「足を悪くしている」という意味で日常的に使われていました。
  • しかし、現在ではこの言葉は 身体障害のある方を揶揄したり、からかったりする表現として使われることが多くなり、差別的・侮蔑的な意味合いを持つと認識されています。
  • そのため、放送や出版の業界では 「放送禁止用語」や「不適切表現」 に指定され、使われないように注意されています。

現代ではどう言い換える?

  • 「足を引きずる」
  • 「足を痛めている」
  • 「足をかばって歩いている」

といった表現が、より適切で配慮のある言い方とされています。

とのことだった。そこで「「自分がビッコを弾いている」という表現なら問題ないですか?」と質問したら

とても良い質問です。「自分がビッコをひいている(弾いている)」というように、自分自身の状態を表現する場合でも、現在では避けた方が良いとされています。

なぜかというと:

  • 差別語・不快語は「誰に対して使うか」ではなく、「言葉自体が持つ歴史的背景や社会的なニュアンス」が問題視されるためです。
  • たとえ自分に対して使ったとしても、周囲の人にとっては 不快に感じられる可能性 があり、特に公の場では慎重に扱うべきです。

代わりに使える表現例:

  • 「足を引きずって歩いている」
  • 「足を痛めていて歩き方が不自然だ」
  • 「足にけがをしてうまく歩けない」
  • 「片足をかばうように歩いている」

など、具体的な状況を表す言い方の方が伝わりやすく、誤解も少ないです。

もちろん、創作や文学、詩などではあえて使う表現もあるかもしれませんが、その場合も文脈や読者への配慮は大切になります。

必要があれば、その言い換えを一緒に考えることもできますよ!

 

そこで、「「うちの犬がビッコを引いている」という表現もやめた方がいいですか」と再度質問すると

はい、「うちの犬がビッコを引いている」という表現も、現在では避けたほうが望ましいとされています。

理由:

  • 「ビッコ」は本来、人間に対して使われてきた言葉で、身体障害を表す差別語としての歴史的背景があります。
  • 動物に対して使ったとしても、その言葉自体が持つ差別的ニュアンスを完全には切り離せず、聞いた人が不快に感じる可能性があります

より配慮ある言い換え表現:

  • 「うちの犬が足を引きずって歩いている」
  • 「足を痛めているみたいで歩き方が変」
  • 「足をかばうようにして歩いている」

などが、自然で伝わりやすく、なおかつ差別的な表現になりません。

 

質問を変えて本文中「こんな春のいい日にジッとしているほど呑気な人生を過ごす気はない」他にいい表現はありませんか?

すごく味のある表現ですね。「こんな春のいい日に じっとしているほど呑気な人生を過ごす気はない」という一文は、情景も気持ちもよく伝わってきます。ただ、少し言い回しを変えることで、さらに洗練されたり、リズムが良くなったりもします。

いくつかニュアンス別に提案してみますね:

① 柔らかく文学的に:

「こんな穏やかな春の日に、じっとしていられるほど気楽な生き方をするつもりはない。」
「春の陽気に包まれて、ただのんびりしていられるほどの人生なんて、僕には似合わない。」

② 少し皮肉っぽく・テンポよく:

「こんな上天気の日に、じっとなんかしてられるか。そんな呑気な人生はごめんだ。」
「春うららの昼下がりに、何もせずボーッとしてるほど暇じゃない。」

③ 現代的・カジュアルなトーンで:

「こんな気持ちいい春の日に、家でゴロゴロなんてしてられない。そんなぬるい人生じゃ物足りない。」
「ポカポカ陽気に身を任せてジッとしてるなんて、そんな悠長な人生は遠慮したい。」

 

だとさ、おもしろい、なかなか使えるじゃん。

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2025年4月 5日 (土)

竜爪山で "ズーミーズ"

坐骨神経痛と脊柱管狭窄症でビッコを引いている。じつはアマティもわたしと同じ左足がビッコである。本来ならお互い山登りは避けた方がいいだろうが、こんなおだやかな春の日にジッとしていられるほど気楽な生き方をするつもりはない。だって、残されているのは後わずかなんだから・・・
登山口に着いたら道路の両脇にクルマが鈴なり。やはりみんな山に登りたいと思って来てるんだろうな。しかしわたしたちはさらに上の新道登山口に向かう。新道は旧道に比べ距離は長いがなだらかな登りで歩きやすい。しかし、2022年の台風15号で登山道もズタズタになり途中で引き返していたが「普及が進んで通れるようになった」との情報があったので新道を登った。崩壊場所はロープが張られており足場も老人・老犬とも自力でクリアできるほどに修理されていた。
さてアマティは自然の中に放たれると大はしゃぎ!今回もまたいつものようにというか老犬になってからは久しぶりに「ズーミーズ」(エネルギーの爆発」が起き山中を狂ったように駆け回り、疲れ果ててやっと我に帰る現象です。わたしたちはこれを「あ、キレた!」と表現します。この子はふだん家や公園ではズーミーズは起きませんが、山で放たれるとよく起きます。このような所に来るとやはり心から解放されるんでしょうね・・・
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相変わらず枝が好きで、若い頃は「枝雄くん」と呼ばれていました。
まぁ、これが枝だからいいけど、よく鹿や猪の足を拾って来てこうして咥えたまま離さないこともよくありました。
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次の写真はわたしの歩きが遅くて心配して戻って見に来てくれた時の顔です。わたしと同じくらい白髪が出てて変な顔になりました。Dsc04736 Dsc04725

こうして花の収穫は少なかったものの、楽しい山登りが終わりました。
竜爪山にくるといつもの行動パターンは帰り途中「メ マンマ」というフランス料理やで食事をすることになっています。今回も下山したら電話で予約して店に入ったら「あれあれ?なんか様子が違うぞ」ということでキョロキョロ見回したが別の店になっていました。「エッ エ〜」とは思ったもののしかたなしになんか食べたけど食った気がしなかったな〜

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ハナネコノメもミツマタも・・・

案の定、ハナネコノメもミツマタも遅すぎたなぁ。
でもまぁあれだけの山桜が見れたからヨシとしよう。
それにしてもiPhone16は接写もすごい。ボクが持っているOLYMLUS Toughよりいいかも‥Img_0423_20250406094601

ミツマタも咲き切ってまるくぼんぼりのような姿が可愛くて‥
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山桜満開

平地では数日前からソメイヨシノが満開を迎え、名所では大混乱が起きていると聞く。静岡市も"静岡祭り"と桜の満開ですごいことになりそう。

そんな喧騒から逃げようと竜爪山にネコノメソウを見に行こうと思って登山口に向かったらビックリ、なんとヤマザクラが満開。例年ネコノメソウを見に行くがこんなに素晴らしい光景に出会ったことはないので「しまった、ネコノメソウには遅いかな」と直感したが案の定終わっていた。でもまぁ、こんな桜が見れたんだからそれもヨシとしよう。
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次の写真は登山口からずっと降った平山部落の中で、枝垂れ桜の公園となっている場所。Img_0447
次の写真は平山の南で村の背山。
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このようにホンワカとした素晴らしい時を過ごした。
なんとまぁ、いい1日だったことだろう・・・

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2025年4月 2日 (水)

一乃松の[極 鯖とろ寿し]と[せいこがに箱寿し]

デパートで「日本のおいしいもの展」が開かれているのでのこのこ出かけた(大した期待を持たずにの意)。鯖寿司を見つけたが京都や九州の鯖寿司はおいしいのはあるが、[福井の一乃松]の鯖寿司がおいしいかどうかはしらない。ましてや今まで聞いたこともない福井産である。かって物産展で失敗した苦い経験もあるのでやめようと思ったが[極 鯖とろ寿し]のネーミングに心をそそられ買うことにして列に並んだ。
家に帰って夕食に食べたらこれが超おいしい!上段のように寿しはすっぽり昆布に包まれている。この昆布もとてもおいしいからそのまま食べてもいいのだが、食べる時は昆布を取って食べ昆布は昆布で食べるのが一番美味しく感じた。思わぬ大収穫である。
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鯖とシャリの間に生姜が入っている。これが結構アクセントになっている。 Img_0364_20250403184701

妻は生鯖は苦手で食べようとはしないから他の何かを買わねばならない。同じ[福井の一乃松]のブースで「せいこがに箱寿し」はかなり値段は張るがこれなら喜んで食べてくれるだろう。
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たしかに「せいこがに」は喜んで食べてくれたが、なんと鯖寿しまでも「おいしいおいしい」と言って食べ出した。仕方ないので両方を半ブッこして食べることになった。
そんなわけで鯖寿しを心ゆくまで味わいたかったが、おもわずせいこがにも食べられたのでよしとしよう!

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駿府城公園は桜満開

何年ぶりだろう、駿府城公園にお花見に出かけた。毎年この時期はワサビ田小屋に行き山の春の花々に触れていたから、こんなところでまったり過ごすのは何年ぶりだろう、いくら思い起こしても出てこなかった。
今日はこのベンチでおにぎりを食べながらのんびり過ごした。
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そのうちお花見に来ているファミリーの子どもさんがアマを触りにっやってきた。いつまでもいつまでも撫でたり触ったりシッポを引っ張ったりしている。その間アマティはおとなしくなすがままにさせている。きっと「うるせーなー」と思っているだろうが顔には出さなかった。
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駿府城公園を一回りする
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綺麗なところがいっぱいある
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この後昼間の城北公園の桜を見て家に帰った。つかれた〜!

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2025年4月 1日 (火)

山ダニにやられた!

この春第1号、山ダニ(マダニ)にやられた。夕食後、なぜか首元に違和感を感じたので触ってみたらおやおや「これは山ダニだぞ!」と直感した。スマホ自撮りで見てみたらあれあれ、確かに山ダニだ。山ダニには慣れているとはいうもののやはり気分悪い。なぜならほんの2mmほどのダニがわたしの血をしっかり吸ってこんなに丸々と大きくなっているからだ。
アマティは昨夏以降体調が悪くてヤマダに駆除の薬は飲ませていなかったが、一度も喰いつかれてはいなかったからわたしとしても目にするのはたいへん珍しい。そう言えば数週間前に妻が「脇腹に刺された」という話は聞いていたから、我が家では犬よりも人の方が山ダニの被害に遭いやすいようだ。
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2枚目の写真はiPhone 16で接写したもの。これだけ接写できるのは素晴らしい。前部に穴が空いていてそこから頭部が微かに見えると思う。この部分をわたしの肉の中に埋め込み逆立ちをしたような格好で喰い付いている。痛くも痒くもないのだが大きくなると服と擦れて違和感を感じる。
さて、いったいわたしはどこで喰いつかれたのか? 考えられるのは先週土曜日(3/29)ダイラボウにショウジョウバカマを撮りに行った時か、1週間前(3/26)山梨県の山に行った時のどちらかだが確証はない。
山ダニ自体はどこにでもいるしそんなに怖いものではないのだが、最近はダニが媒介する感染症(重症熱性血小板減少症候群、日本紅斑熱、つつがむし病など)の危険性が叫ばれている。もしわたしが数日中に高熱が出るようなことがあったら感染症にかかっていると考えなければならない。
かって挨拶文に「つつがなくお過ごしください」とか、唱歌「ふるさと」(作詞:高野辰之)の2番「いかにおわす ちちはは、つつがなしや ともがき」の[恙なし]は山ダニやツツガムシを媒体とする感染症のような原因不明の病に侵されることをいうようなので、昔から結構出回っていた病かもしれない。

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青天の霹靂

[青天の霹靂]なる言葉、80余年の人生でも数回あったかどうかというほど滅多に使う機会のない四字熟語だが、まさにいま我が身に降りかかってしまってガックリきている。
後期高齢者の医療制度はよくわからないが、人間ドックをやめて数年経つので胃カメラだけはやってもらおうと昨年、消化器科に妻と行ったら「80歳になるわたしはできるが79歳の妻はできないから来年にしなさい」といわれた。さらに「偶数年齢で無料検診が適応されます」ということでわたしだけ胃カメラ検診をし、妻は後期高齢者検診だけにとどめた。
さて、今年は妻の番だと勇んで出かけたら、「ピロル菌退治をした方は保険扱いでできます」ということで2人揃って胃カメラを飲んだ。結果は2人ともポリープを切除し生体検査で良性とわかり問題は起きなかった。とホッとする間もなく検便でわたしのみ潜血反応がでているので「大腸の内視鏡検査をします」と宣告された。わたしは昨年も大腸の内視鏡検査をしポリープを切除し生体検査を行っている旨伝えたが取り合ってもらえなかった。わたしは今まで何度か大腸の内視鏡検査を行っているが2年連続は一度もなかった。
大腸の内視鏡検査とは大腸の曲がり角にカメラが通過する時たいへん痛く苦しい。しかし、中学校の同級生の篠原外科だけはそれが上手で安心して受けることができた。が、近年では睡眠薬で眠っているうちに済んでしまう病院でやってもらっている。だから検査そのものよりも前日の2リットルの下剤を飲むことのほうが遥かに大変だった。
しかし、今回苦しんだのは食事制限。前日の朝食から制限があり、素うどんあるいは薬味なし蕎麦、昼と夜食は専用食が用意されていて、あまり美味しいとは言えないが一応はまだ固形物が食べられた。
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翌検査当日の朝食はなんと下剤を2時間かけて2リットル飲み干す。でも、これは以前に比べれば随分飲みやすくなったのでさほど苦はなかった。
14時に検査の予定だが40分ほど遅れていたので壁の掲示を見たらなんとこれから行う検査の機器がAI内視鏡なのだという。
時代の最先端というかここまでAIか?というかなんでもかんでもAIか!
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眠っている間に検査は終わり、今回も組織を取って検査が済み「悪性ではありません」のお墨付きをいただき、「さて、トンカツを食おうかパエリアを食おうか」と考えていたら、行動制限と術後食を案内された。熱い風呂、長風呂、運動は禁止の上食事は検査食に輪をかけた流動食。しかも「普通のものが食べられるのは4日目からです」という無慈悲な案内。
術後の第一食目はトンカツどころかコラーゲンスープのみ、2食目は全く味のしない粥。三食目は鯛粥とあるがまだ鯛粥は食べていない。 Adobe-scan-202541
残る2日、こんなものばかり食べていたら気が狂ってしまう。第一、わたしはこの検査を何度も受けているが、こんな食事制限はいままで聞いたことがない。う〜ん、そろそろ限界だよな・・・ まさに青天の霹靂  〜おいしいものがたべたーい〜

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