臨時認知機能検査
数日前、再配達郵便の紙切れがあり、発送元が[静岡県警察本部]とあり、ビックリして再配を頼んだら「臨時認知機能検査通知書」という文章が入っていた。
なんでだ?なんで臨時で認知症の検査をやらねばならんのだ?理由はどこにも書いてないからなぜわたしが選ばれたのか、そんな話は聞いたこともない。よくよく目を通すと[75歳以上の者が、認知機能が低下した場合に行われる交通違反(事故)をしたときに受けなければならない検査です。【この通知を受け取ってから1ヶ月以内】に受験してください。この検査を受けない場合は運転免許の停止処分を受けることになります」とあり、昨年9月[左折禁止]標識を見落として左折し、隠れていたおまわりにつかまったことを思い出した。その際「軽微な違反だから3ヶ月すれば消えます」とは言われたが「認知症検査を受けなさい」とは言われてない。しかもその左折禁止の標識は大変見にくく、第1左折を禁止する意味もわからない。そんな標識を「認知機能が低下したから見落とすんだ」と言われているのが非常に腹が立つ。案の定、友人達に不満をぶつけたら「昨年暮れ、わたしも同じ所でつかまった」という60代前半の方がいた。それでも「認知機能低下が原因する交通違反」と言えるのか?ちょっと後期高齢者をバカにしていないか?
いくら息巻いた所で決して結果は覆らないから不満だが仕方なく認知機能検査を受けに行ってきた。運転免許証の認知検査を受ける者は数日前から問題集を暗記し万全の構えを持って臨むのが普通のようだが、わたしはせめてもの抵抗として一切の予習を怠った。精神科医の面接(診察)を受けたことがあるが脳のCTも検査も問題ないとのお墨付けを貰っているから、万一警察の認知機能検査で基準に該当したとしても心配はしていなかったからである。案の定、この検査は予習の必要性はなく効果も恐らくないだろうと思う。
道路交通法第101条の7第3項の規定がいつどこでだれが決めたのか、広報は行ったのか(少なくとも該当年齢であるわたしは知らなかったが)、どこに不満をぶつければいいのか。老人にはもう反論するな、早く死ねと言われているような気がする。まぁ、それも仕方ないか・・・
| 固定リンク | 0
「“こだわり”特集」カテゴリの記事
- 今日の富士山(2025.02.05)
- 別荘生活に別れ(2025.01.25)
- 臨時認知機能検査(2025.01.20)
- まごまごする日(2025.01.02)
- 新年 おめでとうございます(2025.01.01)
コメント