初恋の山[山伏岳]
ギックリ腰が完治しないうちに肋骨の骨折と、なんともまぁ情けない"るつぼ"に見舞われている。そんな早朝、アマティのお散歩に出たら富士山がはっきり見え、今日も35度を超える様子だったから「よし、2000mを超える山に行けばいい」と言うことで我が初恋の山「山伏岳」に登る決心をした。
とはいえ老人3人組(わたし80・妻79・アマ93)が2000mに登るのは一番簡単なルートを使っても大冒険である。最近のアマティの様子を見ていて、もしなんかあればリックサックを捨ててでも「アマティを負ぶって降ろす」決意を秘めて百畳峠に向かう。
道中2時間、JimnyにしようかHIACEにしようか迷ったあげくやはり「DIESEL四駆の方が走りやすいな」ということでバッテリー充電の必要もあるからとHIACEを引っ張り出して出発。ところが、ライトを付けて山道に入ると右カーブごとに怪我をした肋骨に痛みが走り「やいやい、Jimnyにすればよかった」と後悔。しかしさすがにDIESEL turboのパワーはすさまじくガンガン登っていく。富士見峠まで1時間、百畳峠まで1時間。外気温度計を見るとなんと22度。涼しい〜
いきなり美しい森を歩き出し、この先稜線に出るまで白樺の林が続く
夏の山登りで欠かせないのがRUFFWERのスワンプクーラーベスト。水を吸わせ気化熱で体を冷やす優れものである。
こんなこともあった
ふわふわのコケの上に寝転んだり鹿害で皮を剥がされた木を見回ったり(実はここは熊の巣の中で爪痕もある)、あっちへこっちへ駆け回り大喜び。
この先白樺林となる。
この山は虫が多いのでオトウサンの必需品の顔ネット
というのも山伏の山頂には今、ヤナギランが咲き乱れているのです。今こそこの虫たちに大仕事をして貰わなくてはなりません。アブが多いのがイヤだけどそんなことを言ってはいけないのです...
結局アマティは急に飛び出た鹿を追いかけたりアチコチ飛び回って匂いを嗅いだり大活躍でとても93歳とは思えない。わたしは行きはよいよい帰りはよれよれ。とても30Kgのアマティをオンブして降りるのはムリだとわかった。あ、妻は元気そのもの。
目的だったヤナギランは満開。ヤナギランを見ながらお昼を食べ終わると寒くなって早々に歩きでした。
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