« 魚魚の里の塩焼きあまご | トップページ | 輪くぐりさん(青木の森神社) »

2024年6月29日 (土)

山崩れ? 土砂崩れ?

梅ヶ島に行くのに心配なのは、昨夜静岡市南部では線状降水帯が発生しもの凄い雨が降ったから、道路崩壊まで行かなくとも落石があるのではないかと言うことだった。
1枚目の写真は3/31に写した安倍川大河内地区横山右岸の山崩れ。数日前から大雨が続き崩落が起きさらに数日後再度か三度か繰り返された模様。幸いこの辺りは右岸には道路も民家もなく土砂が川に流れ落ちたにとどまったから人的被害はないが爪痕は恐ろしい。崩落地の頂点部に山桜が満開なのも悲しさを誘う。
Dsc08790

2枚目の写真は本日。先の横山から1キロほど上流の大河内地区平野の左岸。こちらも幸いなことに道路も民家もない。しかしかなり大規模で、横山の崩れをそのまま4〜5面連ねたような崩壊である。こちらもいつ起きたのかはわからないが、少なくとも3/31にはなかったはずだ。それに落ちた土砂・木材は川にたまらず全て流された跡のように思える。また横山と違って表面の材木が崩れ落ちたが土砂は少ないようだ。Img_6699
このように安倍川沿線はいつもこんな危険と隣り合わせているともいえるが、今は護岸工事やトンネル工事が急ピッチで進んでいる。
しかし、だからこその秘境であって山崩れ・土砂崩れ・崖崩れ(三崩れで意味合いが違うらしいが)と、自然感満載でありいつもわくわく感を満たしてくれる我が聖地である。
ちなみにわたしは昭和45年から2年間大河内中学校の教諭を務めた経歴があり、それ以降も安倍川の両岸に座す名山への登山や山菜や探花を楽しんできた心の古里でもある。

| |

« 魚魚の里の塩焼きあまご | トップページ | 輪くぐりさん(青木の森神社) »

“こだわり”特集」カテゴリの記事

コメント

山崩れ、凄まじいですね。
僕が甲斐のコバイモさんを見つけに行った頃、宝永地震と宝永噴火で大規模山崩れの痕跡がまだありました。
今年、〇十年振りの探索では痕跡に緑があり「復活した感」を覚えました。
まだ10歳に満たない頃に、なぜ自然の歴史を知っていたか?
それは、もう無き出版社・大陸書房のシリーズ本を読んでいたからです。
大陸書房…かなり怪しい出版社でして、眉唾物の本が多くありました。
母は、その手、のモノが大嫌い、父は、その手、のモノが大好きなので買ってもらいました。
大陸書房の「富士山の謎」は、宝永地震の凄まじさや、明治初期は火口はまだ熱くてワラジを重ねて歩いた、とか、富士講の人々が投げ入れた小銭が火口にはまだあるから探しましょう! 小銭ではなく金属製の仏像を見つけたら凄いもんです、とか宝永噴火の前夜に御殿場の僧侶が、もののけ達が逃げた、との記述があり、子どもの自分には面白かったです。

この数年、関東圏で急速に繁茂している外来種があります。
「ナヨクサフジ」
サクラが散る頃にクサフジにそっくりな花を咲かせる植物です。
どうも鉄道沿線に拡がっている様子です。
マメ科の綺麗な花です。
数年前、芽だしのセイタカアワダチソウを天ぷらにするとおいしい!との話を聞き、江戸川まで行き新鮮な芽を採取、川べりで釣ったテナガエビやマハゼも天ぷらにしてとてもおいしかったです。

投稿: 東宝自衛隊 | 2024年7月 1日 (月) 03:28

東宝自衛隊殿

なんとセイタカアワダチソウの天ぷらですか、「おいしい」と言われてもちょっとその気にならないなぁ・・・
まぁ、天ぷらにしちゃえばなんでもおいしく食べられるとは思うけど・・・

静岡は南アルプスのど真ん中まで林道がつながっているけど、道路崩壊や工事通行止めは日常茶飯事で慣れっこですけどね・・・

先日富士山頂の火口で亡くなった人はスキーをやっていたようですね。あそこではボクも大変な思いをしたことがあるので続報を待っているのですがありませんね。ずいぶん不思議な事故のようですが・・・

投稿: yopi | 2024年7月 1日 (月) 20:30

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 魚魚の里の塩焼きあまご | トップページ | 輪くぐりさん(青木の森神社) »