2024年6月
2024年6月30日 (日)
2024年6月29日 (土)
山崩れ? 土砂崩れ?
梅ヶ島に行くのに心配なのは、昨夜静岡市南部では線状降水帯が発生しもの凄い雨が降ったから、道路崩壊まで行かなくとも落石があるのではないかと言うことだった。
1枚目の写真は3/31に写した安倍川大河内地区横山右岸の山崩れ。数日前から大雨が続き崩落が起きさらに数日後再度か三度か繰り返された模様。幸いこの辺りは右岸には道路も民家もなく土砂が川に流れ落ちたにとどまったから人的被害はないが爪痕は恐ろしい。崩落地の頂点部に山桜が満開なのも悲しさを誘う。
2枚目の写真は本日。先の横山から1キロほど上流の大河内地区平野の左岸。こちらも幸いなことに道路も民家もない。しかしかなり大規模で、横山の崩れをそのまま4〜5面連ねたような崩壊である。こちらもいつ起きたのかはわからないが、少なくとも3/31にはなかったはずだ。それに落ちた土砂・木材は川にたまらず全て流された跡のように思える。また横山と違って表面の材木が崩れ落ちたが土砂は少ないようだ。
このように安倍川沿線はいつもこんな危険と隣り合わせているともいえるが、今は護岸工事やトンネル工事が急ピッチで進んでいる。
しかし、だからこその秘境であって山崩れ・土砂崩れ・崖崩れ(三崩れで意味合いが違うらしいが)と、自然感満載でありいつもわくわく感を満たしてくれる我が聖地である。
ちなみにわたしは昭和45年から2年間大河内中学校の教諭を務めた経歴があり、それ以降も安倍川の両岸に座す名山への登山や山菜や探花を楽しんできた心の古里でもある。
魚魚の里の塩焼きあまご
梅ヶ島まで来たので魚魚(とと)の里でお昼を食べようと久しぶりで訪れた。調べてみたらマゴが小さかった13年前を境に行っていなかった。
ここには[ととの家]という和食処がありわたしはたいそう気に入っていた。やまめの塩焼き、刺身、甘露煮、南蛮漬け、卵(ヤマメのいくら、秋のみ)などを出してくれたのだが、何やら様子がおかしい。店をやっていない。
釣り堀の横でヤマメを料理してくれるのを見つけ、塩焼きとから揚げ、そして炊き込みご飯のパック詰めを食べることができた。
特にから揚げがおいしく頭の先からシッポまで丸ごと食べられる。ちょっとさみしいお昼だったが有り付けただけでもラッキーだがおいしくいただくことが出来た。
文中アマゴとヤマメの区別はあえて付けていない。わたしにはこの2者の区別が見た目も味も区別付かないからだ。少なくともヤマメを釣りに行ったことはあるがアマゴを釣りに行ったことはない。
ビロードモウズイカ、お前もか!!!
今年の3月31日、キバナネコノメソウを見に梅ヶ島の西日陰沢(858m)に入った際、不思議な植物を見つけた。山伏岳登山ルート西日陰沢の駐車場付近である。
昨年の葉が密集している中から新しい葉がニョキニョキと出てくるさまは初めて見るものであり不気味でもあった。
新芽はビッシリと羽毛に被われており生まれながらにダウンジャケットを羽織っているようなヤツである。この葉を触ってみてその感触に驚いた。なんとも言えない愛着を感じる不思議な不思議な手触り。だがその時はなんでこんなに愛おしい感触なのかわからなかった。いやそれどころか「お前はいったいだれ?」という気持ちが先に立ってしまったのだろう。
家に帰ってこいつが何者なのか検索してみたらどうやら帰化植物の[ビロードモウズイカ]らしいとの確証を得た。「それにしてもなんでここに?」この沢の上流には民家はない。ここはいろいろな野生動物の死体や骨が流れてくる所で、アマティにとっては野生に戻れる最後の楽園なのだ!...そんな所なのにこんな所まで侵入してきたのか、いまにタカサゴユリのように日本中どこにでも花を咲かせようと言うのか?
「今度行ったときに全部切り倒してこよう」と思ったもののわたしの指に残るあの葉の感触はどうしても憎めぬものがあった。
そして今日、恐らく今頃は花を咲かせてるのではなかろうか?と思って出かけてきた。
アマティは現地に着くなり「早く降ろして」とせがむのを「マテマテ」と頭をさすりながら自分の手の感触に衝撃を得た。アマティの垂れ耳に密集する毛はまさにビロードの感触である。「これだ〜!」3ヶ月間モヤモヤしていたわたしの迷いが一気に解けた瞬間だった。
ビロードモウズイカは背丈が伸び花芽を付けていました。
今朝まで降っていた雨は繊毛に水滴をたくさん作っています。
驚いたのは葉の裏側の葉脈(主脈のみ)にミゴトに水滴が並んでいることです。
花芽が伸びる前の様子です。繊毛の感触、葉の肉厚からラブラドールの垂れ耳の感触に酷似しているとわかった今、いくらにっくき帰化植物だからと言って全て刈り取ることは出来そうに無い。しかし、いま行動を起こさないとタネは瞬く間に安倍川を流れ大浜の河口までビロードモウズイカがはびこるかもしれない。う〜む!...
後で気付いたのだが肉厚の葉でも暖かいと感いたことはないが、3月にこの葉を摘まんだとき暖かく感じたのは羽毛に包まれていたからではなかろうか?それがわたしには異様に感じさせtのかもしれない。
2024年6月27日 (木)
2024年6月19日 (水)
2024年6月18日 (火)
一日中雨(雨散歩も楽しい)
未明から夜まで大雨の予報。朝7時に起きて腰痛ベルトをしっかり巻いてカッパを着て外に飛び出す。
アマティは泳ぎや川遊びは大好きだが雨はキライ、とくにフードや帽子はズレるからか大キライ。雨合羽も動きを拘束されるからか好きではないがわたしは雨散歩が好きで遠くまで引っ張り回したくなる方である。
写真は朝のお散歩から帰ってきた所で、アマティの頭はズブ濡れ、わたしのフードからは雨水が流れ落ちている。
今日はこんなお散歩を3回しなければならないだろうな!...
わたしが雨散歩が好きな理由の1つがこのL.L.Beanのブーツを履けるからだ。こんなにいいブーツを持っていてもなかなか履く機会がない。この靴を履いて水たまりの中をバシャバシャ歩くのは快感。こどもの頃を思い出す。
もう1つの理由はこのバーグハウス(berghaus)の雨合羽。「ぜったい水滴1つ通さないぞ」と言いながら作り上げている職人魂を感じられる。また「絶対蒸れは籠もらせないぞ」という声が聞こえてくるような縫製もたいそう気に入っている(汗っかきのわたしはさすがに夏は蒸れて暑くなるが...)。
2024年6月17日 (月)
水冷式ネッククーラー
今年の夏はことのほか暑いという!... 2重の毛皮をまとった老犬アマティにとっては「未だ経験したことのない」過酷な試練が待っている。
しかし、暑いからと言ってお散歩を止めたり山登りを止めるわけには行かない。どちらも生活の一部だからだ。
いままでも、夏山に登るときはクーリングベストなる水を吸い込んだベストを着せて歩いていたが町中のお散歩では使ったことはなかった。今年は使わざるを得ないかなと思っていた所、先日モンベルに行ったらRUFFWEARのネッククーラーを売っていたので家に帰って調べたらもう本年はサイズや好みの色は売り切れている。すると同じものがAmazonでもあったので色は好みではないが取り寄せてみた。
なかなかの優れもので冷感触生地でそのままでもひんやりするが水を含ますと更に冷たい。これなら家の中でもいいしお散歩にも簡単に着用できる。(リバーシブル)
2024年6月16日 (日)
BURBERRY の Tシャツ
自由人になって何がよかったかって着るものに気を使う必要がなくなったことですかね。この10年、やっと着るものが定着しました。
ズボンはカーゴパンツ一択(夏用冬用あり)。およそ月200km年25000kmをクルマで移動する生活をしているとお尻や腰にポケットがあってもバケットシートに座っていると出し入れできないんです(特にレカロはムリ)。スマホの入れ場所としては完璧ですね。
下着は冬はユニクロのヒートテック、春秋はユニクロの長袖Tシャツ、夏はユニクロの半袖Tシャツ。
アウターは夏はTシャツの上に山用ボタンシャツ、3シーズンはラガーシャツオンリー。
防寒にダウンジャケットやヤッケ。雨振りは傘は差さず雨合羽。
靴は年間ローカットの登山靴のみ。山に行くにも町に行くにも犬のお散歩にも以上が通年の定番となっている。
しかし、以前はバーバリーショップに入り浸り買いたい放題贅を尽くしていた時期があった。いまや定番が確定して以来そんなものは2度と着なくなり、ついに昨年の断捨離で全てのスーツ、コート、ネクタイ等を捨て去った。
先日衣替えでTシャツを探していた所見慣れぬ白いTシャツ発見。まだ一度も手を通していない透明セロファンに包まれている胸にBurberryマークが入っているヤツである。う〜む、買ってはみたものの合わせにくくお蔵入りしていたんだろうなぁ・・・
いまならなんの違和感もなくカーゴパンツと合わせられるぞ...
2024年6月15日 (土)
持ち帰り寿司専門店[ザ・サンキュー]
古くからの友達からつい先日FBを通りして教えて貰った[ザ・サンキュー]、さっそく行ってきました。店は客でギッシリでした。
「昼食にお寿司を」と考えていたのですが、おいしそうなお寿司がずらりと並んでいてあれもこれもとなってしまいます。でも、おいしそうなヤツを厳選してまず手前がアジ寿司、二列目がノドグロ、三列目が赤貝、四列目はかんぴょうの海苔巻きです。「2人分にしては多すぎるなぁ」とは思ったのですが「夕食に残せばいいか」ということだったけど、結局完食(アマティが一貫ずつ助けてくれた)。
アジ寿司も肉厚でとてもおいしかった。赤貝はこれはこれはおいしかった。ノドグロも日本海で食べるのと同じ。海苔巻きは生ものは苦手な妻のリクエストでした。
他にもおいしそうなお寿司が沢山あったので、何度か通わなければなりません。
2024年6月14日 (金)
赤いサングラス
スマホの修理の間、近くのモンベル店に夏用のズボンを探しに行ったらフと赤いサングラスが目に入った。「ん、こんな派手なヤツはよほどのジジイじゃないと似合わねえぞ」と思って顔に当てたら「お、いいじゃん」!...
何しろ白内障の手術の最中なので世の中がまぶしくサングラス無しでは過ごせなかったのである。といっても、わたしは以前はサングラスのコレクションをしていてRay-Banだけをたくさん持っていたのだが殆どどこかに行ってしまった。機会があったら偏光サングラスを買いたいと思っていたとこだったのだ。
このmont-bellのトレールラン用のサングラス、別売りで偏光ガラスを売っていて自分で簡単に交換できる仕組みになっている。こういうの好きだなぁ・・・ (偏光レンズは取りあえず後回しとした)
赤いサングラスはわたしよりアマティの方が似合うようだな!...
2024年6月11日 (火)
白髭ジジイズ
アマティはおそらくわたしの年齢を超えて彼なりに体調の変化に落ち込み「こんなはずではなかった」と悩んでいるではなかろうか。今朝の散歩も行きに側溝に入り帰りには十二双川に飛び込み、自分で上がることができずにわたしにリードを引っ張って貰って這い上がる有様。でも、そんなアマティを見ていると愛おしくてしょうがない。
アマティは毛皮をかぶっているが色が濃いので白髪が目立つ。わたしも毛深い方だが体毛は殆ど白くなり凝視しないとわからない。なにがわからないかというと体毛がニョキニョキと伸び5cmほどの毛が何本もある(アマティは長くても3cmくらい)。これはなんでもホルモンの影響で抜けなくなってしまったので伸びるしかないのだと床屋で聞いたことがある。
まぁ、2人揃って体力が落ち白髪になりジジイになったと言うことだ!... これはこれで微笑ましいことなのだがほんの数年前までのやんちゃぶりが懐かしい。
この子はしつこい扱いを嫌うのでなかなかかわいがっている写真が撮れない。むりやり撮ろうとするとすごく嫌〜な顔をする。
こんなボロボロの二人ですが一時期は果敢に山登りに挑戦し、野生動物を追いかけたり山野草の花をを探し回ったりしたまさに[相棒]です。
2024年6月 6日 (木)
懐かしや[駅弁/鯛飯]
近所のスーパーマーケットに行ったらこんなものを売っていました。東海軒の[鯛飯]です。
いや〜、まだあったんですね!...
高校2年生から毎日曜日東京までチェロのレッスンを受けに普通電車で通っていました。東海道線が電化されて(電化の前は蒸気機関車の時代)数年後のことです。東京-静岡片道4時間半。このお弁当を買って汽車に乗り帰りは横浜のシュウマイ弁当でした。
ほぼ65年前の話です。横浜のシュウマイ弁当はデパートなどであの当時とそのままの味で売っていますが、静岡の鯛飯がまだあることは知りませんでした。さっそく買って帰りましたが驚いたことにすごく小さいです。シュウマイ弁当の半分くらい。それにぎっしり鯛飯が詰まっています。晩ご飯に食べたのですが一折り弁当で老夫婦しっかりお腹一杯になりました。昔通りの味でとてもおいしかった・・・
フィットネス再開[Step up]
先月の5/11、庭木の手入れを中腰で頑張っていたところ案の定ギックリ腰をやってしまった。整形外科系の病気はわたしは今まで全て自然治癒力と自助努力で知らぬ間に治っていた。知らぬ間というのは1〜2週間とか1〜2ヶ月とか1〜2年で治るものだと信じている。
ギックリ腰もどんなにひどくとも2週間も経てば快治してきたのだが、あれ?今回は違うぞ・・・ すでに3週間以上経つがなかなか全治しない。
白内障・緑内障の手術中でもありフィットネスは控えてきたのだが、いやフィットネスだけではなく山登りもハイキングも、特に今は山野草の最も美しい時季なのに家でジ〜ッと堪えていた。しかし、もう温和しくするのも限界。体に無理がかからない程度にレッドコードでストレッチを再開した。
1枚目の写真は鏡に映った自分の姿。股関節を広げる体操をしている。2枚目は両足を持ち上げゆらゆら左右に揺することで下肢が緩み大変気持ちがいい。
この後は下半身の圧縮空気マシーンや背骨の牽引マシーンそして究極ウォーターベッドで癒されて久しぶりに大変いい気持ちになって帰宅。
2024年6月 5日 (水)
倉澤の鰺寿司
アジの刺身が喰いたくて由比駅のヤマボシ水産に買いに行った折、もしかしたらと思って井筒屋を覗いたら[鰺寿司]の案内が出ていた。最近は井筒屋に行っても鰺寿司は空振りなことが多い。
鰺寿司と言えば由比駅前の銀太があったが、店を止めてしまって今は井筒屋しかない。というか倉澤の根付きの大きい鯵が殆ど散れなくなってしまっておいしい鯵が喰えなくなってしまった折、井筒屋のご主人が頑張っていい鯵を食べさせてくれる。
手前2列がかなり大きな鯵で根付きと言ってもいいくらいの鯵で何日か寝かせてある。これを喰ったらもうたまらない。鯵の味が口中に広がるし噛み応えがあるし秀逸。3列目は「酢漬け」と言っていたが酢の味はせず発酵が感じられてまたいい。4列目は朝獲れの超新鮮なヤツ。これはこれでまたおいしい。
きょうは偶然いい鯵に巡り会えたがなかなかこんなことはない。
2024年6月 4日 (火)
2024年6月 1日 (土)
再び眼帯
夜寝るときは3日間は眼帯するように言われた。眼帯と言ってもプラスティックのゴーグル半分のようなものを渡された。テープで貼るようにと言われたが術後に装着したものと同じものである。ただ、ガーゼを挟まれテープは×印に貼られスマホもTVも見られないから、ガーゼを省略しテープは視界に入らないように四角に張ったらうん、これなら快適。ベッドでスマホを見ている内に寝込んでしまった。
翌朝、起きるなりこの眼帯を外した。周りがよく見える。昨日の感動を再び味わう。
昼頃クルマで買い物に出たが物陰も信号もよく見える。これだけ視力が回復すれば申し分ないと言いたい所だが、控えている左目の手術を終えればさらにいい気分だろう。早く新緑の美しい景色を両眼にあじわわせてあげたいものだ!...
ところで、今日は晴天とあって世の中がマブシイ。術前は白内障や緑内障でマブシイと思っていたのだが、どうやらマブシイのは別の原因なのかもしれない。[サングラスを手放せない腰の曲がったオジイサン]とはかっこ悪いなぁ〜