正月竜爪山登山 2/3 「誰もいない登山道」
下山となると苦しい上りに比べて気が楽で、アマティと一緒にヒョイヒョイ跳ばしていたら座骨神経痛からくる股関節と膝に痛みを感じまともに歩けなくなってしまった。こういう時2本ストックでT字型グリップは大変心強い。まるで這う様に下山する。登るときは必死だったが下山は「よくもまぁこんな所を」と思うくらい急登なのがわかる。
遠く写っているがへっぴり腰で歩いているのがわたしである。
カアサンは足腰が強くこんな所もなんともないが、急道は弱腰なのでアマティが心配そうに見ている。「アマティに気を使われる様になったら終わりだな」なんて思っていたが、この後アマティを心配のどん底に突き落とすとは想像だにしていなかった。
林の中に入ると急に気温が下がり寒い。辺りは暗くなり木漏れ日がまだらに地表を照らす。こんな所では写真は不向きだが、アマティの走り方が面白い。
アマティは上りはルートを間違いなく見つけて、分岐で疑問に思うとわたしが来るのを待ってから行動するあたりは見事である。先代"Hana"もそうだがルートの見つけ方は子犬の時からしっかり躾けたつもりだ。
しかし、下りは別だ。こういう道なき道、つづら折れのルートはショートカットの喜びを教えた。特には雪が積もったときには大変有効だがこんな林の中でも同じように充分楽しめる。
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