弾き納めはBach
怒濤の1年間の弾き納めはやはりBach。左手はよくなるどころかさらに痛い場所が広がり、もはや回復を願うのはムリだと悟った。だからといってチェロを弾くのを止めるという決心は付かずだらだらしたチェロを弾いているがやはり最後はライフワークであるBachの無伴奏カザルス・トーベル版を弾き続けたい。
そんな思いから大晦日の弾き納めは久しぶりにBachの楽譜を引っ張り出した。しかし、最近白内障が悪化し老視も進みBachの楽譜を見る度打ちのめされる。特にこの版は音符や字や記号が小さく読みづらいが(楽譜と言うより解釈本なので)、来春白内障の手術をする予定なので改善されるのを楽しみにしている。
と言うわけで今晩は1番と2番をじっくり弾いて弾き納めとした。
思えばこの1年間、いろいろなことがあり体や頭が着いていけない日々が続いた。
1月には妻の容態が悪化し要支援1を取得するがついでに申請したわたしは要支援2を認定されてしまい、週2回のデイサービスを受ける有様。
その後わたしは座骨神経痛が悪化し、歩くのに杖を突いたり起き上がるのに苦労したり辛い日々を過ごし、畳の生活からベッドの生活にするのを余儀なくされる。そんな日々を過ごしたが徐々に回復し要支援2は返納しなければならないかもしれないところまで漕ぎつけたが妻は様態が進み要介護が取れそうな状態。
秋になりアマティの大病の後、ネズミによる漏電やガス漏れ騒ぎでとんでもないことになっていたがそれもやっと落ち着いてきた昨日、アマティの殺鼠剤誤飲事件。もうてんやわんやの1年だった。明日からの新しい年、いい年にしたいものだ。そして又以前の様に毎日少しでもチェロを弾ける状態を作りたい。
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