年度末
職を失った喜びから毎日毎日朝起きてお天気の具合を確認して一日の行動を決めて飛び回っていた自分が、80を目前にしてそれができないでイライラしている。
それもそのはずこの2〜3ヶ月、分刻みとは言わないが時間刻みで行動しているのが予定表を見て驚いた。このあいだまで「毎日日曜日」とうそぶいていたわたしはどこに行ったの?
毎日楽しみにしている[相棒]のビデオを見る暇もなくHDの中にたまってしまった。疲れた日はたっぷりお昼寝してさらに夜もしっかり寝ていたあの頃はどこに行ってしまったの?この時季は各地の蓄積した紅葉見頃データから殆ど毎週行き先が決まっていた時間的余裕はどこに行ってしまったの?
この予定表を見ると面白いことに気付く。土、日、月に殆ど予定が入ってないことだ。
日曜日に用事を入れないのは小学校入学(1950)以来の習慣、もっと遡れば教師をしていた父が日曜日にわたしと遊んでくれた習慣以来のことだろう。
では土曜日はどうだろう。土曜日が休日になった(1990)のは(週休2日)わたしの在職中は18年間だけである。だからそんなに昔のことではない。しかし今ではわたしの体内時計は週休2日が染みついてしまった。それが「毎日日曜日」となった今でも「土日には何も入れない」ことが原則になってしまったようだ。
さらに月曜日はなぜだろうか?これは単に土日だけでは行動範囲に適応しきれなくなりもう一日増やさざるを得なくなったからである。この3連休が今のわたしの精一杯の自由になる時間なのである。
すでに12月に入ってしまった。12月のカレンダーはすでにこんなに埋まってしまった。まだ日を追って書き込まれていくはずである。まぁ、やることがなくて一日ゴロゴロしてビデオを見ているよりいいとは思うが、最近も座骨神経痛であちこちが痛く寝ているのも痛く動き回るのも痛い。
ところで今年も後少しで新年を迎える。1年は早いものである。
が、わたしの体内時計の1年の締めくくり、新しい年の幕開けはこの1月先ではなく3月末が締めくくりであることが小学校入学以来の習慣として染みついている。年度末・学年末の捉え方だ。だからわたしのいう「来年こそはこうしよう」というのは来春のことなのである。長いこと学生や教師をやってきた後遺症かな・・・
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