負のスパイラル
人生に何度か訪れる[負のスパイラル]、この年になってこんな大々的なスパイラルに巻き込まれるとは思ってもいなかった。
ことの始まりは昨年、座骨神経痛で歩くのがツラくなり医者から処方されたクスリを飲んでいたのだが、恐らくこのクスリは痛み止めで神経や感覚を鈍らせる働きがあるのではないかと思う。頭の回転がただでさえワルイのに一日中眠いようなボーッとした日を過ごしていた。認知症の検査を受けなければならないと判断したほどヒドイものだった。案の定、まさか自分は引っかからないと思っていたフィッシングにあってID、PWを作り直す大作業を強いられていた。
今年に入ってもスパイラルは続き、わたしの体調は優れず妻の症状も思わしくなく「まぁ、散々楽しんだ人生だからこんなこともあるさ」と思っていた所にアマティの体調が急変し入院や通院や投薬が続き、無理矢理貰った病名は[重度喉頭気管支炎](昨年の今頃は「重度慢性胃腸炎」)。
そんなことで飛び回っているウチになんと漏電ブレーカが作動し、ウチだけが長期停電となる。さらにその原因がシステムキッチンのガス台と電子レンジ配線をネズミがショートさせたものという2重ショック。さらにさらにネズミなのか人的ミスなのか天井裏に走っていたガス管が破損しガス漏れ事故。ネズミ駆除の見積もりは27万(保証無し)というのもオドロキ!...
ネズミの被害がアチコチに表出する為鼠穴を探しながらの大掃除が始まり、まずはその前に大規模な断捨離をやむなくされ市の清掃センターに通うことに・・・などなど、少しずつではあるが改善しながら日々を送っていたが次なる問題は風呂のガス釜のトラブル。ガス釜は16年も使っているのでネズミは関係なく経年劣化のようだが、ちょうどガス屋さんが来ていたので聞いてみたら30万もするらしい。「おいおい、わたしの寿命はあと2〜3年なのにそんなにかけられるか!」と言ったものの風呂のない生活など考えられないからなんとかしなければならない。
こんなわたしたちの生活に見かねて先日は岡崎に住む息子が鼠穴を埋めに来てくれ、静岡に住む娘は各修理のアイミツ取りに奔放してくれだした。
とても老いた両親を見ていられなくなっただろうが、嬉しいような淋しいようななんとも言えない無力感に苛まれている。
さて、今回の重大事となったのがこのコンロのトラブル。この下にガスレンジと電子レンジの一体化したものが組み込まれている。ガスレンジの電気配線は乾電池だが配線はチュー害にあって使えなくなっているので、カートリッジコンロを上に載せて代用はじめて1ヶ月を過ぎる。
電気の復旧工事は済んだので後は写真のコンロの問題、2室のガスストーブの問題、風呂釜の問題、最も重要なネズミ駆除の問題、あぁ、どうしてクリアしていこうか!?
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