シラヒゲソウ
朝9時に整体に行ったら体も心もすっかり軽くなり、「こんないいお天気の日に家に籠もっていてはいけないな」
しかし、アマティは安静と言われているのに山に連れて行くわけにもいかない。そこで断腸の思いでアマティにお留守番をさせることになった。犬を飼いだして27年間、そんなことはほとんど無く(どうしても連れて行けなく、ペットホテルに預けたことが数日ある)どこに行くのも一緒だった。だから2頭の犬はほぼ全国にクルマでいき車中泊しながら旅行してきた。
にもかかわらず最近の看病疲れから逃れるように出かけてしまった。家を11時発。コンビニおにぎりを食べながらクルマを運転。12時に梅ヶ島の登山口着。すぐに歩き出して1時間、安倍の大滝着。30分弱滞在して家路に急ぐ。わたしとしては強行軍である。
シラヒゲソウは案の定、少し遅かったがたくさん咲いていた。
わたしはこの子たちを「神々の悪戯」と呼ぶほどの細かい細工で美しい花を形成している。
実はこの場所はここ数年ヒルの増殖地となっていてあまり来たくはなかったのだが、1年経つとその痛みも痒みも忘れてこの不思議な花に会いたくなる。
しかし、ヒルと仲良しになる気はさらさらなく、ことしは「無理に滝を背景に入れるのはやめよう」と固く誓っていた。なぜなら滝を入れるためにはどうしても草むらに寝転ばなくては撮れないのだが、それを止めたことによって一匹も食い付かれずに済んだ。
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