今年も会えた[チャボホトトギス]
わたしは「今年もどうしても会いたい花」というのがあって、今はそれをこなすだけでアップアップの状態。
およそ50年間も時季を選んで花場を訪ねての山行を繰り返しているのだから、年々場数は増え手に負えなくなるのは当然のことなのだが、幸いにして自然はその群生地を一瞬にして忘却の彼方に押し流す。去年まで大群生地だったのに行ってみたら今年は1本もなくなっているなんてことはよくある話。鹿や猪の食害なのか周りの木々が伸び環境が変わってしまったのか、あるいは地球温暖化が影響して植生が変わってしまったのか、さらには地形の崩落のために一夜にして流されたこともある。原因は色々考えられるであろうが、この影響でわたしは身体を裂かずとも同じ花を場所を変えて探し続けることができる。
きょうのチャボホトトギスもおよそ10カ所もの花場を経由して今日を迎えることができた(この場所に限っては数十年前から数輪咲いていることは知っていた)。
ま、ことしは少し早かったようだが会えてよかった〜
| 固定リンク
コメント