千曲川源流に遊ぶ
小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ
中学校の時だったかなぁ⁈「小諸なる古城のほとり」を暗記させられたが今となってはこの2節を思い出すのがやっとである。
若い頃から旅行やスキーで山梨県・長野県・新潟県はよく行ったものだ。その時幾度となく[千曲川]と書かれた橋を渡った。多いときは日に2度も3度も渡ったことから「ずいぶん曲がりくねっているんだろうな」位の気持ちでいた。いい機会だから調べてみて驚いた。
千曲川が小諸を通っているのは島崎藤村に教わったがそれが佐久盆地→長野盆地→飯山盆地を曲がりくねり新潟県に入って信濃川と名を変え新潟から日本海に出るとは。「信濃川」も何度も何度も渡っている大きな橋だからきっと曲がりくねっているのだろう。
そしていまや、その両河川の源流でアマティが泳いでいる
この奥には滝があって泡がすごい勢いでせまってくる。これもまたスリルがあって面白いようだ!
普段、家では疲れっぽくグダグダした生活を送っているにもかかわらず今日は一体どうだ、冷たい雪解けの源流の中をオットセイになったかのように泳ぎまくっている。こんな姿を見るのはうれしい。しかし、こういう所に連れてこないと見られないのがさらにいい!...
実はこの渓谷、河原まで降りるのが一苦労。道は無いが獣が通った跡(獣道)が薄くあるのみ。降りるには降りたが遊び終わって登ってくるのが危険なほど怖い。わたしはストックを使って3本足でなんとかクリア。来年は来られるだろうか?
渓谷から駆け上がれば先日の八ヶ岳のようなうっそうとした広場が現れる。アマティは水が無くても飛び跳ねているぞ・・・
きょうは一日中雨でカッパを着ながら写真を撮っていた。カメラが雨に濡れるのでビニール傘まで使いながらの梅雨遊びとなった。
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