安倍峠にアカヤシオを訪ねて
毎年連休には安倍峠にアカヤシオを見に行くことは何となく頭にあった。しかし、ここ数年間安倍峠への林道は道路が崩壊して通れないために見に行くことはできなかった。しかし、いつものゲートから歩いて行けば行けることもわかってはいたが実行されなかった。
今朝目を覚まし、アマティのお散歩に出て「こんなお天気も陽気もいい日に家にくすぶっていてはいけない」とどこからかお告げがあり、食事を取ってから出かけてみた。
梅ヶ島街道を進むと、昨日みたもこもこ(シイの木の種類)がたくさん見られる。進むにつれてさらにもこもこが現れとても美しい。しかし、土村を過ぎ梅ヶ島管内に入るともこもこはぱっと消え新緑の美しさが際立つ。
そのうち新緑はさらに美しさを増しまさにこれを萌黄色と言うのだろうか、目に染みるような美しさが表れる。
これが萌黄色だ‼ まてよ、ウチのジムニーもこの色だぞ!
さて、ここからクルマを置いて徒歩で登る。その際、崩壊した道路を上るか登山道を登るかで判断にかなり悩んだが登山道を登ることにした。以前何度も登ったことのある登山道なのでかっては知っているはずだが、座骨神経痛でほとんど運動も出来なかったわたしには、この道はきつすぎた。ずっと急な登りが絶え間なく続くのだ。
思えば、わたしの自慢話だったルートなのだ。当時入島でクルマから降ろして貰い、自転車で山伏岳に登り稜線を新窪乗越大谷嶺、八紘嶺を回りこの道を降りてきた周遊コース。この記録はまだ破られてないんじゃなかろうか?
さて、大変な思いをして1時間45分で林道と合流、それから林道を約30分で安倍峠の登山道にでる。例年ならこのあたりポツポツとアカヤシオが見られるはずなのだが全く見られない。遅れているのか?いや、先ほどシロヤシオのツボミを見たと言うことは遅すぎたか!...
群生地に入ってみたらすでに咲き終えた花がたくさん落ちていた。「うわ〜、ガックリ」しかし辺りを見渡すとポツポツとグズなヤツがまだ花を付けている。それを探して撮ったのがこれだ。
アマティは安倍川の源流の中で走り回っている。
アマティは落ちていた枝切れに噛みついてご満悦。
ちょっと普段は見られないドヤ顔をしてるけど・・・
こちらではヤマツツジと呼んでいるがミツバツツジがきれい。咲き出したばかりだ。向こうのトンガリが八紘嶺ではないだろうか?
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