わたしに食い付いたダニ子
これはわたしの首に食い付いたヤマダニの写真です。
実は一昨日梅ヶ島から安倍峠・八紘嶺(途中で2手に分かれる)登山道の下りで、わたしは余りの疲労のため(わたしは病身であったこと、余りに過酷な登山道であったことから)急傾斜の細道でバランスを壊して躓きそのままクマザサの茂る急斜面に滑り落ちたのです。お尻から仰向けに滑ったので怪我は全くないのですが、藁をも掴む気持ちで(この表現がピッタリ)細いクマザサに捕まりなんとか滑落は免れましたが、今度は背負っているリックサックがクマザサにからみわたしは身動き出来なくなってしまったのです。アマティはその気配を感じ取ってすぐに駆け寄ってくれましたが、アマティではわたしのリュックサックを外す手助けも出来ません。カーサンはとっくに下に降ってしまっているので大声で助けを求めるまで身動きも出来ない状態。やっと妻に戻ってきて貰い、リュックのどこが何に引っかかっているかを指示して貰いながらなんとかリュックを背中から外すことに成功しました。
そんなことがあったのでクマザサと言えばダニの巣ですからもしかしたらと思いながらも2日経った今日、なんか首が痒くかじっていたのですが「ん?なんかあるぞ」と思って首を写メして拡大して見たら「やいやい、これはダニだ」と思って妻を呼び写真を撮って貰った後捕って貰った。ちなみに妻はヤマダニ捕りのベテランで、山に行くたびアマティや自分に取り付いたダニを捕っている。
まさにわたしの首に食い付いているヤマダニである。
わたしの肌がきれいにピンク色に染まっているのではなく、痒くてかじった後が赤く変色しているだけである。このダニ子は一昨日クマザサの中から持ち帰ったものに間違いない。1日目はどこに食い付こうかと柔らかそうな所を探していた模様。そして今日になって「あ、ここだ」と言ったかどうかは知らないが食い付いた様子。したがってまだほとんど私の血液は吸っていなかった(あとで潰してチェックした)。
次の写真はダニ捕り専用器具。大小2セットで販売されている。いろいろなダニ取り器を試したが、これはまず失敗がなくじょうずに穫れる。
今日使ったのはまだ血を吸ってない小さなヤツなので[小]
穫ったヤツをティッシュに乗せて撮影。それがすばしっこくてなかなかジッとしていないので大変撮りにくいが見るからに憎きダニ子である。
なお、わたしは2〜3日うちに高熱を出す危険がある。その時は「日本紅斑熱」や重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の感染症の疑いがあるので、病院に行ったら「ヤマダニに咬まれました」と言わなければならないといつもアマティの獣医に言われている。
イエダニは目に見えないけれどヤマダニ(マダニ)は2mmほどなので、気にすれば見ることができる。クマザサに多いが、どこにでも町の公園にもいるので誰もが気にしなければならない。
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