あれ? アマちゃん、大丈夫かい?
わたしはこの半年、膝の関節炎や座骨神経痛で左足を故障し、あれだけハードにアウトドアをしていたのにすっかり平地のヒトになってしまっている。左足はかなりの痛みを伴い、それ以前から病んでいる腰痛と共にすっかり喜びを失わせている。
しかし、こんなことではダメダ、いままでいろいろな障害を持ってもいつの間にやら克服してきた。と自分にむち打ち、昨日はかなり厳しいと言われていた俵峰の氷瀑に挑戦してみたらおやおや、なんともないぞ!...
かなりハードなルートだったから体力的にはマイッタが、関節炎も神経痛は症状も出ず歩くことが出来た。ここ数日(この日も含め)夜中に左足が激痛に襲われ眠れぬ夜を過ごしているのに、いざ山を歩き出すとかってのわたしが戻ってくるってどういうこと?もしかしたらわたしにとっての山での遊びは人生そのものなのかもしれないなと思った。家の中でくすぶっていてはいけないと言うことだ!...
さすがに急なルートの下りの連続、もうわたしの太ももはパンパンとなりビリビリと痺痛くなってきていた。「これは明日は筋肉痛だな」と心配したが、翌朝(今朝)アマティのお散歩に出たが筋肉痛の[き]もなかった。
で、アマティの話に移るが、アマティは山登りと言えばかわいそうなもので、健脚のカーサンと老客のトーサンの間を始終行ったり来たりして、わたし達の行程の何倍をも走り回っているのが常である。そんな律儀な老犬が氷瀑について氷溶水に浸かっているとき「あれ?ビッコひいてる」(ビッコが差別用語だったらごめんなさい。子どもの頃は間違いなく差別用語として「や〜ぃ、ビッコ、ビッコ」なんて使ってた。「お前のカーサン、デーベソ」なんてよく言ってたと同じ乗りだが、ここではまったくそんな意図はない)
その後も帰り道でトーサンとカーサンの間を走り続けていたので心配はしていなかったのだが、今朝7時にアマティのお散歩に出たら右後ろ足がスルッと滑り慌ててバランスを取り直す動作が2度続けてあった。しかし、その後は痛さもかゆさも表現しないのでそのままにしているのだが・・・
写真はその直後のアマティの様子。「トーサン、なに驚いてるの?」と何事もなかったように歩き出すのが一層怪しさを増す。
「おい、おまえ 大丈夫か? 無理するなよ!」
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