おうちで[なめこおろしそば]と[せりそば]
どうやらわたしは根っからのそば好きになってしまったようだ。思えばわたしの父はそばが大好きだった。わたしは何でこんなものを毎日喰えるんだろう?と思ったものだ。
わたしは昭和35年(1960)当時高校2年生の時から東京の恵比寿に住む先生の元に毎週チェロのお稽古に通い出した。
多分今もそうだと思うがどこの駅にも必ずそば屋があって、わたしはそこでお昼をよく食べたものだ。特にそばが好きになったわけではないが、他に食べるところが少なかったこともあるが、1枚のざるそばと蕎麦湯で腹が満たされたからだ。
あの頃なぜ海苔の乗ったざるそばを食べたのか?なぜ安い盛りそばにしなかったのか?今思うに少年なりに田舎者に見られたくないという見栄を張っていたのではないだろうか?とフと当時を思い起こした。ちなみに今は海苔が乗っていない盛りそばオンリー。
脱線してしまったが、今ではわたしの父以上にそば好き人間となってしまった。そばなら毎日でもいいと言うと妻が嫌がるが、それも父母の会話の中にもあった思い出の光景だ。
ところで、今日、なぜか急になめこおろしそばが喰いたくなった。採れ立ての大根おろしとおろし汁に蕎麦汁となめこをたっぷりで出来上がり。大根の辛みが妙にマッチしてバカうま。いいねぇ、蕎麦はやはりいい!...
いつもあるわけではないが芹があるときは迷わす買ってきてせり蕎麦。ボクはこのせり蕎麦が大好きだ。
最近、節約志向が高まっているのに、店でもり蕎麦を食うだけなら数百円で済むが、ちょっと天ぷら鴨肉やニシンなど頼むとその3倍にもなってしまう。それを2人で食べたりすると目が飛び出る金額(それを思うと回転寿司はよく頑張っている)。
自宅でこんなうまいものが喰えるなんて最高!...
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