お気に入りのお茶菓子
ウチのお墓は研屋町にある顕光院。研屋町と言えば江戸時代の刀研ぎに流れを汲む城下町の一等地に当たると言える。そんな由緒正しい寺に年末のご挨拶に行ってきた。父の実家はこのすぐ側にあったから、本来はかなりの家柄だったのであろう(今は面影もないが)。
そして、おそらく当時から伝わる門前の和菓子屋が増田屋である。わたしは子どもの頃、父に連れられ墓参りの度にこの菓子屋で和菓子を買って貰って喜んで家に帰ってものだ。だからその習慣が今でも続いている。墓参りしたら増田屋。
写真は増田屋の昔からの主製品。顕光院の法要にもこの菓子が使われている。わたしが好きなのは右の上に載っているゆず最中。柚の香りがぷ〜んとする餡が入った一口最中。その次に好きなのが柚最中の下にある茶通。そして卵白菓子のよろづ代、本まんじゅう。
ちょっと茶通が見にくかったので再掲。お茶の香りがする焼き菓子だが、子どもの頃はほんものの揉んだ茶葉がゴマの代わりに1つ乗っていてさらにお茶の味・香りが楽しめたものだった。
今は茶葉はないがそれでもやはりこれが好き。
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