カーサンの弁当
妻方の身内の法事があった。当初わたしも出席する予定でいたが,妻と同い年の妻の叔母(すごく理解しにくいが妻の母の7人兄弟の長女が妻の母でその末っ子がわたしの妻と同じ歳)が取り仕切って大挙して繰り出すようなので、わたしは今回は遠慮してお留守番をしていた。その際言わねばよかったのについ「オレのお昼は」とつぶやいたら、こんなお弁当が置いてあった。
考えてみればわたしは大学を卒業し就職して以来40年間ほぼ毎日お弁当を作って貰っていた。あれ、今日のおべんとうとおんなじ中身(品は変われど)とおんなじ外身(メンパ)じゃないか。 ありがたくおいしくいただいた。
今日も完食。真ん中に一粒残っているが、粗相してこぼしたものである。しかし、わたしのおばあちゃんはよく言っていたなぁ、「米粒はトイレに落としても食べなさい」
またおばあちゃんはこんなことも言っていた「男の子は台所に入ってはいけない」と。ボクは台所器具にとても興味を持っていた少年だったが、入れて貰えなかった。しかし、今思い出せば父は台所に入りよく酒の肴を自分で作っていた記憶がある。
なお、わたしが妻を「かあさん」と呼ぶのは、わたしの母のことでもなければ子どもたちの母の意味でも無いし決して軽視した呼び方でもない。わたし達はアマティのトーサンでありカーサンなのである。
犬友の中では普通はアマパパ、アマママと呼ぶのであるが、ちょっと[マ]が多いし、わたし達が犬友仲間の中では最年配でありパパママと呼ばれる世代ではないところからいつしかわたしはトーサン、妻はカーサンと呼ばれるようになった(「アマ」は省略された)。ちなみにアマトーサン、アマカーサンと呼ばれることはある。
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