大札山
今年の秋は急に冷え込んだから紅葉が期待できたが、反面いつまでも暑さが続き紅葉の見頃を読むのが難しい。大札山は毎年11/3〜6日に行くことが多いし、毎年大満足している。
ただし、南赤石林道は一昨年から尾呂久保から通行止めとなっているので、そこから歩いて行ったら(帰りは南尾根コース)かなり大変なハイキングだったので昨年は行くのを諦めていたが、今年は「もしかしたら開通しているのかもしれない」との希望を、さらに今年は一時急激に冷え込んだから「もしかしたらもう紅葉が降りているかもしれない」との期待を込めて出かけてみた。
しばらくクルマで進むと車両止めのゲートがあり右の看板には[歩行での通行も禁止]とある。「歩行禁止の林道」とは余り聞いたことがないし(工事現場まで行かなくとも紅葉は楽しめるし途中のイワシャジンも楽しめるだろう」ということでここから林道歩きに入る。
毎年林道脇に咲くイワシャジンは今年はもう終わりだった。なぜだ?ダイモンジソウは満開。
さて、紅葉はどうかというと,案の定数日早かった。わたしの勘よりもデータの方が正しかった。でもまぁ、楽しむことは出来た。
山道ではなく林道歩きだが誰もいないからリードを離してアマティも喜んでいる。
ところでまだ工事現場に差し掛かったわけではないのだが、アマティの動きに変化が現れた。
アマティがいきなり崖上方面を見つめ臨戦態勢に入るのだ。「エッ、カモシカでもいるの」と上を見上げるとそのうち小岩がゴロゴロ落ちてきて林道でジャンプしガードレールにカーンとぶつかって崖下に落ちていく、いわゆる落石である。
そんな状態が2〜3回続き、さすがのわたしも「これは危険な状態」と認識し、工事現場まで行けなかったが戻ってきた。林道を引き返しながら道の両側に小岩がゴロゴロ散らばっているのは全て落石の跡であることがわかり、道理で「歩行も禁止」の意味がよくわかった。
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