カサブランカで代用
7/7は父の14回目の命日にあたる。その時の遺書に「わたしの棺をユリの花で埋めてくれ」とあったのだが実はまだその約束を果たすことが出来ないでいる。
昔は里山に入ればどこにでもヤマユリが咲いていた。わたしはよくヤマユリを摘んで持ち帰ると、父と母は奪い合うようにヤマユリを題材に父は油絵で母は日本画で描き出すのが常だった。だから彼らが言う百合とは山百合を指す。
父はどうやらこのシーズンに自分が没することを予知していたのだろうが、残念ながら山百合が咲くには10日ほど早すぎた。先日、山百合の咲き具合をチェックしに行ってきたが、今年もまだつぼみは堅かった。
そんなわけで命日の墓参はまた「今年も山百合がまだ咲かないよ」と報告することになる。
〖カサブランカと表記したが、日本古来のテッポウユリだと分かった〗
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