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2022年6月 2日 (木)

どうぶつのタマタマ学

「こんな本が出てるよ」と知らせてくれた人がいた。たしかに、いかにもわたしの好きそうなタイトルだ!さっそく注文して読んでみた。
タイトルに惹かれたのはいかにもかわいらしく面白そうで、表紙を見るだけでワクワクするからだ。
内容に関しては敢えてネタバレしないように計らうつもりだが、わたしの本書への期待度だけを書いてみよう。
①子どもの頃からたまたまは「バランスをとるものだから大事にしなさい」と親から聞かされていた。確かに親の教えは納得できたが今になって驚くのは、後期高齢者となり本来のたまたまの機能がなくなると時をおなじうして歩行のバランスが悪くなったのだった。
わたしはこの10年、アマティのタマタマを後ろからのぞき込むように山登りをして「なるほどうまくバランスをとっているなぁ」と感心しているのだが、まてよ、アマティの前の黒ラブ"Hana"ちゃん(♀)はもちろんタマタマは付いていないが「体のバランスは抜群だったなぁ」と昔を思い出している。
②もう一つの疑問は犬飼の仲間では虚勢(たまたまを取ってしまうこと)が一般的に広まっている。獣医ですら勧めるほどだから♂のたまたまは取るのが正統派と言っていいかもしれない。
アマティの場合も子どもの頃考えなくは無かったが、いざ自分の身に置き換えて考えみるにとても実行に移すことは出来なかった。
賛成派は去勢すると性格が[おとなしくなる]というのが主目的であるようだが、ことラブラドール・レトリバーの男の子にに関していえば、まさに野生動物に対して攻撃的で戦闘的で、それでいて親には甘ったれでやさしいのが特徴である。そんな長所がなくなってしまうなら決して虚勢はしない方がいいというのが」わたしの考え。ちなみにアマティはシーズン中の♀が近づかない限り、匂いは嗅ぎたがるもののマウントはしたことはない(♂に対しても人に対してもしないから性格か本能的欠陥犬かもしれない)。
メス犬の避妊も先代"Hana"はしなかったが、家の中で大型犬の♀を飼う場合はこれはなかなか大変だから軽率には言えない。
さて、本書はこのような重大なことには触れていないのが大変残念ではある。Photo_20220602185201
わたしはこのたまたまを手のひらに乗せ、ころころふにゃふにゃさせるのが至福の時。
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山を歩くときはわたしの前を行かせるので、かわいいたまたまが丸見え。地形によってはいかにもバランスを取っているように思える。
雪道では軽いシモヤケを起こしているのか真っ赤になっているのがまたまたかわいい。
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あるときわたしは大発見をした。一枚目の写真はそのものだが、二枚目の写真はイチジクのワイン煮である。この両者、なんと似ていることか!...
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最後にわたしのお気に入りの写真
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