梅と桜の花と山城
友達のブログを見てたら朝日山展望台でウメとサクラが同時に咲いているとの情報を見つけた。ここには秋に行ったことがあるのだが、朝日山城址には行ったことがないので、昼過ぎになって出かけてきた。
まさに桜も梅も満開で見事だったが、スケールは小さい。
その後朝日山城址(朝日山稲荷)に向かうも不親切な案内というかロープが張ってあって路が塞がれている。しかたなく怪しげな小径に入って進むが、先頭を歩くアマティは余り荒れたルートに「トウサン、この路でいいの?」と心配して問いかけてくるが「どうにかなるから行ってごらん」と先に進むと稜線に出て、どうやら城址を巻いてしまったようだ。やはりあのロープをまたいで登らねばならなかった。
戻るのもしゃくだから城跡の真裏から道なき道を直登し稲荷神社に到着。山城の形態をとてもわかりやすく残した城跡で、室町時代の豪族の知恵と努力が伝わってくる名城址だ。
わたしが山城が好きなのには訳がある。かってサバイバルゲームをかじったことがあるのだが、こういう所に来ると「さて、この城を落とすにはどう攻めればいいのか?」と思案に暮れるのが楽しくてしょうがないからだ。今回は偶然にも一ノ曲輪(くるわ)の裏側から登ってしまったので割合簡単に答えに到達したが、正面から行くとなんのなんの難航不落の城である。
美しい花も見れたし、遠い昔に夢を馳せることも出来たし、手頃な運動にもなった。
山に入ってアマティの写真が1枚もないのは初めてかもしれない。
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