重度慢性胃炎
昨年アマティは厄年だったとみえ3回大きく体調を崩した。嘔吐と下痢だったが病院で注射や点滴をすると直に症状は落ち着きいつものアマティに戻った。しかし、そのたびに血液検査とエコー検査を繰り返したが、大きな原因は分からなかった。
先生からは「年が明けて体力を取り戻したら内視鏡の検査をしましょう」と言われたが、時が過ぎれば食欲はモリモリ体力は溢れんばかりで検査の機会を失っていた。
しかし、2年ほど前からマティの歯が折れたり欠けたりしているのが見つかり神経が飛び出し歯がすでに死んでいる状態だったために、内視鏡と抜歯を兼ねた全身麻酔の手術をすることになった。どうせ全麻ならたまたまを取ることも検討したがそれには忍びないので断った。
手術は2/9に行われ夕方には無事に家に帰ることが出来た。結局歯を2本抜き、胃の中から30カ所の組織をとり検査をして10日後に結果が出た。
抜歯後はもうすっかり肉が盛り上がり問題がなかった。胃の中は「特にはっきりした要因はつかめない」と言いながら「重度の慢性胃炎」と診断された。
食い物は残したことがなくいくら食べても満足しない子なので[胃炎]と言われても戸惑ったが、思い当たる節はなくはない。自由奔放に育ったこの子が胃炎になるほどのストレスがあったとは考えにくい。しかし、山に行くとシカの角やイノシシの骨を見つけて食い付いて離さなかったり、木の枝を拾って遊び回り最後にはほとんど喰ってしまう野生児だからだ。だから歯が折れたり欠けたりするのも納得と言えば納得できる。
写真は手術当日、うちに帰ってきたアマティである。目に力がない情けない姿だ。
アマティはきのうは8歳違いとお友達と山中を対等に走り回るほど元気に回復している。
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