幻の山栗きんとん
今年はあきらめていた山栗をいただくことができた。山栗といえば大変貴重なもので、実際には猿や獣との奪い合いの結果なんとか人の力が優っていてかろうじて入手できたものなのである。
この山栗は新鮮で虫も入っていない超上等なものだった。
さっそく栗きんとんを作ってみたらこれがオイシイ!
カオリといいコクといいイロといい舌触りといい、天下一品。(6時間経過後の味も滑らかさが増す他はやや甘みが出るが大きな変化なし)
澁皮とクリの粒はわざと残したので見た目は悪いが味、歯応えは増す。殻付きで600gからできた栗きんとんはこの13個。
これは先日いただいた山口の厚保栗と伊豆山栗を比べたものである。これは何倍違うのかという計算はわたしにはできないが、この栗を半分に切って中の実を掻き出す作業が大変なので、美味しいことはわかっていても菓子業者は決して手を出さないのはよくわかる。だから食べたければ自分で作らなければならないから「幻の栗きんとん」といわれる所以である。
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コメント
栗きんとん、市販の栗ですが作ってみました。
手間を掛けず、裏ごしまではしませんでしたが、少し歯ごたえも残り、それはそれでおいしかったです。
山栗だったら、きっともっとおいしいんでしょうね・・・
それにしても厚保栗は大きいですね。
山栗も小さいのでしょうが。
投稿: かみ | 2021年10月13日 (水) 12:52