過酷な条件 (湿度96%)
ここが山小屋のわたしの練習室である。畳和室の6畳間(2畳の板の間付き)で決して条件のいい部屋ではないのだが、なぜか正になぜか響きがいいのである。音を出していて大変気持ちがいいから滞在日が短くともチェロは持ってくる。
なぜ響きがいいのか原因はよく分からないが、部屋に何も置いてないこと・3方が窓ガラスであること・もしかしたらこれが一番大きいかもしれないが、この部屋の真下が薪置き小屋と五右衛門風呂のかまど口を兼ねたほぼ同じサイズの空間があることかもしれない。
しかし、ここで新たな問題が発生した。以前からあったのだが音には影響なかったのであまり問題にしていなかった。それが今気づいたのだが指板がベトベトしネックの滑りが悪いので湿度計を見たらなんと96%を指している。湿度計だから100%で多分水の中だろう。それが96%とはどういうことか? 気温20度で96%となると夏の盛りの30度では何パーセントになるのか?これではまるで噴霧状態と言える!
こんなところにいつまでも滞在していたら楽器のニカワが剥がれてくること間違いなし。
たしかに森の中の一軒家だし、この窓の反対側は山葵田跡でいまでも水が流れているし、昨夜から雨が激しく降っている。早々に荷物を片付け自宅に帰えることにした。
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