2021年9月
2021年9月30日 (木)
[江戸時代の駿府の暮らしをひもとく]
コロナ禍緊急事態宣言下、余りピンとこないタイトルの展示会が浅間神社境内の静岡市文化財資料館で行われている。おりしもNHKで渋沢栄一の物語をやっているので時節にも合っている・・・
しかしわたしの真の目的はそれではなく、駿府城下の武家屋敷や商店街の地図でした。わたしの先祖は江戸時代から城下で油屋を商いしていたので、もしかしたらその痕跡が解るのではないかとの儚い希望を持っていたのでした。残念ながら[松屋]という屋号を確認することは出来ませんでした(あまりに文字が小さくガラス越しで遠かったのもある)。わたしの父が子どもの頃まではそこに住んでいたというのですが、生前「ここに住んでいた」というのは、子どもの頃には聞いたことがあったのですがそれ以降は聞いていなかったので未だに解らずじまいです。
それはそれとして大変懐かしい石棺があったので写真を撮ってきました。この石棺は賤機山の西端、100段階段を上り詰めた左側にある古墳から出土したものです。わたし達が小学生の頃、ここの古墳に入りこの石棺を見ながら太古に夢をはせたものでした。この石棺の前に[さわらないでください]と書いてあるのを見逃し、触ってみたらなんとこれは張りぼてでした。いや〜実によく出来ている。すっかりだまされました!
2021年9月29日 (水)
高根山のエンシュウハグマ
先週は遠州にてエンシュウハグマを見てきたが静岡県の高根山にも咲いている。しかし、体調がイマイチなので今年はあきらめていたのだが、急に思い立って見に行くことになった。11時を過ぎようとしていたが、珍しくもコンビニでおにぎりを買ってのこのこ出かける。駐車場についたときにはお昼を過ぎていたので、まずは白山神社でお昼を食べてから山登り。毎年何十年間も通っているルートだがこの登りは年々ツラくなり来年は来られるかどうか分からない。
エンシュウハグマは木立の中でいつもの様に咲いていた。この花は先日、風車草(カザグルマソウ)と命名したばかりである(カザグルマという実在の派手な花が別にある)。
木漏れ日の中、繊細で儚げな薄いピンクに咲く風車のような可憐な花は毎年見たくなる(今年は3カ所目)。
栗きんとんの味
先日もレポートしたが、栗きんとんを作ってからの時間経過と味の変化について・・・
もちろん自家製なので防腐剤や着色剤は一切入っていないから、できあがりがきれいでないし傷みやすいのは当然ながら、この味は真空パックで売っているものにも出せない味である。(ただし不揃いで美しくないが手作り感満載)
栗きんとんは栗子餅と違って裏ごしはしてないし、すり鉢で軽くのばす程度であるから、栗粉を作るときほど空気に触れることはない。よって味が作って直ぐに劣化することはないと思われる。いや、むしろしばらくおいた方がお菓子としてはおいしくなる気がする。
昨日、できたてを食べたがフワフワ感があり香りよく頂いた。残りを今朝頂いたら旨味がシットリと凝縮されていてさらにおいしくなっていた。
やはりお菓子も生きているんだな!...
アマティは栗のお菓子がほしくてたまらない。
2021年9月28日 (火)
2021年9月26日 (日)
過酷な条件 (湿度96%)
ここが山小屋のわたしの練習室である。畳和室の6畳間(2畳の板の間付き)で決して条件のいい部屋ではないのだが、なぜか正になぜか響きがいいのである。音を出していて大変気持ちがいいから滞在日が短くともチェロは持ってくる。
なぜ響きがいいのか原因はよく分からないが、部屋に何も置いてないこと・3方が窓ガラスであること・もしかしたらこれが一番大きいかもしれないが、この部屋の真下が薪置き小屋と五右衛門風呂のかまど口を兼ねたほぼ同じサイズの空間があることかもしれない。
しかし、ここで新たな問題が発生した。以前からあったのだが音には影響なかったのであまり問題にしていなかった。それが今気づいたのだが指板がベトベトしネックの滑りが悪いので湿度計を見たらなんと96%を指している。湿度計だから100%で多分水の中だろう。それが96%とはどういうことか? 気温20度で96%となると夏の盛りの30度では何パーセントになるのか?これではまるで噴霧状態と言える!
こんなところにいつまでも滞在していたら楽器のニカワが剥がれてくること間違いなし。
たしかに森の中の一軒家だし、この窓の反対側は山葵田跡でいまでも水が流れているし、昨夜から雨が激しく降っている。早々に荷物を片付け自宅に帰えることにした。
2021年9月25日 (土)
2021年9月24日 (金)
2021年9月22日 (水)
2021年9月21日 (火)
だいこん菜
1週間前に(16日)種を蒔いただいこんの芽が元気よく顔を出していました。
おいしく育ってほしい!...
2021年9月20日 (月)
ウメガシマシャジンはいつ咲くの?...
その結果、確かにここにもたくさんのウメガシマシャジンが咲いている痕跡はありました。しかし、2枚目の写真の様にまだ小さなツボミです。さらによく探すと咲き終わった種をたくさん見つけることが出来ました・「エッ、ツボミと種が混生してる、どういうことだ?」早すぎるのか遅すぎるのか訳が分からなく成りました。
そのうち、もうまもなく咲きそうな紫がかったツボミを発見。それらの中でももっとも大きなツボミがこの写真です。
さてさて、困ったもんだ、来年はいつ頃来ればいいんだろうか? 種がたくさんあったから中旬の方がいいのかな?
2021年9月19日 (日)
2021年9月18日 (土)
炭焼きウナギ[瞬]のビッグサプライズ
51回目の結婚記念日が瞬の定休日に当たってしまい、2日早かったが予約できたのがラッキーだった。瞬には毎回驚かされるのだが今回のサプライズは尋常ではない「天然物大特集」といった案配だった。
まず驚かされたのがこの写真のお化けキノコはなんだ! コウタケという名は初めて聞いた。確かにいい香りがする。なんでもキノコの王様だという。左横にある天然舞茸。マイタケこそ王様だと思っていたが香茸はめったに採れない幻の王様キノコだそうだ。この松茸たちもまさに喰い頃の最高のマツタケだが、こうして並べると小さく色あせてしまう。いや〜、まさに天然盛りキノコにぶったまげた。
松茸の炭火焼き。しばらく忘れていたコリコリ感シコシコ感がすごいんだよな。香りもソウ、昔のまんまの味。
天然のマイタケってやはりオイシイよね!栽培可となってからはすっかりこの味を忘れていた。
初めて喰う香茸。香りを楽しみながらコクのあるコウタケを喰う。やはりマイタケより数段うまい。
ここからはキノコではないが、蟹肉とキクラゲにミズ(ミにアクセント)という植物の種でコリコリとしてとてもおいしい。
この牛肉は見事だった。岡山のなんとかブランド牛と聞いたが忘れてしまった。こんなにうまい牛肉は初めてだ。
飛竜頭(がんも)の中にウナギが隠れていた。松茸汁がすごい。
なんとマツタケピザ。それもたくさん乗っている。
ここまでが初めてたべた絶品である。台風14号の直撃を受けて「仕入れは大丈夫だろうか」と心配していたが、大変珍しい物のオンパレードであった。
その他にも落花生豆腐、小ウナギの倶利伽羅焼き 、白焼きなどがあったが本ブログで既出しているので写真は割愛。
いよいよメインのうな重。これはブログに何度もアップしているがやはりこれがメインであり、しかもそんじょそこらのウナギとは全く違うのでこれを省くわけには行かない。これはごくまれにしか手に入らない天然川ウナギだからだ。職人が川で1匹ずつ釣った物(今この人物が時々TV等で話題になっている)。
肉のかみ心地がよくて旨味があるがあっさりしていて、また身も皮もおいしくて‼
80まぢかのわが身には少し食い過ぎた。しかし最後のデザートのソフトクリームまですべて完食。大満足!...
2021年9月17日 (金)
夏の焚き火
できれば枯れ草を焼いて野焼き状態にして灰を土に混ぜたかったが、草が乾燥しなくてそれが出来なかった。
今朝、目を覚まして「今日の午後から雨が降り出し夜半は台風が来る」というニュースを聞きながら「シメタ、草を焼くのは今日の午前中だ」と思いつき実行に移したのだった。
畑には井戸があるとはいえこれだけの草を燃したら火の管理が難しいからだ。台風が来てくれれば完全に消火ができる。
が、実際には枯れている葉は上側のみで下の方は余り乾燥してないので、煙ばかり出てスモークになりながら熱さに負けずに頑張ったが、予定の草の半分ほどしか燃やすことができなかった。
2021年9月16日 (木)
2021年9月15日 (水)
愛犬雑誌[レトリーバー]のアマティ
雑誌[RETRIEVER]とは不思議なご縁があり、先代"Hana"の頃から度々掲載されている。
今回の10月号にも特集「レトキャンプ」でアマティがお邪魔している。と言いたいところだが、今回に限ってはアマティと言うよりわたし達がメインである様な気もする。いやいや、そうとも言えない。どちらかというとキャンプ用具の特集で、普段わたし達が使っている道具がメインだった。
普段の暮らしの延長でフラリと旅に出るわたし達のスタイルはオールドスタイルかもしれない。でもそこにスローライフの醍醐味をたっぷり味わって帰ってくる。
その行動の根幹は自宅近辺では決してできないノーリードのアマティとの生活を求めての旅なのかもしれない。
2021年9月14日 (火)
2021年9月13日 (月)
2021年9月12日 (日)
秋なすは嫁に食わすな!...
[今年の夏野菜の総括]
トマトもキュウリもシシトウもピーマンもスイカもサツマイモも、夏野菜はほぼ全滅。キュウリがかすかに収穫できたかな、と言ったところだった。
それもおそらくグリーンモンスターと呼ばれた雑草が生い茂ってしまったからかもしれない。
さて、全部抜いてから刈り取り冬野菜の準備にかかろうとしたらどういうことか、ナスが鈴なりになっている。ビックリして収穫したがまだまだ成りそうだったので取りあえずナスだけはそのまま残すことになった。
命拾いをしたナスだが、このナスを焼いたらトロリとご機嫌にうまい。なんということだ、夏にかけちっとも実を付けなかったナスだが秋になって大変おいしい実を付けだしたのだ。
苗を買ったときの資料を見てみたら[庄屋太郎]という品種で「焼きナスは絶品」と書いてあるのを見て、焼きナス好きのわたしが選んだ品種だった。
選定もしないで秋なすになったのでシメタものである。ナスだけ残して畑を耕した。
雨の中の草刈り
昨日は雨のため草刈りを断念したので、今日やることに決めていたのです。家を出るときから小雨が降っていたんですが、早くしないと大根の種を蒔く時期が近づいているので敢えて決行。
昨日のグリーンモンスター状態からすると、すっきりきれいになりました。
これが今日刈り取った雑草の山です。すごい量です。
できればこの草が乾燥した頃、火を付けて焼き芋作りながら処分したいところですが、お天気の様子では無理かもしれないなぁ!それにこれだけの草をいっぺんに燃したら消防車がスッ飛んでくるかもしれない。
カマが写っていますが、ほとんどが草刈り機で苅ったものです。腰を使うので腰痛持ちには大変ですが、これは機械がないと無理!調子悪いけど大助かりです。
2021年9月11日 (土)
2021年9月10日 (金)
2021年9月 8日 (水)
横浜のシュウマイ弁当
静岡のデパ地下に行くと横浜・崎陽軒のシュウマイ弁当を売っている。その前を通るとなんか胸が熱くなってまた買ってしまった。
ただ懐かしいだけではなくとてもおいしいお弁当なんだ!...
シュウマイはもちろんのこと右上の竹の子の煮物と甘酸っぱい干し杏。
60年前(高校生時代)、わたしはチェロのお稽古を受けに東京の恵比寿に毎週伺っていた。もちろん新幹線などない時代だし、[急行]や[特急]は市民になじみの乗り物ではなかったから(たかが180kmほどで急行に乗ることなど考えられない時代)、普通列車で往復9時間以上かけて毎日曜日に通っていたものだ。
もちろん往復の車中、コーヒーや駅弁を食べる余裕(金銭的)などなく、車窓を見ながらいろいろな夢を思っていたものだった。
毎週東京に通っていたことが高校にばれ、「それだったら学割をだします」と言うことだったが、たかが180kmの距離ではほとんど割引にならなかったが、往復切符で200円ほど浮きそのお金で帰りにシュウマイ弁当を買うことが出来たのだった。
そんな思い出が詰まったシュウマイ弁当。一口ごとに味わった。
2021年9月 6日 (月)
吊り橋犬
なんということでしょう、この吊り橋を振り返りもせずサッサとわたりきったワンコがいます。こんなイヌいないですよ!大概は途中でしゃがみ込んで動けなくなるか、せいぜいリードにつながれてコワゴワ渡り切れればいい方です。かなり吊り橋になれたイヌでもネコの様に体勢を低くして恐る恐る渡るでしょう。
この吊り橋はヒト1人限定の人数制限があるので、順番と先に渡って写真を撮る班を検討中にさっさと先にわたってしまった子がいたのです。だから慌ててカメラを出してもスタコラ歩く後ろ姿しか写っていません。この子がわがアマティなのです。
さて、この後の驚くべきアマティの行動がすばらしい。
この日は若いチョコ丸(1才ラブ)と一緒でした。チョコにとっては初めての吊り橋。わたしもどうなることやら心配していましたがこの吊り橋を渡らないと目的地に行けないので28kg担ぐ覚悟が必要になると恐れていました。
案の定ママのリードにつながれたチョコは吊り橋が揺れ出したとたんに座り込んで動かなくなってしまいました。
それを見ていたアマティは吊り橋を渡りきると左側からダム内に入りぐるりと回り込んでチョコの側に駆け寄り「こっちから行こう」と誘いに来たのです。これにはビックリしました。なぜビックリしたのかというと、①アマティは毎回この吊り橋を渡っているのでこんなエスケープルートは知るよしもなかった。 ②先代犬"Hana"や"P多"が使ったエスケープルートは吊り橋の先を左ではなく右手側のルートを取っていたからである。ちなみに"Hana"や"P多"が取ったルートはヒトには不可能な岩場セクションだがアマティたちが取ったルートはわたしでも歩けた。
おかげでわたし達はちょうど見頃のシラヒゲソウに会えることが出来た。
2021年9月 5日 (日)
あまチェロ物語
ここ数日、かなり涼しくなったとはいうものの、チェロを弾いていると暑くなってエアコンを点ける。
わたしの観測の結果、アマティはわたしがチェロを弾き出すと練習室をノックして「中に入れて」と催促する。曲の途中でドアを開けに行くのはいやなのでキリのいいところまで弾いているとドアの外でおとなしく待っていて開けると喜んで入ってくる。
弾き始めはエアコンが入っていないのでソファーにへそ天で寝ているが、暑くなってエアコンを入れるとチェロの下に潜ってくる。
さてさて、エアコンを入れるのももうちょっとですからアマティがチェロの側に寄ってくるのを楽しむのもあとわずかです。来年の初夏までお預けとなるから今のうちにたくさん写真を撮っておこう!...