齣が高く感じる
もう1週間以上雨が続いている。梅雨の再来である。
するとどうしても気になるのが齣の高さだ。音がしっかり鳴らないのは齣が高くなってしっかり押さえられていないのではないか?と楽器のせいにする。6月の梅雨以来何度弦の高さを測ったことか。
齣は実際には高くも低くもならないのだが、指板が湿度で下がると齣が高いという。逆に指板が高くなると齣が低いという。
わたしはこの楽器のために3つの齣を持っている。本来は季節によって指板の高さが変わるので、弦高を齣を交換することで調整するためだ。しかしわたしのチェロはこの数年、指板が下がることはなくなったので年間を通して現行の齣を使っている。
齣の高さの標準は指板の端っこでA線が6mm、C線が8mm(弦の下側で測る)と言われている。(ちなみに弦の太さは概ねA線は0.9mm、C線は1.3mm)
今日時点での齣の高さは弦の下側から指板まで6mm弱(2枚目の写真)だから標準値。
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