瞬のサプライズ(追加) ”ゆべし考”
先日の瞬のサプライズの続きである。最初の写真は鰻の白焼きが2枚重なっている写真だが、その皿にゆべしが添えられている。
それがとても香りがよくおいしいので、まさかとは思ったが「作ったの?」と聞いたらそうだという。「わぁ、すごい」と感動したら1つお土産に貰ってしまった。なぜ、驚いたかというと柚餅子は郷土料理というか歴史的には何百年も伝わる保存食品というか、かなり貴重なもので普通に作れるものではないと思っていたからである。
これがその柚餅子。柚の中実をくりぬいて米粉とクルミをたっぷり詰め込んで蒸して作るらしい。郷土料理で売っている柚餅子はクルミも少なくかなり塩辛く作ってあるが、瞬柚餅子は米粉の甘さがそのまま生きていて、料理の添え物にも使えるしお菓子としても食べられるものだ。
そこでおなじみのくるみゆべし(下)。これは先日デパートの東北展で岩手のゆべしを買ったもの。こんなにクルミの乗ったゆべしは珍しいが、甘くて大変おいしい。これは柚は使ってないが、クルミを乗せ砂糖を混ぜた米粉を蒸してある点では共通する。以上2つの柚餅子はおそらくルーツは同じであろう。
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