山小屋の裏庭
別荘に使っている管理小屋のすぐ前の山葵田に昨年末イノシシが入り、栽培ワサビがほとんど掘り起こされ(イノシシが好物の沢ガニを捕りに来て)全滅に近い状態となった。
そこで家の裏にイノシシの捕獲檻と、イノシシの通り道にワナが仕掛けられた。捕獲檻は1年ほど前から設置してあるが、敵も然る者、全く中に入ろうとしない。くくりワナは今回初の挑戦。捕まれば猪鍋と言うことになるのだが、いまだ吉報は来ない。
もちろんこれらの罠はわたしが勝手にやっているのではなく、狩猟免許がないと出来ないし、罠を設置してある告知も必要である。
くくり罠とは器具に触れたとたんにワイヤが閉まり、足に取り巻き動けなくなる装置である。しかし、奴らによっては自分で足を切り取り、くくられた足をその場において逃げる強者もいる。アッパレと言えばアッパレである。そして我がアマティは森に入りその捨てられた足をよく拾ってくるのだ。これには閉口する。
先代"Hana"はもっと悲惨だった。この近所の山を登っているときに相変わらず林のあちこちを偵察しながら走り回っていたわけだが、どこかでヒーヒーと悲しそうな鳴き声が聞こえる。"Hana"を呼んでも戻ってこないので声を頼りに分け入ったら足にくくり罠がかかっていた。幸いなことに器具を使わず素手で取れたからよかったものの、足を両側から挟む罠(トラバサミ)だったら切断しなければならなかったかもしれない。ここには告知板はなかったので腹立たしいが誰が仕掛けたかも解らずじまいである。
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コメント
お早うございます。
萌も、1月にかかってしまいました。
暴れないように抱きながら、10cmくらいの札に書いてあった番号に電話しました。
やってきた猟師親子から、すみませんの言葉がありませんでした。
狩猟をやっている安曇野の友人も「捕ってやっていると思っているのか、奴らは謝らないだ!」と言っていました。
電話番号を書いた小さな札しかない上に、設置場所はリードをつけていてかかる様な林道脇でした。
怒鳴りつけて警察に通報しようと思ったら、近所に引っ越して来たばかりの親子でした。
マナーの悪い猟師が多いので、気をつけた方が良いですね。
投稿: やまぶどう | 2021年3月13日 (土) 05:14
やまぶどうさん
あれあれ、それはかわいそうなことしましたねぇ!
怖かったでしょうに!
大変危険なことだから、マナーは守ってほしいですよね。
投稿: yopi | 2021年3月13日 (土) 15:47