中坂峠
昔(何十年か前)中坂峠にミスミソウが咲き乱れていたという。
確かにこのあたりはどこに咲いていてもおかしくない地区だから、目指してみようということになった。
25,000の国土地理院の地図には載っていないがスマホのアプリには確かに載っているし登山道も確認できる。距離もたいしたことないし不安はなかった。
ところが、登山口らしきところまで来たがこの村全部が廃村となっており(かなり大きな村だし立派な家が残っているが)登山口が見つからない。適当に入っていっても村社たる神社が全く存在していない。それでもアプリの地図を頼りに(スマホは全く通じないがスマホアプリの地図は大丈夫)登るがなんせ登山道は消えている。(所々はある)
地図上の紫の線がわたし達が歩いた跡だが、ルートから大きく外れていることがわかる。
峠の手前で弧を描くように巻いているが、これは登山道が大きく崩落したために杉林の中の苦戦の跡である。踏み跡は獣道さえも発見できない。ただ直登して回り込むのみ。アマティですら四つん這いで喘いでいるからわたし達には至難の業。もちろん四つん這いである。とうとうカアサンが耐えきれなくて10mほど滑落。(アマティがそれに気づいて駆け寄る)
そんな苦労をしてなんとか中沢峠にたどり着いた。残念ながらミスミソウは2輪のみしか見れなかったのに気を落として疲労は倍増。帰りにわたしはこの巻き道で跳び付いた木が朽ちていて一緒に大転倒。(アマティは来てくれなかったぞ)
村には誰も住んでいないと思われる。あちこちで倒壊が激しい。
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