シモバシラの花が咲く
待ちに待った大寒波が来るという。もう行くしか無いな!朝起きたら確かに寒いから飛び起きる。
則沢口から竜爪山頂を目指す。秘密の場所は登山口から30分以内。しかし、いくらあたりを探しても見当たらない。当初はここで写真を撮って帰るつもりでいたがその計画は断念。
もう一つのポイントは大群生が見込めるが山頂直下だからまだまだ先は長い。ここのルートは山頂には最短だがとても険しいのでつらいのだ!
おもしろいもので、アマティとは最近谷津山によく登っているが、この山に取り憑いたとたん、彼の目はオオカミの目になり光り輝いているのに驚いた。
険しい道なのでかなりゆっくり歩くと、アマティはわたしをいたわるような優しい目つきになり、数歩歩くたびに振り返りわたしの様子を確認してまた数歩進む。
さて、シモバシラだが、お地蔵様を過ぎたあたりからあちこちに出だす。
ん?何度も登っているが、こんなところで咲いているのは初めてだぞ?今年はいつも見られるところで見られず、いつも見られないところで見られる。
でも、あるある、さっそくカメラを取り出す。
たくさん咲いていたが、今年はなぜか奇抜なヤツが無いなぁ!どうしてかなぁ?雨が少なかったからか、まだ温度が高すぎるのか?
次の写真は賑やかしいですねぇ。あでやか3兄弟。
その次の写真は珍しいです。シモバシラの草の伸びたのがそのまま花殻まで付けて残っています。
さて、次の写真、アマティは困ったものです。わたしの写真の邪魔をしてカメラの前に飛び出します。ここまでは普段でもよくあることなんですが、いきなりレンズの前に飛び出してきてせっかく咲いているシモバシラの花をパクッと喰ってしまうのです。それを何度も何度も。
しかたなくリードでつないでおくとワンワン吠えて怒るし!
なんて悪いやつなんでしょう。
今年は奇抜でミステリアスでシャープなシモバシラには会えませんでしたが来年に期待します。といっても明日から来年かぁ!
そういえば山頂直下の秘密の場所には1本も生えていませんでした。一体どうしたことなんでしょう?
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