6つのチェロ組曲
上の3冊はそれぞれBACHの6つのチェロ組曲の楽譜だが、CASALSのBACHの解釈本でもある。
左からCASALSの高弟であるTobel、Foley/Soyer、Alexanianの各校正のBACH。
出版年度は上記の逆であるが、内容はかなり違う。どれもCASALSに忠実に書いた本だが、これだけ違うと言うことはカザルス自身が言ってたように「毎日新しい発見」があって、とても自分では編集できなくて弟子達にまかせたのではないかと思う。
左のTobel 版(日本版が出ている)が1番新しいので、この曲を拡大コピーして(情報量が多くてわたしの老視では見えないので)、全6曲を楽譜どおり弾きながらCASALSの研究をして楽しんでいる。
Tobel版で判らないところはFoley版を参考に、それでも判らないときはAlexanianを見る。
この6冊はTobel版を拡大コピーした物。この通り弾くのはすごく難しいがなぜかすごく納得できる。この6曲をいつでも演奏できる状態にしたいのがわたしの最後の望みである。
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