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2019年12月24日 (火)

野生の掟(心臓の弱い人は読まない・見ない)

わたしが年間2ヶ月も3ヶ月も滞在している山の中にある小屋での出来事の話しである。かなり衝撃的なレポートなので、記録として書きとどめるが、気の弱い人は決して下の写真をクリックしてはいけない。もし、これが写真で無く動画だったら卒倒する人が出るかも知れないほどの衝撃写真だから、クリックする人はあくまでも自己責任で……
まずは状況説明から:今年の4月後半から5月中旬にかけて北海道に車中泊旅行にでかけた。5月12日に25日間の旅行を終えて静岡に帰省。5月27日に久しぶりに小屋に来たときはカビのニオイを心配しながらだった。しかし、カビの発生は無かったものの異様なニオイが充満していることにすぐに気付いた。(ここまで読んで気持ちの悪い人は先に進まないでください)
まっ先に考えたのは何かの動物が家の中で死んでいることだった。しかし、全ての部屋をチェックしても死骸などは無く、ますます匂いが強くなってくる気がした。そのうち勝手口を開けて外を見て驚いた。目の前に大きな動物の死骸がある。これが猪なのか鹿なのかは朽ちていて良くは判らないが、とにかく凝視に堪えられず死骸を確定するに至らず。ただ「コマッタコマッタ」を繰り返すのみである。
それでも、なんとかしなければとても住むことは出来ない。よく見ると頭も胴体も足もある。角を見ると鹿や猪では無く、牛とか山羊の角だからこれはニホンカモシカであろう。万一天然記念物のカモシカを殺してしまったとするなら、責任問題も生じてくる。

警察や役場に相談するにしても死因くらいは突き止めなければと観察するのだが、朽ちた遺体からは全く死因どころか、留守をしていたんだからいつ死んだのかもわからない。よく見るとウジ虫が連帯で集団行動しながら同じ方向にグルグル回りながら移動している。
結局役場に相談したのだが、朽ちた遺体はクレーン車で吊り上げることも出来ず、ブルドーザーが近づけるような場所では無いため土中に埋めることも出来ず、ただ石灰を蒔いただけで帰られてしまった。
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しかし、石灰の威力は強烈で、その後ウジ虫は消えニオイも消えてなんとか生活は可能になったが、毛皮は徐々に消滅し骨だけが残る状態にまでなった。
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もうここまで白骨化すればしっかり観察することが出来る。(昨日)
ところで、この場所はわたしたちが滞在するときは生ゴミを埋める場所となっている。以前は生ゴミを埋めると早いときはその日の夜、猪が出てきて全て掘り出して食べ尽くしていた。そしてまぁ、それでもいいやと思っていた。
ところが、5月以来生ゴミを埋めても野生動物は一切顔を出さなくなった。ここは危ないと思っているのか、あそこに行くと殺されると思っているのか何もでてこなくなった。
「カラスの死骸を吊しておくと烏が畑を荒らさない」と言って、吊してある光景を思いだした。う〜む、野生にはなにか重大な掟があるようだ。
よく山に行くと鹿の死骸が転がっていたり、カモシカが網にかかって朽ちていたりしているのを見ることがある。アマティは喜んで駆け寄っていくが、死因がわからない以上やめさせるしか無い。ウチのカモシカも、老齢で死んだのか何か病気で死んだのかあるいは怪我をして死んだのか、あるいはクルマと衝突してここまでやっと逃げてきて朽ち果てたのか。
どちらにせよ、家の勝手口で尽き果てたのはわたしたちに助けを求めて来たのかも知れない。そんなわけで、まぁ、大変な出来事だった!...

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