2019年7月
2019年7月29日 (月)
2つの片蓋山
富士山には70の側火山があると言われています。おそらく全部に名前が付いていると思いますが、[片蓋山]という同じ名前を持つ側火山があるのです。しかも、富士山頂を交えた一直線上にほぼ等距離にほぼ同高度の山です(静岡県の御殿場市と山梨県の鳴沢村)。
片蓋の蓋はどういう意味なのかますます疑問が出てきたのです。文字からすると「火口の片方だけ蓋が付いている山」かなと思うのですが、この1週間にそれぞれの片蓋山に登ってみてそんな蓋らしいものはありませんでした。
共通点はどちらも獣道くらいしか無く、直登を余儀なくされました。静岡の片蓋山の方が廃道が2本途中まで付いていましたが山頂には何もありません)山梨の片蓋山も廃道らしき道跡はあるのですが、ほとんど消えていて獣道とかしています。
相違点は静岡側は結局探し回った火口がとうとう見つかりませんでしたが、山梨側は見事な噴火口が残っていました。山の姿もとてもハッキリしています。
どちらも標識も案内板もテープもないので(何処かにあったのかも知れないが)、GPSを持ってないと怖い山ですが、楽しかった!
2019年7月28日 (日)
2019年7月26日 (金)
2019年7月25日 (木)
2019年7月24日 (水)
2019年7月23日 (火)
2019年7月21日 (日)
2019年7月19日 (金)
チェロケース修理
左は10年前に買った[BAMのhigtech]チェロのハードケースです。
初心者用のチェロ+弓位の値段のするものですが、軽い上に噛み合わせがよく、とても重宝していました。しかし、10年もするといろいろ問題も多く、修理に出すことにしました。
最も気に入ってたのはSAMSONITE のハンドル部で、とても手触りがよくさすがにすばらしいと思っていたのです。が、1年ほど前から中のジェルが漏れ出し、ベトベトするのでビニールテープを巻いて使っていましたが、さすがに夏になるとビニールテープの接着剤がベトベトし出してお手上げです。
ロック部も左は新品当時のものですが、右は現在です。塗料が剥がれて汚いのはしかたないとして、内蔵しているスプリングが弱くなってしまったのか、レバ−を上げてもロック部が起き上がらず、手で持ち上げないと外れなくなってしまいました。
やっと修理してもらえるところを見つけたので、持っていく予約を取ったのですが、この暑い中、人混みの東京まで持っていくのはあまりにも酷です。それで、送るから送り返してくれと依頼したところ、快くOKしてくださったので宅急便に梱包と配達を頼みました。料金は新幹線代より高いけど、持っていくことを考えれば大助かりです。
それより、部品の交換修理の金額がすごそうです。
2019年7月17日 (水)
2019年7月16日 (火)
2019年7月15日 (月)
2019年7月14日 (日)
Perterson のクリップ型ストロボチューナー
わたしたちが若い頃は音程測定器というのがあって円盤状のストロボが12個鍵盤状に列んでて音程をチェックできる機械があった。とても興味を持ったが、とんでもなく高価だったので個人で持つのは不可能だった。
だから電子式のクロマチックチューナーが現れると驚いたものだ。さらにクリップ式まで現れ、チェロのテールピースにクリップして弦の振動を拾って測定できる便利さから愛用していた。(写真右)
ほとんどが音叉代わりに使うのだが、音程の悪いところを目視で確認するにも便利この上ない。
ところが、絶対正しいと思っていたメーターがそうでもないことに気付く。①ピチカートではほとんど測定できない ②音量に左右される ③ボーイングに左右される ④耳で完全5度やハーモニックスでチューニングしたピッチとに誤差が生じる 等々誤測定等の問題を持っていることが解った。(機器の劣化も影響するか) おそらく倍音を測定してしまうのではなかろうか。
そんな時に測定に挙動不審な動きが出てしまったので、買い換えるべくあれやこれやと探していた。(新しいのを注文した後リスタートしたら挙動不審は直ってしまったが後の祭り)
そして見つけたのが昔から憧れていたストロボチューナー。まさかクリップ式はないだろうと思っていたらあったのだ。(写真左)
さっそく使ってみたらさすがにスゴイ!... さっき述べた①〜⑤は全てクリアしている。ピチカートで弦を鳴らして音が減衰してもしっかり音程が測定できているではないか。
どうやらピッチに関して遙かに正確のようだ。ここまでの正確さはいらないと言えばいらないが、とても気持ちはいいものだ。
1つ気に入らないのは“B”“H”の音を“A♯”“B”と示すことだ。(KORGは“B♭” “B”と表示)
その他楽器や音律がプリセットされているのも面白いかも。現在は「チェロ用完全5度」にセットしてあるが、どういう意味があるのかの説明は付いていないから良く判らない。
音律も平均律の他、純正調(長調・短調)、ピタゴラス音律など何種類もプリセットされているが、使い方の説明はどこにも無い。
面白い機械だから十分に使いこなしてみたいものだ!...
なお、Pertersonは37g、KORGは31gだが、この重さでは常時着けっぱなしと言う訳にはいかない。
2019年7月13日 (土)
墓前のヤマユリ
父は12年前の7/7に亡くなった。その日の晩、父の書き置きが見つかり「オレが死んだら棺を百合の花で埋めてくれ」と書いてあった。
百合の花といえば当然ヤマユリのことで、父母はこよなくヤマユリの花を愛していた。
わたしは山で百合を見つけると切り取って家に持って帰ってきた。すると父と母はそれを奪い合うように、父は油絵で母は日本画で描き始めるのだった。
したがって、7年前の7/7、わたしは父の望みを叶えようと安部街道を走り回ったが、ヤマユリはどこにも咲いていなかった。しかたなくカサブランカで間に合わせたのだった。
先日の父の命日にもそのことを思いだし、ヤマユリを探しながら井川に行った。途中で見事に咲いている2輪揃って咲いているヤマユリを見つけたのだが、さすがに今どきは山の花を切り取ることなど出来ようはずもない。
そんなわけで、12年間父との約束を果たせないで今日に至ったが、今日、お寺にお盆の準備に出かけたら花屋さんにヤマユリの花があった。まだツボミで開花してないがやっと父と母の墓前にヤマユリの花を捧げることが出来た。
今日は2人とも自宅に帰ってしまうが、盆明けの16日には墓前のヤマユリはきれいに開花しているだろう……
2019年7月12日 (金)
落花生どろぼー
やられた〜!... くやしい! 楽しみにしていた落花生を盗まれてしまった。
だれだ〜?… 犯人は!
落花生の殻が並べておいてあるけど、わたしが並べたんでは無い。犯人の仕業だ!...
以前、食い頃になったスイカをやられたことがある。その食い方からすると犯人はイタチかテンか?…
さて、この落花生はダレダ? 掘り出した落花生も小さいのは残して大きいのだけを選んで実だけ食べているではないか。
今回もイタチとかテンとかだろうか? カラスも考えられる。トマトはほとんどカラスにやられてしまう。ただし、クチバシで啄んだあとは無いんだよな。 だれだ〜
急いで無事な苗を掘り起こしてみたら、まだ実は小さい。どうやら、食べ頃の株を理解しているようだ。
残りの少しを持ち帰り、茹でてみたらすごくおいしい! あぁ、腹が立つ!...
2019年7月11日 (木)
終活「自分史」
いよいよ老い先短くなってきたので、自分のルーツを見なおす作業を行っています。
しかし、両親はもういなく親戚も無いので、自分の記憶に辿るしか出来ません。
といっても記憶も曖昧で、聞かされた話しや思い込みや想像が混乱し正確さを失うものとなっていますが、子や孫におじいさんのこどもの頃を伝えたくて[わたしの昭和史]として編纂中。現在A4版32ページまで進行中。
そんな折り、先日オクシズ井川に向かう途中、ついにわたしが2才の頃住んでいた場所を発見しました。
もちろんほとんど記憶は無いのですが、以前から父に玉川の学校に勤めていたことがあって、川の反対側の宿舎から学校に向かって「おとーちゃーん」と叫んでいたという話を聞いていたのです。その場所が気になっていたんですがいままで何度探しても見つからなかったのです。
先日玉川の右岸をのんびりクルマで走っていたら左側に二宮金次郎の像があったのです。
あ〜、これだ、と思ってクルマを停めて入っていったら昭和46年に廃校になった[玉川西小学校跡]の碑を見つけました。きっと両親を連れてきたら懐かしがるだろうなぁと思いながら感慨にふけりました。
ここの住宅でわたしは父にダッコされお月様を見ていたそうです。そうしたら急に月が雲に隠れたのを見て「お月様、バッチー」と言ったとかで、両親は「末は芸術家か?…」とざわめいたという話しを何度も聞かされました。
2019年7月10日 (水)
2019年7月 8日 (月)
オクシズのヤナギラン
昨日はご馳走を食べ過ぎてしまい、山でも歩いてこようかと思ったら先日の新聞にオクシズ井川のリバウエルスキー場にヤナギランが咲きだしたという記事が載っていたのを思いだした。
「何を馬鹿な事言ってんだ、そんなところにヤナギランが咲くはずが無い」と思って記事を読んでみたら、案の定かってはヤナギランの大群落を作っていた山伏岳のヤナギランをスキー場に植えたんだという。(山伏岳のヤナギランは鹿害に遭い頑丈な柵で囲ってある)
「それでは山伏岳のヤナギランを井川に見に行ってみよう」と思い付いた次第。山伏岳のヤナギランは8月に入らないと咲かないからな!...
濃い霧の中に咲くヤナギランは幻想的で雄大であでやかな姿を見せてくれました。
夏のスキー場一面に繁ってほしいものです。
それにしても鹿害、なんとかならないものか……
2019年7月 7日 (日)
鰻割烹[瞬]のサプライズ
久しぶりに夜のコースをいただいてきました。酒も飲まないで3時間にも及ぶ料理なので全てに大満足なのですが、今晩も大サプライスがありましたよ〜。
まずは鮎のぶった切り。口に入れて食感に驚き歯触りに驚きおいしさに驚く。
ヒェ〜、こんなの始めて!... 生きている鮎をぶった切らないと骨まで柔らかく喰えないんだって!...
親方はこのベビーキュウリというか花キュウリというか、これをお客に食べさせたくて裏の畑にキュウリ苗を20数本植えました。
わたしはその畑の畝造りのお手伝いが出来たことを大変幸せに思っております。
熟成肉がおいしいという話題は知っていたので、自分でも熟成牛や熟成豚を買ってきて焼くのだが、どうもフツーのステーキとの違いが出ない。なんだ、そんな程度か、と思っていたところにこの熟成牛のステーキが出てきた。
あきれた! やはり牛肉は熟成させなければダメだ!...
これは川釣りの天然鰻の丼。いつもの天然鰻だが、2週間前に予約したときから親方が探し回って4人分の特上品を鰻を用意してくれた。
味が濃くてねぇ〜、もう言うことなし!...
言うことが1つありました。
この鰻は蒸さないで炭火で焼いているだけです。蒸してなくてこの肉厚は信じられない。
ボクがこの鰻にこだわっているのは、こどもの頃よく獲ってきた川鰻を土佐出身の母が捌いて焼いてくれたあの記憶が残っているからです。焼きながら母は「静岡でははじめに蒸かしてから焼くんだよね」と話していたのが思い出されます。
たしかに、蒸かしてしまうとフワフワには仕上がりますが鰻の味は飛んでしまいます。
2019年7月 6日 (土)
2019年7月 5日 (金)
2019年7月 4日 (木)
山形物産展
松坂屋静岡店で山形物産展が催されている。久しぶりに富貴豆を食べたくて出かけてみた。
昨日は松崎でスイーツを買ってきたばかりだったが、またまたおいしそうなものを見つけて、いま、どうしたら賞味期限内に食べきるかが大きな課題となっている。
そのなかでも、特に急いで食べなければならない極上の菓子をアップする。
枝豆をすりつぶして餅を包んだ[ずんだもち]が大好きなんですが、静岡で買えるのはどれも冷凍品です。
今回は会場で作りながら生ずんだ餅を販売していました。
口に入れた瞬間、枝豆の香りが口中に広がりとてもおいしかった。
ただ、餅が大きいので2つ食べるのが精一杯です。
これは栃餅です。わたしは大好きで、各地で栃餅を見つけると食べています。
今回は何種類かの栃餅があって、食べ比べたのですが、中でも最もおいしいのが白餡栃餅でした。
これが一番栃の味や香りが濃く出来ていました。白餡だけは餅だけで無く餡にも栃を混ぜて作ったと言っていました。
2019年7月 3日 (水)
久しぶりの海水浴
梅雨の合間を縫って爪木崎に行ってきました。誰もいない海岸だから、アマティはやりたい放題!...
海に行くんだから当然泳ぐだろうなと思って、ポリタンクに15リットルの水を持っていき、帰りにはザブザブかける予定でした。
ちょうど干潮で浜辺は干上がり、アチコチに小さな塩水プールが出来ています。
全身塩水に浸かったので、とても15リットルの水をかけてもベタベタは取れません。
お家に帰ってお風呂でシャンプーしようとしたときです。アマティを呼んでも付いてこないので「あれ?」と思って玄関を見たら網戸が少し開いている!...
アマティは脱走したのです。こんなことは先代から22年間、初めてのことです。
わたしはこの時間いつも行く城北公園に探しに行き、カアサンは交番に電話をして手分けして探しました。そのうち、カアサンから電話があり、「近所のお家で保護されている」と連絡があったようで、オマワリサンと迎えに行ったとさ……
保護してくれたお家で「ご飯を食べさせておきました」と言ってたけど、いやいやアマティは自分のウチで晩ご飯を食べてすぐの出来事でした。
海や山で好き放題走り回っているアマティには、お家の中での生活は退屈なんだろな!
ましてやこれから「お風呂に入れる」なんて話していたから急に家出したくなったんだろうか?…
いや〜、寿命縮まったぜ・・・・・・・・!
2019年7月 2日 (火)
2019年7月 1日 (月)
梅雨の合間に
天気予報は連日雨模様なので、梅雨明けを待っていたら何も出来なくなってしまう。
仕方ないからカッパを準備して富士山西臼塚近辺(1200)に野生蘭を探しに出かけたら登山口にいきなり[熊出没注意]の看板が……
イザ、熊が出たらアマティはわたしたちを守ってくれるんだろうか、まっ先に逃げ出すんだろうか?… いつもの低い声で吠えながら襲っていくのではないかと思うとコワイ!
頼むから逃げてくれ!...
今にも雨が落ちそうな空模様だが写真にはその不気味さが映らないが、動きのある写真はこれ1枚しかなかったのがその証明である。(他の写真は全部ブレブレ)
アマティは「登れ」といえばこんなところにも登ってしまう。これでは病院の診察台にピョコンと登ってしまう訳だ。
きょうは朽ち果てた苔むした倒木に生える野生蘭を探しに来て、結局見つからなかったのだが、例えばこの木。わたしは30年以上前からこの木を見ているのだが、未だに苔も生えていないし朽ちてもいない。この木が朽ちて苔が生え野生蘭が根付くのはいったいいつのことだ……