冨成忠夫は[白雪姫の7人の小人]と名付けた
この花ほどわたしの心を引きつける花は他にいない。
たしかに言われてみれば七福神の布袋様のような顔をしているので、ホテイランと名付けられたが、植物写真家冨成忠夫氏はホテイランよりも白雪姫の7人の小人の方がふさわしいと言っている。
わたしもそのネーミングが大いに気に入り冨成氏を尊敬していたのだが、白雪姫?…7人の小人?… どれが白雪姫でどれが小人だ?…といつも不思議に思っていた。
その疑問がついに今日、深い森の中で解決した素晴らしい日となった!
ほんらいわたしは森の奥深くのひっそりしたところにポツンポツンと咲くピンク色のうつむき加減に咲く花が好きなのだが、このホテイランはその条件にしっかり合致している。(たまにこのように仲間と咲く子もいるし、わたしは最大11人が束になって咲いているのも見たことがある)
薄暗い森色の中に咲く小さなピンクの花は息を呑む美しさがあるが、遂にその時がきた。
そこにはただ1人、純白無垢の姫がたたずんでいた。
冨成氏が言う白雪姫とはこの子のことだったんだ。
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コメント
先々週末に私も行きました!!
あんなに簡単にみられるとは・・・
シナノコザクラもたくさんあって感激でした。
結構花期は長いのですね・・・
投稿: かみ | 2019年5月29日 (水) 12:51
あ、白雪姫はまだ咲いていませんでした・・・
来年は是非見たいです。
投稿: かみ | 2019年5月29日 (水) 12:51
かみさん
あそこは保護したり栽培したりしているようですよ!
なぜなら、年々派手になっていました。
実際に森の中に入っていくと、数こそ減っていますがもっと生き生きしています。
白雪姫はあそこです。
投稿: yopi | 2019年5月29日 (水) 13:55
栽培までしているのですね。
HPにも載せていますからね。
白雪姫は森の中ですか・・・あそこって???
投稿: かみ | 2019年5月29日 (水) 15:12
かみさん
あんなにたくさんのホテイランが集中していたので[保護]とか[栽培]を連想してしまいましたが、
「ホテイランの保護や栽培はほとんど不可能」とのアドヴァイスをいただいております。
偶然いくつかの条件が重なったのでしょう。
投稿: yopi | 2019年5月30日 (木) 19:34