2019年2月
2019年2月28日 (木)
金のボール
せんじつは金柑のブランド[たまたま]の話をしたばかりだが、きょうは金のボールの話題。
20年以上前だった、真鶴の梅園を見に行ったときに参道で「おいしいよ〜」といわれて食べながら歩いたのがこの「ゴールデンボール」という小さな1口みかんだった。(名前が強烈だったのではっきり覚えている)
そのご、このみかん名はイメージが悪いからか「湘南ゴールド」と改名されたと記憶している。
ちょうどその頃、当地出身の学生がいたのでその話をしたら、それ以後毎年このみかんを送ってくださる。
参道で1口食べたときからこのみかんには甘さと酸味と香りが備わっており、すっかりフアンになってしまったわたしには思いもかけない贈り物である。
2019年2月26日 (火)
2019年2月25日 (月)
純正[たまたま]
宮崎生まれキンカンのブランド「たまたま」が静鉄マートに出ていたので買って見た。
糖度16度以上をうたっているキンカンでとてもおいしい。
しかし、わが静岡には清水産の「こん太」というキンカンが糖度20度というスグレモノもある。
しかし、ネーミングは「たまたま」に軍配が上がるが、これはあの「たまたま」ではなく、たまたまできた品種から来ているとのこと。な〜んだぁ!...
いまわが家ではわたしの好物のキンカンのコンポートを作りだめしている。
2019年2月24日 (日)
山ダニ第1号
山ダニは真冬でも生息しているが数は少ない。
ほぼ毎年、今ごろからダニの被害に遭っている。
2/20山梨県にミスミソウや節分草を見に行った日に、アマティの身体をノソノソ歩いていたヤツを発見。
翌21日に伊豆に河津桜と菜の花を見に行ったあと高通山に登っているからこのどちらかで拾ってきたもう1匹の山ダニがいた。
22日、風呂に入っていてわたしの太ももが痒くて発見したのがこの写真のヤツ。頭部分がしっかりわたしの太ももにもぐり込ませて吸血しているのがわかると思う。
大きさ約2mmだから足をばたばたさせているのが肉眼で確認できる。
このダニはもともとわたしが拾ったものか、アマティが拾ってきてわたしに喰い付いたものかわからないが、当初は痛くも痒くもないが、引き抜いた後はヤマビルと同様、いつまでも痒みが取れない。きょうは24日になるが未だにかゆくてたまらない!...
ただ、山ダニや山蛭が怖くてはアウトドアは楽しめないから仕方ないことではあるが、万一わたしが今後高熱が出るようだったら、SFTS等の感染症を疑って医者にかからねばならない。
青春小説だけど…
チェロ仲間から「この本を読んでみて」と渡された「船に乗れ!」
わたしはこどもの頃から父が持っていた文学全集を引っ張り出しては読破していたが、以外と早かった老眼鏡のお世話になり始めてからは本を読むことがおっくうになり、必要最小限の読書しかしなくなった。視力がずば抜けてよかったわたしはレンズを通した文字になんの反応もしなくなってしまったからだ。
だから「船に乗れ!」もあまり気が進まなかったし、読み始めてからも「なんだ青春小説か」と思いながらもチェリストを目指す中学生の内容に、グタグタとメガネを取り替えながら読み進んでいた。
そのうち次の一節がでてきた。
「お腹のあたりにずんとくる低音から、空気になって空へ抜けていくような高音まで、アルペジオを一気に駆け上がり、メロディのかけらをかいまみせると、またアルペジォに戻っていく。その繰り返しがえんえんと続いた。16分音符の他は休符ひとつ、和音ひとつない。単なるアルペジオの羅列のようでもある。けれどもそれは同時に、単旋律でパイプオルガンのように豊かなハーモニーを浮かび上がらせる魔法のような音楽…」
はは、これはバッハの無伴奏チェロ組曲1番のプレリュードだ!
こんな表現が出てくる度にどんどん飲み込まれて藤谷 治の世界にのめり込んでいった。
主人公の津島サトルは中学1年生にチェロを始め、音楽高校3年間のチェリストを目指す青春とその後の挫折。
わたしは高校1年からチェロを始めたので若干の違いはあるものの時代背景もほぼ同じこともあってあまりにも被さることが多く、読みながらも自分の青春時代を思い出して喜んだり苦しんだり、すっかり飲み込まれて一気に読み切ってしまった。
III巻の最後にニーチェの言葉「船に乗れ」が出てきてホッとして久しぶりの読書を満足して終了した。
2019年2月21日 (木)
高通山貸し切りハイク
帰りのフェリーまでに時間が出来たので昔はよく登った高通山に来ました。
そこでビックリした立て看を見ましたよ!...
「注意犬のフン 持ち帰らずとも除けるなり埋めるなり後始末」
これはいい標語ですよね〜、わざわざ持ち帰らなくてもいいけどせめて除けるなり埋めるなりして道にまん中にはオキザリにしないてくれ!という切なる願いだよね。
ここが山頂です。この岩にみんなで乗って写真を撮った思い出があります。
もう20年近くも前のことですねぇ!
眼下に波勝崎が見える景観地で、樹林帯はなんとなく南の国の雰囲気がする大好きな山です。
2019年2月20日 (水)
2019年2月17日 (日)
2019年2月16日 (土)
究極のキンカン菓子
今年はきんかんのジャムに凝ってしまい、すでに6〜7回の試行錯誤を重ねて遂に完成したのがこのキンカン菓子。
結論として、甘味は砂糖で補うのはとうぜんながらその量は素材によって適宜増減すること。
酸味も個体によってレモンを加えるのが一番おいしい。
すなわち、キンカンを手に入れたらそのまま食べてみて砂糖の量を判断し、レモンを加えるかどうかを決めること。
宮崎のキンカンは全国一の生産を誇っているようで、そのものずばり[たまたま」]ブランドは有名らしい。
確かにこれは糖度も高く酸味もあり、今まで食べた金柑の中では一番おいしい。
2019年2月14日 (木)
2019年2月13日 (水)
2019年2月11日 (月)
2019年2月10日 (日)
2019年2月 9日 (土)
2019年2月 6日 (水)
きんかんジャム
先月「きんかんジャム」をいただき、そのおいしさに驚いて自分でもできないかと挑戦して4度目となる。ちょっとした条件で出来映えが変わるのだが、やはりなんと言ってもキンカンの素材が大きい。
右の写真の糖度20度というキンカンは見事だった。甘いし美しいし、これ以上のキンカンは他にはあるまい。
だがまてよ、今の果物は甘いのが取り柄で酸っぱさは評価されていない。イチゴしかり、リンゴしかし、ミカンしかり、ブドウしかり、挙げ句の果て野菜まで甘さが評価されているほど重要となっているが、キンカンなんてあの酸っぱさとほろ苦さが何とも言えない魅力なのに… と、寂しさを感じる。
ジャムに酸っぱさを求めるならお酢やレモンを加えればいい。確かにそうかも知れない。が、わたしはそれを素材に求めた。その辺の農家の庭に生えているような「こん太」のようなキンカン園による栽培品ではない雑種なら酸っぱさが残っているはず。
それで無人販売とかスーパーの一番安いキンカンを買って来て煮てみた。
それが上の写真で見てすぐ解るように左が「こん太」で右が雑種で安いヤツ。左は甘く美しく雑味がない純粋なきんかんジャム。右は砂糖を入れてあるからもちろん甘いが酸味も豊富でほろ苦さもしっかりあり雑味も多く、色も汚く粒が小さく、ジャムとかお菓子には適さないということが解った。うまいマズイで言えば右はうまくない!...
しかし、今や失ってしまった酸味やほろ苦さが楽しめることに大いに存在価値がある。
わたしは写真のように同じ皿にだし、珈琲の受け菓子として交互に食べることにしている。
2019年2月 5日 (火)
2019年2月 4日 (月)
2019年2月 3日 (日)
ヤマハGT-CD1 復活
30年前に買ったCDプレーヤーが壊れたのですっかりあきらめていたが、念のため修理に出してみたらなんと見事に復活して帰ってきた。
約30年も経っているのに未だに修理できるなんてYAMAHAすごい!!!
治ってきて最初に聴いたCDはコレッリの合奏協奏曲 作品6全曲をB&WのCM9スピーカーで。
今はバッハの無伴奏チェロ組曲(カザルス)5・6番をJBLのLancer44スピーカーで聴きながら喜びを噛みしめている。
2019年2月 2日 (土)
男の勲章
見てやってください、アマティの誇らしいしもやけタマタマです。
いま、優生保護法とはいえ強制不妊手術を行われてきたことが話題になっています。
動物の不妊手術も同じように、飼い主の都合で行われている虐待とかぶってしまって仕方ありません。動物もイヤとは言えないんですから……
まぁ、それはともかくとして、普通Labrador retrieverといえどももう少し毛に覆われているのですが、なぜかアマティはその部分にほとんど毛がありません。
したがって、雪山に行くといつもこのように赤くなってしまいます(少し腫れてるようにも思えます)。
本人は特に痒がる訳ではありませんがやはりシモヤケ・アカギレの類ではないのかと少し心配になります。
この状態は家に帰っても2〜3日続くことになるのでわたしは、疲れて寝ているアマティに近寄り、暖まるように 手のひらに載せてコロコロと転ばせながら「早くよくなれ〜早くよくなれ〜」とつぶやいていますが、効果の程は今のところ出ていません。
2019年2月 1日 (金)
雪山貸切
待ちに待った雪山です。2月に入るまで雪が積もらなかったなんてイライラも絶頂に達していましたが、やっと静岡県内でもアチコチに雪が積もりました。
アマティは昨年の夏は万年雪に出会ってないので、まさに1年ぶりの雪山。
もう興奮しっぱなしで雪中を駆け回っています。
立山は毎年数回も登っているお気に入りの山です。
今回も誰1人合うことなく、リードを離して走りっぱなしです。
ただ20〜30cmもの新雪だったので、ラッセルしながらの登山はもうこの年では大変です。無雪期の倍以上の時間がかかりました。
こんなに何度も登って地形が頭の中にたたき込まれている山なのですが、登りに2度もルートを見失い探し回りました。すれ違うのは鹿の足跡だけです。