長すぎる楽譜
BACHの無伴奏チェロ組曲 第5番最初のプレリュードの楽譜は長いので譜めくりが必要となります。
普通の楽譜はいかに譜めくりが必要ないように製版や製本を工夫するものなのですが、この曲に限っては譜めくりの無い楽譜(見開き楽譜)は見たことがありません。たとえあったとしても音符や五線を小さく縮小して詰め込まねばならないので、こんどは読むのが不可能となります。
この曲はわたしの知っている限り一番少なくて3ページ(フルニエ版)、多いものは5ページ(トーベル版)にわたります。(途中休符なし)
これではなかなか通した練習が出来ません。(早く暗譜してしまえばいいのだが)
写真の楽譜は横山真一郎氏のスラーと指番号をカットした大変すばらしく重宝な楽譜。
プレリュードだけを綴じてみたけど、4枚(見開き2ページ)はグランドピアノの譜面台いっぱいに広がり余り実用的ではありません。
仕方なしにスタンド式譜面台を2台つなげてこの楽譜を載せれば形は整いますが、スタンド式は背面が板では無いために、せっかくスラーや指番号を書き入れたかったのに書き込みが出来ない欠点があります。
話しにはロール式の譜面台やペタルで譜めくりするものがあると聞きますが、またディスプレイで自動的に楽譜が進むものもあるようですが、やはり楽譜は鉛筆で書き込めるのが命だと思います。
う〜む、どうしたら気持ちよく練習できるのでしょうか?…
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