金山神社の「寄りかかり狛犬」
元職だった浜松での職場の大イベントがあり、その会場に行くと中にあるのがこの金山神社の一風変わった狛犬。わたしはこれを「寄りかかり狛犬」と呼んでいる。門柱と一体で作られたのかどうかは不明だが、門柱に寄りかかるように安置されているからだ。
家康に関連する由緒ある神社だが、銘はないものの江戸時代後期〜明治にかけてのものと思われる。それにしても、狛犬としてはとてもユニークな形をしておりほほえましいお姿である。
左が阿、右が吽の形相をしているが右は明確で無いのは1部欠けているのかも知れない。
正面の姿は滑稽を通り越してふてぶてしさを備えているが、イヌではなく獅子の顔だ。
本殿前には普通の狛犬が安置されているが、これは銘があるのだが読み取ることはできなかった。こちらは寄りかかり狛犬と違って阿吽の形相が逆なのが気になる。この狛犬たちはなぜ形相を統一しなかったのか?あるいは何処か他から持ってきたものか? あるいは、そんなことは神社にとって些細なことなのか?
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