中津川の “栗きんとんめぐり”
昨年、中津川に行ったときに中津川駅前の物産館で「栗きんとん祭り」をやっていた。その場でわたしの所望する[山栗]を売っていたので、それを欲しくて中津川に行ってきました。
今年も「栗きんとんめぐり」を大々的にやっていましたよ。
ただ、栗きんとんに関してはわたしは自分で作って、商品とは比べものにならないほどのおいしいきんとんを食べているので余り興味は湧かなかったけれど、念のためプロの作ったものを買ってみました。でも、どれも同じで、栗の粒が入っているかどうか?そしてそれが口にあたる量はどうか?とか、渋皮を全て排除してあるかどうか?とか、練り方が若干違う程度で、どのお店の栗きんとんも余り違うものではないということがよくわかった。さらにわたしたちが作って食べているきんとんがいかにおいしいかと言うことも良くわかった!
さて、しかし、栗菓子と言えば栗きんとんではなく[栗粉餅]である。こちらはなかなか手に入らない。栗粉餅は一般的には販売は冷凍物に限られている。まれに生もので販売されていることもあるが、それは添加物を多くしないと商品にならない。
ところがその生ものの栗粉餅が[栗きんとん巡り]で販売されていた。工場製の栗粉餅は枠の中に栗粉を敷きその上に餅を載せてさらに栗粉を被せるという手法を取っているのだが、1件だけ[和菓子処 一茶堂]という店の栗粉餅だけが、餅一つ一つに丁寧に栗粉を着せてある製品を見つけた。
ところがその生ものの栗粉餅が[栗きんとん巡り]で販売されていた。工場製の栗粉餅は枠の中に栗粉を敷きその上に餅を載せてさらに栗粉を被せるという手法を取っているのだが、1件だけ[和菓子処 一茶堂]という店の栗粉餅だけが、餅一つ一つに丁寧に栗粉を着せてある製品を見つけた。
これは本物の栗粉餅にかなり近いのではないかと思って買ってみた。
いっさいの保存料を用いていない旨の表示があり、脱酸素剤で封印されていた。
たしかに他社製品の栗粉餅よりはかなりマシだが、出来上がって数時間経過しているからか餅はすでに堅く栗のかおりもしないし、第一フワフワ感がない。
裏打ちされた栗粉はかなり太く、粗めの金属製の裏打器を使っているかも知れない。(やはり栗粉餅は極細の馬の毛を使った裏打器で作って欲しい) なんて生意気な感想を述べておく。
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