大嫌いな歯医者
今年の2月くらいから左の首・肩のこりが酷く、整形外科や整体治療院を歩き回り、また運動に励み努力してきたがますます酷くなるばかりであった。
1番の問題は60年も引き続けているチェロの奏法による欠陥かと悩み、しばらくチェロを遠ざけても一向に改善の気配は無し!
とうとう首も回らなくなり(元々首の回りはよくないのだが)いよいよ整形外科で痛めている頸椎の手術でもしなければならないかと覚悟しかけた昨日の早朝、目が覚めたら左の奥歯がすごい勢いで痛む。
これは整形より歯医者が先だなと5年前に治療を受けたキリになっているクリニックに電話して予約に押し入り、見て頂いたら「虫歯ではありません。歯の間に食い物が詰まり炎症を起こしている」のが原因とのことで被せてある金属を取り除いたら痛みはサ〜ッと取れた。
ヒェ〜、この3ヶ月は何だったんだ?
元来わたしは歯医者嫌いで、この5年間1度も歯石も歯垢も除去したこともなく、歯磨きも夜寝る前に1分ほどしかやらぬが、いまだに歯は全部自前である。(被せている歯は多いが) ちょっとしたそんな自信が今回の悲劇を招いた。
それにしても、チェロの奏法から来る故障でなくてよかった・・・・・・・・
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コメント
まぁ、歯医者好きな方もおらんでしょうが、歯科医師に対して「歯医者大嫌い」とは、我々に対してちょっとと思います。国民から嫌われた職業でもありませんし。高齢者時代を向え、われわれが30年以上も前に言ってきたことが、今になってその重要性を医科の先生方もやっと理解されてきています。
誤嚥性肺炎、また心疾患に見られる細菌性心内膜炎などは歯周病によって引き起こされることが多いです。このようなことは30年以上も前に唱えられたことが、(その当時は少なかったですが)高齢者社会になってやっと重要視されてきたということです。
5年間も歯石を取っていないとは自慢にもなりません。恥じるべきです。
年齢的にも半年に一度の除石は必要ですね。(自分の歯を大切にしたいと思うなら)。そのようなことは患者様の自由意志でいいのです。でもね、歯科治療の大切さが解る患者様は、おのずから歯科医院に出向いてきますね。
どうぞ、歯医者を好きになって下さい、と言っても無理でしょうが、歯医者さんと仲良くなさってください。
医療全体から見ますと、歯科(口腔領域)はほんの一部のように見えるかも知れませんが、体(カラダ)全体から見ると、口腔疾患があって全身疾患を伴う病気はかなり多いです。
以上です。
私は、歯科医師で、アマチュアのチェロ奏者・アマチュアのチェロ製作者です。チェロは毛利巨塵さんにお世話になっています。
投稿: 西海栄一 | 2017年5月11日 (木) 11:24
西海栄一様
コメントおよびご教示ありがとうございます。
確かに歯医者嫌いは失礼でした。「歯の治療がキライ」と言うべきですね。
まぁ、40〜50年前の歯の治療は「痛くてもガマンしろ」といった先生にしかお世話になっていなかったので、トラウマになっているのは事実です。
今の先生も看護師さんもとても優しいけれど、やはり拘束された恐さがあります。
しかし、歯周病の恐さにはおどろきです。除石を心がけねばなりませんね!
西海様のFBから[CePiA]のチラシを拝見しました。大澤氏はわたしの元弟子です。ボクも聞きに行きたいとは思いますが、毛利氏にも聞いて欲しいとお伝えください。
投稿: yopi | 2017年5月11日 (木) 22:34
大先生を前にしまして、大変失礼いたしました。
でもね、自分の体は自分で守ってくださいね。
当院の患者様で80歳過ぎた方でも、30歳代と同じくらいの方が何人もいます。口腔衛生を指導してきて、自分でもびっくりしています。そういう方は定期的除石はきちんとしていますね。最近高齢者をよく見ますと、健康な方は姿勢がいいですね。背中ピシッとしてますね。
さてCePiAですが、このピアノの落合崇史は当地区出身ですので、チェロの伴奏をお願いしています。作曲家ですが、よく教えてくださり勉強になっています。
8/20本番ですが、その前日(8/19)リハーサルのつもりで院内コンサートをお願いしました。お客さんは、当院の患者さんがほとんどですが、まあ、このような医療機関があってもいいかな、という感じでやっています。
大澤さんのチェロは、一度だけ聴きましたが、それはそれは素晴らしい音でした。
毛利さんのレッスンは、今では年一度くらいです。多忙でなかなか行けません。
チェロ作りは現在8作目、Domenico Montagnana Violoncello 1742 “Jarnaker” で作っています。私が教えてもらいましたのは35年前のこと。今は作り方も変わってきていますね。本音いいますと、本当は何がいいのかわからなくなってきました。FBを通じて交流はあります。また、詳しく教えてもらったり(教えたり)で、最終的には自分の流儀を崩さない方がいいものができるのかもしれません。生意気言うようですが、これはアマ・プロのない世界だなと思っています。
長々と申し訳ございません。
また何かの機会がありましたら、よろしくお願いします。
投稿: 西海栄一 | 2017年5月12日 (金) 20:29