永井 進、兎束龍夫、小沢 弘 ピアノ三重奏団
この写真は2009年、昔の小学校の音楽教科書を整理していて偶然見つけたもの。
チェロの師匠である小沢先生の写真は1枚も持っていないだけに、貴重な一枚なのだ。
写真が載っている教科書は1947年の発行だから撮影されたのはそれ以前であろう。
では一体この先生方がいくつの時だろう? 暇なのでその謎解きをしてみた。
永井進(1911〜1974)、兎束龍夫(196〜1985)、小沢弘(1902〜1965)で、小沢先生が亡くなったのは63才、わたしが藝大4年生の4月だったところから計算すると、写真の永井先生(ピアノ)は35才、兎束先生(ヴァイオリン)は40才、小沢先生(チェロ)は43才と言うことになる。
この時代ということは、東京音楽学校(現東京藝大)の同僚と思われる。
この写真が撮られて20年後、わたしが東京藝大に入学したとき3人は大教授だった。
写真からは何の曲を演奏しているのか解読できない、いったいどんな音をだしていたんだろうか?
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コメント
貴重なお写真をありがとうございます。
今朝、兎束先生のレッスンを受けている夢を見て懐かしさのあまり、先生のお写真を探しておりました。
小沢先生の息子さんの少し後輩です。
投稿: おとま | 2025年4月 6日 (日) 09:49
おとまさま
書き込み、ありがとうございます。
とても懐かしい写真ですよね〜
どんな音だったんでしょうね〜
チェロの豊君ですか?
ボクはピアノの純君と同期です。
45年入学かな。
古い写真ですがお送りします。
投稿: yopi | 2025年4月 6日 (日) 19:33
お返事をありがとうございますm(_ _)m
お写真もありがとうございますm(_ _)m
豊さんは数年前に亡くなられました。
亡くなる2年くらい前でしょうか、豊さんの学年の仲が良かった人達の集まりでお会いしたのが最後になりました。
昭和40年前後に小沢先生が芸高の校長をされていて、その後に兎束先生が校長になられて、私は兎束先生が校長の時に入学しました。その時の3年生だったのが豊さんでした。
ラッパの光信さんはご存知でしょうか?
私は新日フィルでしたので光信さんとはずっと一緒でした。
投稿: 戸松智美 | 2025年4月 7日 (月) 12:01
戸松智美さま
豊君ねぇ、なんでそんなに急いじゃったかねぇ!
そんな噂話を聞いてびっくりしていました。
投稿: yopi | 2025年4月 7日 (月) 19:27