世にも不思議な夫婦狛犬 〜神部(かんべ)神社〜
山梨県須玉インターから信州峠に向かう途中の神部神社は片田舎だが大変格式の高い神社だった。拝殿脇には能舞台も備わっている。(奥の本殿の創建は1613年)
神殿型狛犬が向き合ってこちらをにらんでいるが、拝殿前に小さなカワイイ狛犬がこちらをやさしく見つめている。
軒下に安置されているのでなかなかいい状態だが和犬をモデルにした1720年作のものらしい。
右列の写真がが拝殿に向かって右側で左列が左側に配列されている。
胴体は両方とも大変似ていますが顔つきがかなり違う。耳の形も違い、目の作りがまったくと言っていいほど似ていません。右は風化が激しかったのか右側は作りかけだったのか?
狛犬としては珍しく阿吽の体を成していませんが口裂き方が違います。
さらに、ものすごいオドロキを発見しました。わたしにとっては世紀の大発見です。
右の狛犬の股間を見て下さい。はっきりとチンチンが見て取れるのです。
わたしは江戸時代に作られた狛犬を探し回って見てきたのですが、こんなのは始めて! ちなみに左側には付いていませんよ!チンチンを発見してからは興奮してしまいカメラを持っても震えるほどでしたが、2頭を並べて撮しました。
この写真からも右側のワンちゃんにははっきりチンチンが確認出来ます。
この子たちは世にも不思議な[夫婦狛犬]なのです。
アマティを座らせると大きさの比較ができます。右側の写真は男同士です。
能舞台でアマティに舞わせてみたかったのですが、そうはいきませんね!
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