芭蕉天神宮の古式狛犬
由比から富士宮に抜ける細い街道(昔の塩の道)の大晦日(おおずもり)村に、目を疑うような風格のある芭蕉天神宮がある。(右端にアマティが写り込んでいる)
拝殿には阿吽の狛犬が向き合う形で鎮座している。年代は明治7年と読み取れる(?)見事な狛犬で、右の阿は2匹、左の吽は1匹の子どもをかかえている。(ただし、親の顔に比べれば子どもの顔は気を抜いた作品にも見える)
まぁ、これはいいが会いたかったのは拝殿の奥の神殿をお守りしてる古式狛犬なのだ。
このように拝殿をにらむように神殿をお守りしている。
お顔は阿吽とも鼻の上にシワを寄せた漫画チックな表情。特に吽は口を閉じているのに歯は剥き出している(虫歯で歯が欠けているようにも見える)。 口、歯、目を赤く塗ったのはダレの仕業?迫力を出させたかったのだろうがボクは好きではない。
右の阿は前足が折れてしまったとみえて補修してあったがあまり上手にはできていない。
しかし、静岡県にもこれだけの狛犬があった(残っていた)し、それに会うことができたのは大変うれしい。
拝殿の横の急な階段を下りていくときれいな沢に出られる。
アマティは昨日シャンプーしたばかりだが、水を見てしまったらもう制止は利かない。
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