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2016年9月 4日 (日)

[瞬]の大サプライズは天然鰻丼

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わたしには3人のマゴがいるのだが、そのマゴたちは鰻が大好き!
わたしの所に来ると鰻を食べさせてもらっているので、わたしのことを「ウナギのジイ」と呼んでいる。
きょうは1番小さな小三のマゴを連れてきたのだが、このカマ焼き・尻尾焼は喜んで喰っていたが、胆焼は苦そうな顔をして苦しんでいたので、わたしが全部頂いた。

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これは頭焼。これはうまい! わたしもマゴも骨までバリバリ食べたが、さすがに一番大きな頭は骨が残った。

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さて、うなぎ丼です。この9才のマゴはいつも大盛りを頼むので、大盛りご飯とたれだけでいいとお願いしたのになんと大串ウナギが3枚も乗った超豪華版でした。カアサンの丼もセットされたのですが、わたしのはまったく運ばれてきません。まさか忘れられてるんではないかと心配になりましたが、カウンターに座って話しながら待っているのでそんなことはあるまいと言い聞かせていました。
「じっくり丁寧に仕上げました。鰻屋を代表する天然鰻です」という親方のメッセージと共に運ばれてきた丼を見て「ハッ」と思いだしたのは、先月この店に来たとき「ボクはまだ天然鰻を食べて満足したことが無い」の一言だった。そもそも天然鰻を扱う店は浜名湖周辺でも数えるほどしか無く、貴重品的存在なのだが[瞬]にも毎日入荷があるというのです。
わたしがこどもの頃、川でウナギを捕ってくると高知出身の母はそれを関西風に焼いてくれたものでした。その味を思うと今の天然鰻はやや臭みがあるのと脂はのっているけど淡泊な感じでおいしいとは感じなかったのです。 四国に行ったとき四万十川の天然鰻を食べて「もう天然鰻は食わない」と誓ったのでした。
そんな話をしていたのを思い出しながらこの天然鰻を喰ってみると、これはおいしい!身が分厚く表も裏もパリパリしながら身は口の中でトロリと溶ける食感。ウナギの香りと味がしっかりしているのは養殖鰻とは違ってじっくり焼き上げた親方の腕前。「あぁ、やはり天然鰻って養殖鰻よりはるかにおいしいんだ」を実感しました。

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