テールピース交換
今まで使っていたテールピースが割れてしまい古いテールピースを取り付けたらこれも割れかかっていたので、あわてて楽器屋さんにお願いして取り寄せてもらった。
そんなわけでこの1週間にドイツ製黒檀、ドイツ製ローズウッド、ドイツ製プラスチック、フランス製黒檀と4つのテールピースを取り付ける機会があったのでレポートできればいいなぁと思ったのだが、これがなかなか難しくてうまく書けそうにない。
テールピースは弦の振動をそのまま受けるものなので、材質・構造・形態がそのまま音に影響することは言うまでもない。わたしのドイツ製の黒檀のテールピースは長年使い込んだもので大変気に入っていたが壊れてしまったからもうあの音には戻れない。
楽器屋さんには黒檀製を注文しておいたらドイツ製とフランス製の2本を取り寄せてくれた。わたしは迷わず軽い方を選び、さらに裏側を削ってもらい極限まで軽くしてもらった。
プラスティック製:材質が軽いためかとてもレスポンスがよく弾きやすいが、音色的には深みに欠ける。
ローズウッド製:音に深みが加わり楽器全体がよく鳴るが、音の輪郭がはっきりしない。左手の負担が増える。
新黒檀(写真):音色的にはとても好きな感じがするがG,C線の発音が遅れる。
昨日取り付けて今日弾いただけの感想なので、何処まで正確かはわからない。
おそらく弾き込むことによって右手・左手の奏法を工夫し、自分好みのテールピースと化していくのだと思う。
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